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またたび性玩具研究所 1
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「あんっすごいっ!気持ち…気持ちいいよお…っ!またいっちゃう…っ!はううん!あん!あああん…!
」
高野千種は、簡素なベッドの上、四つん這いの姿勢で、箱型の機械から突き出てうねり、ピストンするディルドにアナルを犯されて、激しい快感に悶え狂いそうになっていた。
「気持ちいいのお…っ!ああん!出る!出ちゃうからあ…っ!」
千種は背を丸めて、そのペニスから白いものを射出した。
「ああんっ…!あん…あん…んん~…」
千種が達しても、機械は容赦なくアナルを力強くえぐり続ける。震える手でスイッチのある位置を探り、電源を切る。ようやく機械は止まった。ゆっくりとアナルからディルドを抜く。
「はあ…ん…」
千種がぱたりとベッドに倒れこむと、背後のドアから二人の男が入ってきた。
「千種くん、ご苦労様。じゃあ、またレポートを書いてね。」
そう言う男のそばに立つ青年が千種にアンケート用紙を渡す。
「頑張ったね」
と、優しく声をかけられる。千種はさっき達したばかりなのに、アナルがせつなく収縮してしまうのを感じた。
それは、一か月前のことである。念願の運転免許証を取得した千種はマイカーが欲しかった。
本当は父が新車を買い、今使っているものをお下がりでくれる予定だったのだが、霧の濃い晩、物損事故を起こし、車は大破した。幸い、父に怪我はなかった。だが、千種はマイカーを手に入れる当てを失ってしまったのだ。
こうなったらバイトでもして、車を買うしかない。
効率よく稼げるバイト…と言えば、治験だと大学のサークルの先輩に教えられ、探し当てたのがここ、”MSL”のバイトだった。日当三万円は、千種には魅力的だった。十八歳から三十歳の健康な男性を募集。条件にも合っている。夏休みを利用して、いっぱい稼ごうと千種は張り切った。
電話でアポをとり、実際に電車で三時間かかる田舎のラボに着くと、木造のぼろい校舎のような建物の門に、『又多比性玩具研究所』と書かれた板が打ち付けられていた。
「MSL…マタタビ…セックストイ・ラボラトリー…?」
千種はそこで、入るのにためらったが、結局約束通り面接を受けた。
中は改築されて、清潔な病院のようだった。
受付を通り、案内された応接室に行って待っていると、二人の男が入って来た。二人は名刺をくれた。一人は、初老の男性で所長の又多比五郎、一人は千種と大して年は違わないであろう青年、助手の白木麗。
麗は名前の通り美しかった。切りそろえられた黒髪はさらさらと流れて、切れ長の目を時々隠し、細い鼻筋と形のよい薄い唇が一見冷たそうな印象を与えるが、常に口角を上げていて、気にならない。
同性なのに見つめられるとドキドキしてしまう。
治験の前に、体力測定、身体測定、心理テストを行い、アンケートにも答えた。
性体験の有無、恋人やセックスフレンドの有無、週に何度セックスするか、週に何度オナニーを行うかなど…。
そして、実際に治験が開始された。
窓のない、ベッドが一つあるだけの狭い部屋で、千種はぶよぶよとした筒のようなものを渡されて、それを試すように言われた。筒の内部には大小さまざまな突起があり、また、小さな箱型の電源に繋がっている。そこについているスイッチを押すと、筒がぶるぶるといやらしく振動した。
所長と助手は、千種を置いて退出した。部屋にはカメラが設置されていて、外でモニターするらしい。カメラの場所は教えてもらえなかった。
千種はペニスに筒を被せると、スイッチを押した。
「あああっ…」
人間では不可能な、微細な振動と、筒の内部の粘っこく吸い付くような感触。
「やっ…!こんなの…こんなのすぐいっちゃ…ああ…っ!もう、出るっ!出ちゃううーっ!!」
千種は、女性経験がなく、また、マスターベーションの際、玩具を使ったこともなかった。
初めての快感に、千種は全身をびくびくと震わせ、余韻に浸った。
「ああ…こんなの…っこんなのはじめてだよぉ…!」
しばらくして、所長と助手が入ってきた。
「ご苦労様、千種くん。かんたんなアンケートに答えてね。この四角にチェックして、あと他に感じたことがあったら、出来るだけ細かく書き込んでね」
麗に渡されたアンケートには、匂いが気になったか、音は大きいか、不便に感じたことはないかなど書かれている。
