1 / 5
第1話
しおりを挟む
3人兄弟で、父親は全員別。
歳の離れた弟達。
夜職の母親。
メンヘラ気質の母親は、ろくに食事も作らず、スマホ配信動画でネット依存。
全ては長男の優が尻拭いさせられていた。
弟たちの面倒、料理や買い出し、掃除洗濯。
優は母親を嫌ってはいたが、小学生の弟達は見捨てられなかった。
誰の子かも分からない弟達だが、母親の精神状態が不安定で優が面倒見ないと、弟達はどうなっってたことか…。
弟達は当然、母親より兄である優に懐いていた。
母親は顔立ちだけは完璧だった。
だが、男を見る目も、子供を育てる責任感も全く無い。
母親自身家庭環境に恵まれず、男の家に転がり込んで気が付いたら優が産まれ、父親とはすぐ破局。結婚していなかったから未婚の母だ。
優が生まれた後も、優の事を放置してキャバ嬢になり酒浸り。仕事が終わったら客とホテルへ。
いっときは、ネグレクトと判断され児童養護施設に預けられた。
優の母親のタチが悪いところは、必ず男に捨てられたら、急に子供が恋しくなる。
母親の重たいメンヘラ気質に、相手の男は彼女を嫌になり、すぐ破局。
そして母親は病む。その気持ちを埋める為に母親の権利を主張して、放置していた優を何としても連れ帰る。。
優はもはや母親のおもちゃだった。
優が小学校の3年生までは、母親は避妊具を使っていたのか、幸い犠牲者は優だけだった。
家に知らない男が次々訪れるのは日常茶飯時だったが、優が3年生の時彼女はまた妊娠してしまった。
そして下ろせなくなった頃に、またその男に捨てられた。
歳の離れた弟達。
夜職の母親。
メンヘラ気質の母親は、ろくに食事も作らず、スマホ配信動画でネット依存。
全ては長男の優が尻拭いさせられていた。
弟たちの面倒、料理や買い出し、掃除洗濯。
優は母親を嫌ってはいたが、小学生の弟達は見捨てられなかった。
誰の子かも分からない弟達だが、母親の精神状態が不安定で優が面倒見ないと、弟達はどうなっってたことか…。
弟達は当然、母親より兄である優に懐いていた。
母親は顔立ちだけは完璧だった。
だが、男を見る目も、子供を育てる責任感も全く無い。
母親自身家庭環境に恵まれず、男の家に転がり込んで気が付いたら優が産まれ、父親とはすぐ破局。結婚していなかったから未婚の母だ。
優が生まれた後も、優の事を放置してキャバ嬢になり酒浸り。仕事が終わったら客とホテルへ。
いっときは、ネグレクトと判断され児童養護施設に預けられた。
優の母親のタチが悪いところは、必ず男に捨てられたら、急に子供が恋しくなる。
母親の重たいメンヘラ気質に、相手の男は彼女を嫌になり、すぐ破局。
そして母親は病む。その気持ちを埋める為に母親の権利を主張して、放置していた優を何としても連れ帰る。。
優はもはや母親のおもちゃだった。
優が小学校の3年生までは、母親は避妊具を使っていたのか、幸い犠牲者は優だけだった。
家に知らない男が次々訪れるのは日常茶飯時だったが、優が3年生の時彼女はまた妊娠してしまった。
そして下ろせなくなった頃に、またその男に捨てられた。
10
お気に入りに追加
0
あなたにおすすめの小説
校長室のソファの染みを知っていますか?
フルーツパフェ
大衆娯楽
校長室ならば必ず置かれている黒いソファ。
しかしそれが何のために置かれているのか、考えたことはあるだろうか。
座面にこびりついた幾つもの染みが、その真実を物語る
密室島の輪舞曲
葉羽
ミステリー
夏休み、天才高校生の神藤葉羽は幼なじみの望月彩由美とともに、離島にある古い洋館「月影館」を訪れる。その洋館で連続して起きる不可解な密室殺人事件。被害者たちは、内側から完全に施錠された部屋で首吊り死体として発見される。しかし、葉羽は死体の状況に違和感を覚えていた。
洋館には、著名な実業家や学者たち12名が宿泊しており、彼らは謎めいた「月影会」というグループに所属していた。彼らの間で次々と起こる密室殺人。不可解な現象と怪奇的な出来事が重なり、洋館は恐怖の渦に包まれていく。
駒込の七不思議
中村音音(なかむらねおん)
ミステリー
地元のSNSで気になったこと・モノをエッセイふうに書いている。そんな流れの中で、駒込の七不思議を書いてみない? というご提案をいただいた。
7話で完結する駒込のミステリー。
月明かりの儀式
葉羽
ミステリー
神藤葉羽と望月彩由美は、幼馴染でありながら、ある日、神秘的な洋館の探検に挑むことに決めた。洋館には、過去の住人たちの悲劇が秘められており、特に「月明かりの間」と呼ばれる部屋には不気味な伝説があった。二人はその場所で、古い肖像画や日記を通じて、禁断の儀式とそれに伴う呪いの存在を知る。
儀式を再現することで過去の住人たちを解放できるかもしれないと考えた葉羽は、仲間の彩由美と共に儀式を行うことを決意する。しかし、儀式の最中に影たちが現れ、彼らは過去の記憶を映し出しながら、真実を求めて叫ぶ。過去の住人たちの苦しみと後悔が明らかになる中、二人はその思いを受け止め、解放を目指す。
果たして、葉羽と彩由美は過去の悲劇を乗り越え、住人たちを解放することができるのか。そして、彼ら自身の運命はどうなるのか。月明かりの下で繰り広げられる、謎と感動の物語が展開されていく。
寝室から喘ぎ声が聞こえてきて震える私・・・ベッドの上で激しく絡む浮気女に復讐したい
白崎アイド
大衆娯楽
カチャッ。
私は静かに玄関のドアを開けて、足音を立てずに夫が寝ている寝室に向かって入っていく。
「あの人、私が
虚像のゆりかご
新菜いに
ミステリー
フリーターの青年・八尾《やお》が気が付いた時、足元には死体が転がっていた。
見知らぬ場所、誰かも分からない死体――混乱しながらもどういう経緯でこうなったのか記憶を呼び起こそうとするが、気絶させられていたのか全く何も思い出せない。
しかも自分の手には大量の血を拭き取ったような跡があり、はたから見たら八尾自身が人を殺したのかと思われる状況。
誰かが自分を殺人犯に仕立て上げようとしている――そう気付いた時、怪しげな女が姿を現した。
意味の分からないことばかり自分に言ってくる女。
徐々に明らかになる死体の素性。
案の定八尾の元にやってきた警察。
無実の罪を着せられないためには、自分で真犯人を見つけるしかない。
八尾は行動を起こすことを決意するが、また新たな死体が見つかり……
※動物が殺される描写があります。苦手な方はご注意ください。
※登場する施設の中には架空のものもあります。
※この作品はカクヨムでも掲載しています。
©2022 新菜いに
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる