98 / 184
魔の森、攻略!
魔の森、潜入(5)
しおりを挟む
馬を走らせるアーレスと、その後方に座るリーミア……彼等はアルムと出会い、出発前にコテージ付近にいる面々を確認して、無断で魔の森に向かったのがメオスと、もう1人がシャルムだと確信した。
「やはり……魔の森に向かってのは、あの2人みたいね」
「ああ、君のグループのアルム君と会って、それは確信したよ」
「もし……彼等を見付けたら、どんな処罰が下されるの?」
「ギルド条例で、筆頭者……及びリーダーの指示に従わない場合には、ギルドを追放……又は処刑される可能性もある」
「それは……ちょっと酷過ぎるわね……」
リーミアの言葉にアーレスは横目でリーミアを見た。
「相応の報いを冒したんだ、時には冷徹な判断をする事も必要だぞ。そうしないと、今後……何時、自分が狙われるか解らないからな!」
「そ……そうね……」
リーミアは俯きながら答える。それをチラッと見つめたアーレスは少し息を吐きながら話し続ける。
「ただでさえ王宮内には陰謀を企てている連中が成りを潜めているんだ……」
その言葉にリーミアは「えッ!」と、驚きながら顔を上げる。
「どう言う事ですか……?」
「今回のメオスとシュラムのどちらかは、王宮内に居るヤツの声で動いた可能性が考えられるんだ……」
「つまり……それは?」
「王宮の中枢部に居る連中は、正統な王女復活を快く思わない連中がいるんだ。それが大臣なのか、高官なのかは……判らないが、少なくとも重臣達である可能性は高い。彼等が正統な王位継承者が王位に即位すると、自分達の立場が失われると恐れているんだ。だから……君に無理な難題を押し付けようと企てて来るのだよ」
「そんな……でも、本当にそう思っているのかしら?」
「君を一度退けたルディアンスから聖魔剣を奪い返す。彼が魔の森に居ると知っていながら君を向かわせる。更に……参加者の中にルディアンスと接触出来る人を参加させる……と、言う方程式を想定すれば、何処と無く辻褄が合う気がするだろう?」
「フムムム……」
アーレスの言葉に、リーミアは眉間にシワを寄せながら考え込む。
「あまり深く考える必要は無いよ。結局……王宮と言うのは一枚岩では無いんだ。幾ら広間で全管理職の者を集めても、表向きでは皆良い顔をしながら振る舞って居るから、裏を読み取れないし……下手に高官を辞職させると、今度は代理王でも支持率が下がってしまい……運が悪いと任期を問わず王位を剥奪される事もあるから、王宮内では下手な事は言えないんだよ」
「そうでしたか……難しいのですね」
リーミアは頷きながら返事をする。
「ああ……難しいよ。誰が……どんな牙を隠し持って居るのか判らないからね。彼等が何人で何時、どの様にして集まって話し合いをして居るのか……誰が筆頭なのかさえ……表には出て来ないから、手の内用が無いんだ。何か一つでも手掛かりになる物さえ掴めれば良いのだが……それさえ、見つけられない状態だからね……」
「なるほど!」
リーミアは感心した表情で頷いた。それと同時に、ある1つの疑問が脳裏を横切った。
「それにしても、随分と王宮の事……詳しいのね」
その言葉にアーレスは内心ギクッとした。
「アハハ……昨日、寝る前に王宮に関する書物を読んだんだよね!」
彼は思い付きで適当な事を口走る、それを見ていたリーミアはクスッと微笑んだ。
そんな2人の会話をしている間にも、馬は橋を越えて、少しずつ魔の森へと近付いて行く。橋が終わると、隣国へと続く表参道の道が広がり、魔の森の一角を除き、周囲は平原が広がっていた。美しい平原が広がり南東から伸びる運河が右側の視界へと入って来た。
北東に位置する魔の森を除けば、美しい平原周囲に広がり、旅人も長閑な旅行を楽しめる筈だった……。しかし、魔の森が近付くに連れて……周囲は異様な臭気を漂わせていた。
「何……この嫌な匂いは……?」
リーミアは思わず鼻を押さえてしまう。
「どうやら、魔の森から漂っている様だな……」
アーレスも布越しから鼻を押さえながら言う。
彼等が前方の魔の森へと向かう途中、表参道を旅している人達も、異様な臭いに鼻を押さえながら歩く姿があった。
そんな旅人を見つめながら、前方の魔の森へと向かう彼等の視界上空に、昨日見た魔物とは比較にならない程の、巨大な蛇の様な姿をした魔物が上空を飛び回っていた。
キシャー!
不気味な雄叫びを上げながら上空を飛行する蛇の様な生き物は、頭部に長い角を2本生やし、トゲのあるヒレが生えていて、赤く染まった目は、まるで動くモノを鋭い牙で噛み砕く様な悍ましさを感じさせる様であった。
見慣れない不気味な生き物に流石のアーレスとリーミアは驚いた。
「凶暴そうな生き物ね……」
「全くだ。少し予想以上かも知れないな……」
そう言いながら彼等は、魔の森の付近へと近付くと、馬から降りて、近くの一本の樹の側に白馬を休めさせる。
そんな彼等を見た旅人が慌てた素振りで彼等に近付く。
「ちょ……ちょっと、アンタら!もしかして森に行くつもりか?」
「そうだけど……」
「い……今、森の上で……とんでもないバケモノが出たのを見ただろう、止めておけ!あんなのに見つかったら、一瞬で喰われちまうぞ!」
そんな彼の言葉にアーレスは笑い声を上げる。
「フフフ……ご心配してくれてありがとう。だけど……大丈夫だよ」
アーレスの言葉に旅人は呆気に取られた表情で口を大きく開けた様子で彼等を見ていた。
「へ……何だって?まさか……アンタら、まさか死ぬつもりなのか?」
「大丈夫だと……言ったのさ、まあ……ここに居ると貴方は危険かも知れないから、良かったら僕の馬で橋の向こうまでなら乗せてあげるよ」
「は……はあ?」
旅人は拍子抜けした様子でリーミア達を見ていた。
アーレスは旅人を鞍に跨がせると、白馬を来た道を帰らす様に走らせた。
「良いの?見知らぬ人を乗せて、行かせてしまって……」
「大丈夫だ。あの馬は訓練されて居るから、厩舎の扉が開いていれば、その場所まで戻る様に躾けてある。仮に……あの旅人が馬に乗ったまま何処かへ行こうとしても、馬は彼の言う事を聞かないよ」
「そう……なの?」
リーミアは不思議そうな表情を浮かべながらアーレスを見ていた。
「さて……入り口を探さないとね……」
アーレスは魔法のランタンを何処にしまったのか、魔法の袋の中を探し始めた……。その時、リーミアが魔法の杖を取り出す……
「私に任せて」
そう言うと、リーミアは魔法陣を浮かび上がらせ、魔法の光で周囲を眩く照らし出した。
パアーッ
仄かな閃光に照らされ、彼等の居る位置よりも少し東の方面の一角に、他とは少し違う通路らしき物が彼等の視界に入った。
「おお、あの場所だ!」
アーレスは嬉しそうに叫んだ。
リーミアは、魔法の光を照らしながらアーレスと一緒に入り口へと向かう。他とは少し違う、結界に護られた入り口へと向かうと、魔法の光の高価で、周囲の樹々侵入者を迎える様な感じで樹々が避けていく。
長いトンネルを潜る様に、彼等は樹々が生い茂る道を歩き続けた。
しばらく歩き続けると、結界の膜が終えて前方に視界が開けた。周囲は異様な感じが広がり、鬱蒼とした森林が何処までも広がっていた。
「ここが魔の森……」
リーミアは寒気を感じながら呟いた。
その瞬間だったー
「危ない!」
アーレスが叫んだ。
ハッとリーミアはアーレスの言葉に気付き、左方向から彼等に向かって急降下する怪鳥に向かって魔法の杖で聖光を放つ。
キエエーッ!
