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魔族の村
転生少女救出作③
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光花宿舎……
光の聖魔剣が神殿の祭壇に突き刺さった翌日……
アルファリオは、盟主部屋で椅子に座って考え事をしていた。
彼は、まだ……リーミアが連れ去られた事など知らず、昨夜は夜遅くまで、盟主であるリーミアの護衛に誰を派遣させるのか……等の話し合いが夜遅くまで掛かった。
誰を護衛に付かせるのか、どんな選考があるか……皆に訪ねて見たが、彼は……発言した事に対して半分後悔した。
そもそも……光花と言うグループでありながら、盟主の護衛役となると、大半の者は遠慮してしまって中々決まらなかった。
光花には彼女の年齢や体格も大きい男性陣や女性達がいるが……いざ実力となると……彼女の右に出る者は居なかった。
魔の森では、それが大きく証明される場面に遭遇した……と言う事をアルファリオは後に元メンバーのアルムから聞き知る。光花連盟で結成されたメンバーで、総掛かりで倒した魔物の群れを、後から追い掛けて来た同じ魔物をリーミアは一瞬で倒したとの噂だった。
桁違いの実力だから、彼女の護衛は必要無いと言うのが、彼等光花メンバーの意見だった。少なくとも会議室に集まっている面々は、盟主であるリーミアの噂は聞いた事がある者達ではあった。
「現在盟主殿は王立病院にいるのか?」
会議に参加した最近入隊した者が尋ねる。
「ああ、何者かの不意打ちを喰らい、現在病院で入院中である」
「あれだけ強そうに振舞って居ながら、敵に攻撃されるとは情けないな……」
エムランが呆れた口調で言う。
「いや……今回は、盟主の不注意とは言い切れない。かなり離れた位置からの攻撃だったらしい、むしろ……そんな攻撃を交わせる方が凄いと思うよ」
アルファリオの言葉に、周囲は沈黙してしまう。
「怪物並みの力がある盟主だから……護衛には怪物位が丁度良いのでは無いの?俺達の様な普通の人間では役不足だろうから……」
エムランが大声で言う。
「ハア……怪物もどきが良く言うわ……」
相変わらず的確なツッコミをシャリナが言う。
彼女の言葉を聞くなり、エムランはシャリナを睨み付ける。
夜遅くになっても、話しがまとまらず、結局……アルファリオは、盟主部屋の横長椅子で寝る事になった。
翌日、早朝
その日の朝まで彼は、リーミアが王立病院の病室に居ると思っていたが、朝早くにレネラが盟主部屋を、バンッと扉を良く叩き付けるような開け方をして駆け込んで来た。
「ふ……副盟主、いえ……アルファリオはさん!大変です、王宮から速達の伝聞が届きました!」
「何だって!」
彼は急いで、届いた羊皮紙を受け取るなり、その筆記体をみるや、彼は嬉しそうな表情で……
「アスレイウ様からだ……」
と、彼は言うが……伝聞に書かれた内容に目を通すなり彼の表情は一変した。
「う……嘘だ、そんな事有り得ない……何かの間違いだ、きっとこれは……!」
「何が書かれているのですか?」
気になったレネラが彼に近付いて尋ねる。
「これを読むと分かる!」
そう言っていると、今度はマイリアが盟主部屋に駆け込んで来た。
「副盟主さん、神殿からの通達が来ました!」
「貸してくれ」
アルファリオは神殿からの通達に目を向けた。
「まさか……!」
アルファリオは絶句した表情で羊皮紙を掴んだ。その様子をマイリアは不思議そうな表情で見つめる。その直後……
「えー!」
レネラが速達の文面を見るなり、大声で叫んだ。
「ど……どうしたのよレネラ?」
「り……リーミアちゃんが、連れ去られたのよ!」
「ええー!」
レネラの言葉にマイリアも大声で叫んだ。
「それだけではない、ルーミちゃんも突然のショックで、現在……彼女も入院している。一体……昨夜王立病院で何が起きたんだ?聖魔剣は神殿に戻って来たと、大神官様からの通達だ……!全く、何が……どうなっているのだ?」
剛腕揃いの光花、その中でも年少に近く盟主であり、グループ内には彼女に敵う者など居ないと言われた盟主であるリーミアが連れ去られた事は、彼等にとっては信じられない出来事だった。
「い……一体、これは、どう言う事態ですか?」
「分からない。ただ……僕が想定してた以上の事態であるのは間違い無い。すまないけど……宿舎内にいるメンバー達全員を至急会議室に集合するよう伝えて欲しい!」
「分かりました!」
レネラとマイリアは、急いで皆に集合するように呼び掛け回る。
想定していた以上の事態にアルファリオ自身困惑していた。
彼は、神殿から届いた文面を改めて見返す。そこには……「リーミア様は、現在、魔族の村付近に居る」と言う内容が書かれて居た。
(まさか、セフィー殿が先日申し上げた事が、この様な形で起きるとは……)
この状況を誰か他の人に任せて、自分だけ何処か遠くに逃げてしまいたい……と言うのが彼の本音だった。
光花宿舎での緊迫した状況がさらに高まっていく中、アルファリオは盟主であるリーミアが連れ去られたという衝撃的な知らせに直面していた。彼の頭の中では、どうすればこの事態を打開できるか、様々な思考が巡っていたが、まずは全てのメンバーを集め、状況を冷静に分析し対策を立てる必要がある。
宿舎内では、レネラとマイリアが慌ただしく駆け回り、メンバーたちに緊急の集合を呼びかけていた。皆が会議室に集まり始めると、徐々にざわめきが広がっていく。
「どうして盟主殿が連れ去られたんだ?」
「誰がそんなことを?」
「どうやって盟主に近付けたんだ?」と口々に疑問が飛び交う中、会議室の扉が開きアルファリオは静かに会議室に入ってきた。
彼は上座の席を見つめた。つい……先日、褒賞式の発表の時には盟主と副盟主が居た座席が3つ並べられていた。彼は右端の席に腰を降ろしたが……今回は中央の席に座った。
「皆……静かにしてくれ、昨夜夜遅くまで会議に参加して貰いながら……今朝は早くから出てきて大変申し訳無いが……我が光花にとって凄く重要な深刻な事態が発生した!」
彼の言葉により、会議室は一瞬で静まり返った。
「もう既に聞き知っている者もいるかも知れないが……我等が盟主が何者かによって、昨夜連れ去られたとの報告が舞い込んできた」
アルファリオの言葉に緊張が走る。メンバーたちは顔を見合わせ、不安の色が広がっていた。
「だが……それ以上に我々は恐ろしい事態にちょい直面している事を皆も心得て欲しい」
アルファリオは皆に向かって事の詳細を報告した。
「失礼ですが……盟主は何処へ連れ去られたのですか?」
アルムはアルファリオに向かって発言する。
「魔族の村に居る可能性が強いと思われる」
「なるほど……まあ、我々全勢力で向かえば、何とか助かるかも知れないな……」
レティウが余裕の表情で発言した。
「油断は禁物だぞ、魔族の村と言っても……もしかしたら敵対関係にある聖魔剣の使い手も居る可能性が大きい」
それを聞くなり、周囲は騒然とした。少なくとも、現在集まっている光花のメンバー達は、先日リーミアが剣を抜刀した場面を見ていた。それ以上に魔の森を浄化させる勢い、それに同等かも知れない力を持つ者。普通に挑めば、間違い無く自分達は太刀打ちされる事無く、全滅だと誰もが思った。
その直後だった……
マイリアが会議室の扉を開けて、アルファリオに小声で話し掛ける。
「どう言う事だ……それは?」
「それが……私にも分からないのですが……どうしましょうか?」
マイリアとアルファリオは少し戸惑った表情で居た。
「どうしたんだろう……?」
扉の近くに居たナレフと、その隣に居たレメミィは、不思議そうな表情で扉の方に顔を近付けると、風変わりな少年が立っていた。
「やあ!」
彼は、ナレフに声を掛けると、何の躊躇いも無く会議しに飛び込んで来た。
「わあ……凄い、人が沢山居るねえ!」
彼は「ハハ、ここ席が空いている!」と、そう言いながらアルファリオの隣の席に座る。
「ちょ、ちょっと、君……一体何なんだ?」
「ああ……オイラ?アルディアンっていうんだ!よろしくね!」
へへ……と和やかな表情をしながら彼は言う。そんな彼に対して周囲は戸惑いの表情を浮かべていた。
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彼は、まだ……リーミアが連れ去られた事など知らず、昨夜は夜遅くまで、盟主であるリーミアの護衛に誰を派遣させるのか……等の話し合いが夜遅くまで掛かった。
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そもそも……光花と言うグループでありながら、盟主の護衛役となると、大半の者は遠慮してしまって中々決まらなかった。
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桁違いの実力だから、彼女の護衛は必要無いと言うのが、彼等光花メンバーの意見だった。少なくとも会議室に集まっている面々は、盟主であるリーミアの噂は聞いた事がある者達ではあった。
「現在盟主殿は王立病院にいるのか?」
会議に参加した最近入隊した者が尋ねる。
「ああ、何者かの不意打ちを喰らい、現在病院で入院中である」
「あれだけ強そうに振舞って居ながら、敵に攻撃されるとは情けないな……」
エムランが呆れた口調で言う。
「いや……今回は、盟主の不注意とは言い切れない。かなり離れた位置からの攻撃だったらしい、むしろ……そんな攻撃を交わせる方が凄いと思うよ」
アルファリオの言葉に、周囲は沈黙してしまう。
「怪物並みの力がある盟主だから……護衛には怪物位が丁度良いのでは無いの?俺達の様な普通の人間では役不足だろうから……」
エムランが大声で言う。
「ハア……怪物もどきが良く言うわ……」
相変わらず的確なツッコミをシャリナが言う。
彼女の言葉を聞くなり、エムランはシャリナを睨み付ける。
夜遅くになっても、話しがまとまらず、結局……アルファリオは、盟主部屋の横長椅子で寝る事になった。
翌日、早朝
その日の朝まで彼は、リーミアが王立病院の病室に居ると思っていたが、朝早くにレネラが盟主部屋を、バンッと扉を良く叩き付けるような開け方をして駆け込んで来た。
「ふ……副盟主、いえ……アルファリオはさん!大変です、王宮から速達の伝聞が届きました!」
「何だって!」
彼は急いで、届いた羊皮紙を受け取るなり、その筆記体をみるや、彼は嬉しそうな表情で……
「アスレイウ様からだ……」
と、彼は言うが……伝聞に書かれた内容に目を通すなり彼の表情は一変した。
「う……嘘だ、そんな事有り得ない……何かの間違いだ、きっとこれは……!」
「何が書かれているのですか?」
気になったレネラが彼に近付いて尋ねる。
「これを読むと分かる!」
そう言っていると、今度はマイリアが盟主部屋に駆け込んで来た。
「副盟主さん、神殿からの通達が来ました!」
「貸してくれ」
アルファリオは神殿からの通達に目を向けた。
「まさか……!」
アルファリオは絶句した表情で羊皮紙を掴んだ。その様子をマイリアは不思議そうな表情で見つめる。その直後……
「えー!」
レネラが速達の文面を見るなり、大声で叫んだ。
「ど……どうしたのよレネラ?」
「り……リーミアちゃんが、連れ去られたのよ!」
「ええー!」
レネラの言葉にマイリアも大声で叫んだ。
「それだけではない、ルーミちゃんも突然のショックで、現在……彼女も入院している。一体……昨夜王立病院で何が起きたんだ?聖魔剣は神殿に戻って来たと、大神官様からの通達だ……!全く、何が……どうなっているのだ?」
剛腕揃いの光花、その中でも年少に近く盟主であり、グループ内には彼女に敵う者など居ないと言われた盟主であるリーミアが連れ去られた事は、彼等にとっては信じられない出来事だった。