「二時間休憩したら、次の性玩具を試してもらうから、ゆっくり休んでね」
二時間したら、また…?千種はドキドキした。
」
高野千種は、簡素なベッドの上、四つん這いの姿勢で、箱型の機械から突き出てうねり、ピストンするディルドにアナルを犯されて、激しい快感に悶え狂いそうになっていた。
「気持ちいいのお…っ!ああん!出る!出ちゃうからあ…っ!」
千種は背を丸めて、そのペニスから白いものを射出した。
「ああんっ…!あん…あん…んん~…」
千種が達しても、機械は容赦なくアナルを力強くえぐり続ける。震える手でスイッチのある位置を探り、電源を切る。ようやく機械は止まった。ゆっくりとアナルからディルドを抜く。
「はあ…ん…」
千種がぱたりとベッドに倒れこむと、背後のドアから二人の男が入ってきた。
「千種くん、ご苦労様。じゃあ、またレポートを書いてね。」
そう言う男のそばに立つ青年が千種にアンケート用紙を渡す。
「頑張ったね」
と、優しく声をかけられる。千種はさっき達したばかりなのに、アナルがせつなく収縮してしまうのを感じた。
それは、一か月前のことである。念願の運転免許証を取得した千種はマイカーが欲しかった。
本当は父が新車を買い、今使っているものをお下がりでくれる予定だったのだが、霧の濃い晩、物損事故を起こし、車は大破した。幸い、父に怪我はなかった。だが、千種はマイカーを手に入れる当てを失ってしまったのだ。
こうなったらバイトでもして、車を買うしかない。
効率よく稼げるバイト…と言えば、治験だと大学のサークルの先輩に教えられ、探し当てたのがここ、”MSL”のバイトだった。日当三万円は、千種には魅力的だった。十八歳から三十歳の健康な男性を募集。条件にも合っている。夏休みを利用して、いっぱい稼ごうと千種は張り切った。
電話でアポをとり、実際に電車で三時間かかる田舎のラボに着くと、木造のぼろい校舎のような建物の門に、『又多比性玩具研究所』と書かれた板が打ち付けられていた。
「MSL…マタタビ…セックストイ・ラボラトリー…?」
千種はそこで、入るのにためらったが、結局約束通り面接を受けた。
中は改築されて、清潔な病院のようだった。
受付を通り、案内された応接室に行って待っていると、二人の男が入って来た。二人は名刺をくれた。一人は、初老の男性で所長の又多比五郎、一人は千種と大して年は違わないであろう青年、助手の白木麗。
麗は名前の通り美しかった。切りそろえられた黒髪はさらさらと流れて、切れ長の目を時々隠し、細い鼻筋と形のよい薄い唇が一見冷たそうな印象を与えるが、常に口角を上げていて、気にならない。
同性なのに見つめられるとドキドキしてしまう。
治験の前に、体力測定、身体測定、心理テストを行い、アンケートにも答えた。
性体験の有無、恋人やセックスフレンドの有無、週に何度セックスするか、週に何度オナニーを行うかなど…。
そして、実際に治験が開始された。
窓のない、ベッドが一つあるだけの狭い部屋で、千種はぶよぶよとした筒のようなものを渡されて、それを試すように言われた。筒の内部には大小さまざまな突起があり、また、小さな箱型の電源に繋がっている。そこについているスイッチを押すと、筒がぶるぶるといやらしく振動した。
所長と助手は、千種を置いて退出した。部屋にはカメラが設置されていて、外でモニターするらしい。カメラの場所は教えてもらえなかった。
千種はペニスに筒を被せると、スイッチを押した。
「あああっ…」
人間では不可能な、微細な振動と、筒の内部の粘っこく吸い付くような感触。
「やっ…!こんなの…こんなのすぐいっちゃ…ああ…っ!もう、出るっ!出ちゃううーっ!!」
千種は、女性経験がなく、また、マスターベーションの際、玩具を使ったこともなかった。
初めての快感に、千種は全身をびくびくと震わせ、余韻に浸った。
「ああ…こんなの…っこんなのはじめてだよぉ…!」
しばらくして、所長と助手が入ってきた。
「ご苦労様、千種くん。かんたんなアンケートに答えてね。この四角にチェックして、あと他に感じたことがあったら、出来るだけ細かく書き込んでね」
麗に渡されたアンケートには、匂いが気になったか、音は大きいか、不便に感じたことはないかなど書かれている。
「二時間休憩したら、次の性玩具を試してもらうから、ゆっくり休んでね」
二時間したら、また…?千種はドキドキした。
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