叫び声を上げながら、怪鳥は何処かへと逃げ去って行った。
「ありがと……!」
リーミアは隣のアーレスに礼を述べようとした時だった。
「あ、後ろ!」
リーミアは、アーレスの後方に彼等に向かって突進する、巨大な魔物を指した。
アーレスは、振り向きせずに、自慢の魔法剣を抜き、一閃!
ヒュンッ
風切り音と共に自分の身の丈よりも大きな魔物の胴を真っ二つに切り裂いた。
(すごい……)
あまりの瞬間的で、凄まじい程の剣技にリーミアは驚いた。
「やれやれ……どうやら僕達は歓迎されていないらしい」
アーレスは魔物の血に染まった魔法剣を軽く振ると、魔物の血が消えて美しく輝く白銀と、その中央に黄金色の装飾が施された長剣が姿を表す。
アーレスは魔法剣を鞘に収めると、自分を見つめているリーミアに気付く。
「こんな場所で、時間を潰している間は無いぞ、急いでアイツらを探さないと……」
「そ、そうね……」
アーレスの言葉にリーミアは我に返りながら返事をする。
2人は周囲を警戒しながら魔の森を歩き始めた。
「やはり……魔の森に向かってのは、あの2人みたいね」
「ああ、君のグループのアルム君と会って、それは確信したよ」
「もし……彼等を見付けたら、どんな処罰が下されるの?」
「ギルド条例で、筆頭者……及びリーダーの指示に従わない場合には、ギルドを追放……又は処刑される可能性もある」
「それは……ちょっと酷過ぎるわね……」
リーミアの言葉にアーレスは横目でリーミアを見た。
「相応の報いを冒したんだ、時には冷徹な判断をする事も必要だぞ。そうしないと、今後……何時、自分が狙われるか解らないからな!」
「そ……そうね……」
リーミアは俯きながら答える。それをチラッと見つめたアーレスは少し息を吐きながら話し続ける。
「ただでさえ王宮内には陰謀を企てている連中が成りを潜めているんだ……」
その言葉にリーミアは「えッ!」と、驚きながら顔を上げる。
「どう言う事ですか……?」
「今回のメオスとシュラムのどちらかは、王宮内に居るヤツの声で動いた可能性が考えられるんだ……」
「つまり……それは?」
「王宮の中枢部に居る連中は、正統な王女復活を快く思わない連中がいるんだ。それが大臣なのか、高官なのかは……判らないが、少なくとも重臣達である可能性は高い。彼等が正統な王位継承者が王位に即位すると、自分達の立場が失われると恐れているんだ。だから……君に無理な難題を押し付けようと企てて来るのだよ」
「そんな……でも、本当にそう思っているのかしら?」
「君を一度退けたルディアンスから聖魔剣を奪い返す。彼が魔の森に居ると知っていながら君を向かわせる。更に……参加者の中にルディアンスと接触出来る人を参加させる……と、言う方程式を想定すれば、何処と無く辻褄が合う気がするだろう?」
「フムムム……」
アーレスの言葉に、リーミアは眉間にシワを寄せながら考え込む。
「あまり深く考える必要は無いよ。結局……王宮と言うのは一枚岩では無いんだ。幾ら広間で全管理職の者を集めても、表向きでは皆良い顔をしながら振る舞って居るから、裏を読み取れないし……下手に高官を辞職させると、今度は代理王でも支持率が下がってしまい……運が悪いと任期を問わず王位を剥奪される事もあるから、王宮内では下手な事は言えないんだよ」
「そうでしたか……難しいのですね」
リーミアは頷きながら返事をする。
「ああ……難しいよ。誰が……どんな牙を隠し持って居るのか判らないからね。彼等が何人で何時、どの様にして集まって話し合いをして居るのか……誰が筆頭なのかさえ……表には出て来ないから、手の内用が無いんだ。何か一つでも手掛かりになる物さえ掴めれば良いのだが……それさえ、見つけられない状態だからね……」
「なるほど!」
リーミアは感心した表情で頷いた。それと同時に、ある1つの疑問が脳裏を横切った。
「それにしても、随分と王宮の事……詳しいのね」
その言葉にアーレスは内心ギクッとした。
「アハハ……昨日、寝る前に王宮に関する書物を読んだんだよね!」
彼は思い付きで適当な事を口走る、それを見ていたリーミアはクスッと微笑んだ。
