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【2日目】
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「どうします?日高さんの言うとおり、碓氷さんに死んでもらうのか。それとも死にたがってる小泉さんに行くのか、ランダムにするのか。選択肢はそれぐらいですよね?」
指を一本ずつ立てて斎内紫帆が言う。
「あ、あの、ぼ、僕は」
と言いかけた古川博人を遮って、
「言っとくけど、俺吊ったら確実に村負けるから。負けたくなかったら日高を吊れ。絶対偽物だから」
語気を強めて碓氷遼太が言った。
「いや、初手から占い師は吊らんだろ。真だったらどうするんだ」
野村忠司が突っ込みを入れる。
「何で碓氷さんを吊ったら負けになるんですか?」
問いかけると、初めて碓氷遼太と目が合った。
「霊媒師だから」
その瞬間、ゴーン、ゴーン、ゴーン、ゴーンと大きな鐘の音が鳴り響いた。
『制限時間が終了しました。プレーヤーは今後、一切の発言をしないでください』
部屋の照明が薄暗くなっている。
日暮れのとき、処刑の時刻をあらわしているのだろう。
俺は周囲を見回した。
彼らがそこにいるのは分かるが、表情までは見て取ることができない。
『端末を使って、本日処刑する人物に投票してください。制限時間は1分です』
中央のホログラムのタイマーが、60秒からスタートする。
結局、結論に達しないまま議論が終わってしまった。
誰に投票すればいいのか分からない。俺は端末の画面を見つめた。
【処刑する人物を選んで、タップしてください】
円卓の図が並んでおり、それぞれのプレーヤーのアイコンがある。
――誰にしたらいいんだ。
指を一本ずつ立てて斎内紫帆が言う。
「あ、あの、ぼ、僕は」
と言いかけた古川博人を遮って、
「言っとくけど、俺吊ったら確実に村負けるから。負けたくなかったら日高を吊れ。絶対偽物だから」
語気を強めて碓氷遼太が言った。
「いや、初手から占い師は吊らんだろ。真だったらどうするんだ」
野村忠司が突っ込みを入れる。
「何で碓氷さんを吊ったら負けになるんですか?」
問いかけると、初めて碓氷遼太と目が合った。
「霊媒師だから」
その瞬間、ゴーン、ゴーン、ゴーン、ゴーンと大きな鐘の音が鳴り響いた。
『制限時間が終了しました。プレーヤーは今後、一切の発言をしないでください』
部屋の照明が薄暗くなっている。
日暮れのとき、処刑の時刻をあらわしているのだろう。
俺は周囲を見回した。
彼らがそこにいるのは分かるが、表情までは見て取ることができない。
『端末を使って、本日処刑する人物に投票してください。制限時間は1分です』
中央のホログラムのタイマーが、60秒からスタートする。
結局、結論に達しないまま議論が終わってしまった。
誰に投票すればいいのか分からない。俺は端末の画面を見つめた。
【処刑する人物を選んで、タップしてください】
円卓の図が並んでおり、それぞれのプレーヤーのアイコンがある。
――誰にしたらいいんだ。
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