「い……一体、これは、どう言う事態ですか?」
「分からない。ただ……僕が想定してた以上の事態であるのは間違い無い。すまないけど……宿舎内にいるメンバー達全員を至急会議室に集合するよう伝えて欲しい!」
「分かりました!」
レネラとマイリアは、急いで皆に集合するように呼び掛け回る。
想定していた以上の事態にアルファリオ自身困惑していた。
彼は、神殿から届いた文面を改めて見返す。そこには……「リーミア様は、現在、魔族の村付近に居る」と言う内容が書かれて居た。
(まさか、セフィー殿が先日申し上げた事が、この様な形で起きるとは……)
この状況を誰か他の人に任せて、自分だけ何処か遠くに逃げてしまいたい……と言うのが彼の本音だった。
光花宿舎での緊迫した状況がさらに高まっていく中、アルファリオは盟主であるリーミアが連れ去られたという衝撃的な知らせに直面していた。彼の頭の中では、どうすればこの事態を打開できるか、様々な思考が巡っていたが、まずは全てのメンバーを集め、状況を冷静に分析し対策を立てる必要がある。
宿舎内では、レネラとマイリアが慌ただしく駆け回り、メンバーたちに緊急の集合を呼びかけていた。皆が会議室に集まり始めると、徐々にざわめきが広がっていく。
「どうして盟主殿が連れ去られたんだ?」
「誰がそんなことを?」
「どうやって盟主に近付けたんだ?」と口々に疑問が飛び交う中、会議室の扉が開きアルファリオは静かに会議室に入ってきた。
彼は上座の席を見つめた。つい……先日、褒賞式の発表の時には盟主と副盟主が居た座席が3つ並べられていた。彼は右端の席に腰を降ろしたが……今回は中央の席に座った。
「皆……静かにしてくれ、昨夜夜遅くまで会議に参加して貰いながら……今朝は早くから出てきて大変申し訳無いが……我が光花にとって凄く重要な深刻な事態が発生した!」
彼の言葉により、会議室は一瞬で静まり返った。
「もう既に聞き知っている者もいるかも知れないが……我等が盟主が何者かによって、昨夜連れ去られたとの報告が舞い込んできた」
アルファリオの言葉に緊張が走る。メンバーたちは顔を見合わせ、不安の色が広がっていた。
「だが……それ以上に我々は恐ろしい事態にちょい直面している事を皆も心得て欲しい」
アルファリオは皆に向かって事の詳細を報告した。
「失礼ですが……盟主は何処へ連れ去られたのですか?」
アルムはアルファリオに向かって発言する。
「魔族の村に居る可能性が強いと思われる」
「なるほど……まあ、我々全勢力で向かえば、何とか助かるかも知れないな……」
レティウが余裕の表情で発言した。
「油断は禁物だぞ、魔族の村と言っても……もしかしたら敵対関係にある聖魔剣の使い手も居る可能性が大きい」
それを聞くなり、周囲は騒然とした。少なくとも、現在集まっている光花のメンバー達は、先日リーミアが剣を抜刀した場面を見ていた。それ以上に魔の森を浄化させる勢い、それに同等かも知れない力を持つ者。普通に挑めば、間違い無く自分達は太刀打ちされる事無く、全滅だと誰もが思った。
その直後だった……
マイリアが会議室の扉を開けて、アルファリオに小声で話し掛ける。
「どう言う事だ……それは?」
「それが……私にも分からないのですが……どうしましょうか?」
マイリアとアルファリオは少し戸惑った表情で居た。
「どうしたんだろう……?」
扉の近くに居たナレフと、その隣に居たレメミィは、不思議そうな表情で扉の方に顔を近付けると、風変わりな少年が立っていた。
「やあ!」
彼は、ナレフに声を掛けると、何の躊躇いも無く会議しに飛び込んで来た。
「わあ……凄い、人が沢山居るねえ!」
彼は「ハハ、ここ席が空いている!」と、そう言いながらアルファリオの隣の席に座る。
「ちょ、ちょっと、君……一体何なんだ?」
「ああ……オイラ?アルディアンっていうんだ!よろしくね!」
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