そんな2人の会話をしている間にも、馬は橋を越えて、少しずつ魔の森へと近付いて行く。橋が終わると、隣国へと続く表参道の道が広がり、魔の森の一角を除き、周囲は平原が広がっていた。美しい平原が広がり南東から伸びる運河が右側の視界へと入って来た。
北東に位置する魔の森を除けば、美しい平原周囲に広がり、旅人も長閑な旅行を楽しめる筈だった……。しかし、魔の森が近付くに連れて……周囲は異様な臭気を漂わせていた。
「何……この嫌な匂いは……?」
リーミアは思わず鼻を押さえてしまう。
「どうやら、魔の森から漂っている様だな……」
アーレスも布越しから鼻を押さえながら言う。
彼等が前方の魔の森へと向かう途中、表参道を旅している人達も、異様な臭いに鼻を押さえながら歩く姿があった。
そんな旅人を見つめながら、前方の魔の森へと向かう彼等の視界上空に、昨日見た魔物とは比較にならない程の、巨大な蛇の様な姿をした魔物が上空を飛び回っていた。
キシャー!
不気味な雄叫びを上げながら上空を飛行する蛇の様な生き物は、頭部に長い角を2本生やし、トゲのあるヒレが生えていて、赤く染まった目は、まるで動くモノを鋭い牙で噛み砕く様な悍ましさを感じさせる様であった。
見慣れない不気味な生き物に流石のアーレスとリーミアは驚いた。
「凶暴そうな生き物ね……」
「全くだ。少し予想以上かも知れないな……」
そう言いながら彼等は、魔の森の付近へと近付くと、馬から降りて、近くの一本の樹の側に白馬を休めさせる。
そんな彼等を見た旅人が慌てた素振りで彼等に近付く。
「ちょ……ちょっと、アンタら!もしかして森に行くつもりか?」
「そうだけど……」
「い……今、森の上で……とんでもないバケモノが出たのを見ただろう、止めておけ!あんなのに見つかったら、一瞬で喰われちまうぞ!」
そんな彼の言葉にアーレスは笑い声を上げる。
「フフフ……ご心配してくれてありがとう。だけど……大丈夫だよ」
アーレスの言葉に旅人は呆気に取られた表情で口を大きく開けた様子で彼等を見ていた。
「へ……何だって?まさか……アンタら、まさか死ぬつもりなのか?」
「大丈夫だと……言ったのさ、まあ……ここに居ると貴方は危険かも知れないから、良かったら僕の馬で橋の向こうまでなら乗せてあげるよ」
「は……はあ?」
旅人は拍子抜けした様子でリーミア達を見ていた。
アーレスは旅人を鞍に跨がせると、白馬を来た道を帰らす様に走らせた。
「良いの?見知らぬ人を乗せて、行かせてしまって……」
「大丈夫だ。あの馬は訓練されて居るから、厩舎の扉が開いていれば、その場所まで戻る様に躾けてある。仮に……あの旅人が馬に乗ったまま何処かへ行こうとしても、馬は彼の言う事を聞かないよ」
「そう……なの?」
リーミアは不思議そうな表情を浮かべながらアーレスを見ていた。
「さて……入り口を探さないとね……」
アーレスは魔法のランタンを何処にしまったのか、魔法の袋の中を探し始めた……。その時、リーミアが魔法の杖を取り出す……
「私に任せて」
そう言うと、リーミアは魔法陣を浮かび上がらせ、魔法の光で周囲を眩く照らし出した。
パアーッ
仄かな閃光に照らされ、彼等の居る位置よりも少し東の方面の一角に、他とは少し違う通路らしき物が彼等の視界に入った。
「おお、あの場所だ!」
アーレスは嬉しそうに叫んだ。
リーミアは、魔法の光を照らしながらアーレスと一緒に入り口へと向かう。他とは少し違う、結界に護られた入り口へと向かうと、魔法の光の高価で、周囲の樹々侵入者を迎える様な感じで樹々が避けていく。
長いトンネルを潜る様に、彼等は樹々が生い茂る道を歩き続けた。
しばらく歩き続けると、結界の膜が終えて前方に視界が開けた。周囲は異様な感じが広がり、鬱蒼とした森林が何処までも広がっていた。
「ここが魔の森……」
リーミアは寒気を感じながら呟いた。
その瞬間だったー
「危ない!」
アーレスが叫んだ。
ハッとリーミアはアーレスの言葉に気付き、左方向から彼等に向かって急降下する怪鳥に向かって魔法の杖で聖光を放つ。
キエエーッ!
叫び声を上げながら、怪鳥は何処かへと逃げ去って行った。
「ありがと……!」
リーミアは隣のアーレスに礼を述べようとした時だった。
「あ、後ろ!」
リーミアは、アーレスの後方に彼等に向かって突進する、巨大な魔物を指した。
アーレスは、振り向きせずに、自慢の魔法剣を抜き、一閃!
ヒュンッ
風切り音と共に自分の身の丈よりも大きな魔物の胴を真っ二つに切り裂いた。
(すごい……)
あまりの瞬間的で、凄まじい程の剣技にリーミアは驚いた。
「やれやれ……どうやら僕達は歓迎されていないらしい」
アーレスは魔物の血に染まった魔法剣を軽く振ると、魔物の血が消えて美しく輝く白銀と、その中央に黄金色の装飾が施された長剣が姿を表す。
アーレスは魔法剣を鞘に収めると、自分を見つめているリーミアに気付く。
「こんな場所で、時間を潰している間は無いぞ、急いでアイツらを探さないと……」
「そ、そうね……」
アーレスの言葉にリーミアは我に返りながら返事をする。
2人は周囲を警戒しながら魔の森を歩き始めた。
0
あなたにおすすめの小説
【㊗️受賞!】神のミスで転生したけど、幼児化しちゃった!〜もふもふと一緒に、異世界ライフを楽しもう!〜
一ノ蔵(いちのくら)
ファンタジー
※第18回ファンタジー小説大賞にて、奨励賞を受賞しました!投票して頂いた皆様には、感謝申し上げますm(_ _)m
✩物語は、ゆっくり進みます。冒険より、日常に重きありの異世界ライフです。
【あらすじ】
神のミスにより、異世界転生が決まったミオ。調子に乗って、スキルを欲張り過ぎた結果、幼児化してしまった!
そんなハプニングがありつつも、ミオは、大好きな異世界で送る第二の人生に、希望いっぱい!
事故のお詫びに遣わされた、守護獣神のジョウとともに、ミオは異世界ライフを楽しみます!
仕事繁忙期の為、2月中旬まで更新を週一に致します。
カクヨム(吉野 ひな)様にも投稿しています。
3歳で捨てられた件
玲羅
恋愛
前世の記憶を持つ者が1000人に1人は居る時代。
それゆえに変わった子供扱いをされ、疎まれて捨てられた少女、キャプシーヌ。拾ったのは宰相を務めるフェルナー侯爵。
キャプシーヌの運命が再度変わったのは貴族学院入学後だった。
バーンズ伯爵家の内政改革 ~10歳で目覚めた長男、前世知識で領地を最適化します
namisan
ファンタジー
バーンズ伯爵家の長男マイルズは、完璧な容姿と神童と噂される知性を持っていた。だが彼には、誰にも言えない秘密があった。――前世が日本の「医師」だったという記憶だ。
マイルズが10歳となった「洗礼式」の日。
その儀式の最中、領地で謎の疫病が発生したとの凶報が届く。
「呪いだ」「悪霊の仕業だ」と混乱する大人たち。
しかしマイルズだけは、元医師の知識から即座に「病」の正体と、放置すれば領地を崩壊させる「災害」であることを看破していた。
「父上、お待ちください。それは呪いではありませぬ。……対処法がわかります」
公衆衛生の確立を皮切りに、マイルズは領地に潜む様々な「病巣」――非効率な農業、停滞する経済、旧態依然としたインフラ――に気づいていく。
前世の知識を総動員し、10歳の少年が領地を豊かに変えていく。
これは、一人の転生貴族が挑む、本格・異世界領地改革(内政)ファンタジー。
神様、ちょっとチートがすぎませんか?
ななくさ ゆう
ファンタジー
【大きすぎるチートは呪いと紙一重だよっ!】
未熟な神さまの手違いで『常人の“200倍”』の力と魔力を持って産まれてしまった少年パド。
本当は『常人の“2倍”』くらいの力と魔力をもらって転生したはずなのにっ!!
おかげで、産まれたその日に家を壊しかけるわ、謎の『闇』が襲いかかってくるわ、教会に命を狙われるわ、王女様に勇者候補としてスカウトされるわ、もう大変!!
僕は『家族と楽しく平和に暮らせる普通の幸せ』を望んだだけなのに、どうしてこうなるの!?
◇◆◇◆◇◆◇◆◇
――前世で大人になれなかった少年は、新たな世界で幸せを求める。
しかし、『幸せになりたい』という夢をかなえるの難しさを、彼はまだ知らない。
自分自身の幸せを追い求める少年は、やがて世界に幸せをもたらす『勇者』となる――
◇◆◇◆◇◆◇◆◇
本文中&表紙のイラストはへるにゃー様よりご提供戴いたものです(掲載許可済)。
へるにゃー様のHP:http://syakewokuwaeta.bake-neko.net/
---------------
※カクヨムとなろうにも投稿しています
ギルドの片隅で飲んだくれてるおっさん冒険者
哀上
ファンタジー
チートを貰い転生した。
何も成し遂げることなく35年……
ついに前世の年齢を超えた。
※ 第5回次世代ファンタジーカップにて“超個性的キャラクター賞”を受賞。
※この小説は他サイトにも投稿しています。
転生貴族の領地経営〜現代日本の知識で異世界を豊かにする
初
ファンタジー
ローラシア王国の北のエルラント辺境伯家には天才的な少年、リーゼンしかしその少年は現代日本から転生してきた転生者だった。
リーゼンが洗礼をしたさい、圧倒的な量の加護やスキルが与えられた。その力を見込んだ父の辺境伯は12歳のリーゼンを辺境伯家の領地の北を治める代官とした。
これはそんなリーゼンが異世界の領地を経営し、豊かにしていく物語である。
地上最強ヤンキーの転生先は底辺魔力の下級貴族だった件
フランジュ
ファンタジー
地区最強のヤンキー・北条慎吾は死後、不思議な力で転生する。
だが転生先は底辺魔力の下級貴族だった!?
体も弱く、魔力も低いアルフィス・ハートルとして生まれ変わった北条慎吾は気合と根性で魔力差をひっくり返し、この世界で最強と言われる"火の王"に挑むため成長を遂げていく。
異世界で一番の紳士たれ!
だんぞう
ファンタジー
十五歳の誕生日をぼっちで過ごしていた利照はその夜、熱を出して布団にくるまり、目覚めると見知らぬ世界でリテルとして生きていた。
リテルの記憶を参照はできるものの、主観も思考も利照の側にあることに混乱しているさなか、幼馴染のケティが彼のベッドのすぐ隣へと座る。
リテルの記憶の中から彼女との約束を思いだし、戸惑いながらもケティと触れ合った直後、自身の身に降り掛かった災難のため、村人を助けるため、単身、魔女に会いに行くことにした彼は、魔女の館で興奮するほどの学びを体験する。
異世界で優しくされながらも感じる疎外感。命を脅かされる危険な出会い。どこかで元の世界とのつながりを感じながら、時には理不尽な禍に耐えながらも、自分の運命を切り拓いてゆく物語。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる