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第一章 schola
prandium
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その後…
経済やら数学やら歴史の座学でこっ酷くダメージを受けた儘、待ちに待った昼食。
誰しもが愛して止まないこの至極の時間。学生も社会人も関係無く、今か今かと待った一時。
開放感半端ない…!
移動する足取りも軽くなって、穀物の香ばしい匂いを辿ると其処はもう大食堂。学生達の憩いの場にして、将来の人脈作りの場。
他の学生貴族らは、糅然にパートナーやグループを作って各々で話に花を咲かせているのが伺える。本当は俺みたいな平民こそ、此の機会を存分に使って積極的に人脈作りに励むのが順当なのだろうが、俺みたいな陰キャにそんな事も出来る筈も無いので目立たない様、気配を消して飯台に腰を据えた。
そうすると、何処からとも無く魔法で浮遊し乍ら運ばれて来る皿に乗った食べ物達。
顔には出さないが、心の中で「おぉ…」と感喜した。the魔法
食事は簡素でパンとチーズと牛乳、それと申し訳程度に添えられた果物。他の生徒が摂食している様子を見るとコレが普通らしい。テーブルマナーとか全く分からないので、見様見真似で周りに合わせて食う。
うわっ、このパン、フランスパン並みに固い・・・
パンをミルクに浸したり、チーズを蝋燭の火で炙ってパンに乗せたりと結構自由らしい。かたっ苦しい食事は気が抜けなくて苦手だから、少しほっとした。摂食の合間、ユウェンスの飯台に目を遣るとアロより皿数が多くなっていて、メルが居るインペラトルの飯台は更に豪華になって、酒杯には少しばかりのワインが注がれていた。この国の飲酒解禁は18からだからだろう。
ワインボトルはウィーヌムか…
このアルブ国の飲料業界は醸造家であるバックス家がその上位を抑えている。ワインのレパートリーが豊富で上質な事から侯爵の爵位を叙爵された有名ブランド。
酒神ディオニュソスの加護を一身に受けている家系だから当然だが…
酒の話に紐付けて、あの入学生代表カイルスはどうしたものか…と、カイルスが座っている席を探そうとした時、唐突に右横から肩を突かれビクッとして振り向けばローツインテールをした綺麗めな女の子が俺のすぐ隣に座っていた。
「サルウェ、貴方が来る事は知っていたよ。ユノ・レギーナ」
「え?」
「僕の名前はティレシアス。ずっと前から貴方の事は知っていたんだ。お会い出来て光栄だ」
そう言って、ティレミアスとか言う如何にも男っぽい名前の女と強引に握手を交わされた。僕っ子なのかな??
「あれ?僕の事知らない??アルブ国では結構有名なんだけどな…。預言者ティレシアスとか盲目のティレミアスとか」
「あっ…」
思い出したぞ!こいつ!!一年毎に性転換する奴だーー!!
女体化してたから一瞬気付くのが遅れたけど、そうかコイツか!悪女ユノの被害者の一人、ティレシアス。ユノの琴線に触れて脚に矢を射られた預言者!
「その顔を見ると、思い出してくれたようだ」
ニコッと微笑む顔を見れば一気に頭が冷え、巡る思考。
するとコイツ、大体の事は既知してるんじゃ─
いや、男体化した時だけ預言者になるから……どうだろう。今の俺を知っているのか…?
「…っ」
訝し気に奴を凝視する俺は、これからの計画がどうなってしまうのか、とか色んな意味で頭がフリーズしていた。
だから空席になっていた、左隣に座った新たな客の気配にも気付かなかったのだ。
「あれぇ~。ティレくんお知り合い~~~?」
声が聞こえた方を向けば、又女の子が一人座っているではないか
「嗚呼、アウロラ。ご機嫌麗しいね、この人とは今さっき僕が一方的に知り合ったんだよ」
「へぇ~、そうなの。ティレくんは預言者だから未だ知らない人も知ってるのよね~。ふふっ、わたしも最初はビックリしたわぁ~」
で、出たぁーーーーアウロラ!!!
凄まじく運だけが良い女!デスゲームの空間に放り込んだら絶対に何もしてないのに一人だけ無傷で生還する女ことアウロラ!
もう、周りから運気吸ってんのかってぐらい豪運なアウロラ先輩じゃないですか!!
「初めましてよね?私はアウロラ・フォルトゥーナ。アウロラって呼んで?あなた、わたし知ってるわ~。入学式に遅刻した人でしょ?私も今年からだから同級生?よ~」
ふわふわした喋り方が特徴的な彼女の周りには、メルヘンチックな花々や虫がひらひらぶんぶん飛んでるのが見えた(幻覚)
うわ、おもっきし入学式で遅刻かましてるのバレとるやんけ!
「アっ、あぁッ…」
ヤヴァイ、異性慣れしてない陰キャ特有のコミュ障が発動しかけてるぅ…
てか、めちゃ顔えぇ…可愛い女の子の顔面が直に拝めるこんな日が来るなんて!号泣して良いですか??女神ですか??後、距離近くない??大丈夫??なんか俺から変なもの移ったりしない???
「ユ、ユノ・ディアナでふっ!よっ、よよ宜しくお願いします(小声)」
「よろしくねぇ~。ユノちゃんって呼ばせて貰うわぁ~」
「は、はひっ↑」
美ボイス!耳が幸せ!ゆったりとした喋り方と何か良い香りが相俟って夢見心地の様な気分になる!こ、これが女の子…
「ユノちゃんの信仰神は誰かしら~?私はテュケー神なんだけれど…」
「ゎぁたしは、ぃちぉぅァルテミス神を…」
一応って何だよ!一応って!!
「アルテミス様!じゃぁ、ユノちゃんは狩猟民族の家系なのねぇ~~。アレでしょう?熊とか鹿とか猪とかの野獣を狩るのでしょう?とっても凄いわぁ~」
これみよがしにテンションが上がり、口元に手を合わせて、アウロラはキラキラと目を輝かす。
「は、はぃ。んふふっ…」
お、女の子と話してる…!この俺が!!前世では小学生以降もう必要な時以外、声一つ交わさなかった女の子と!やばい、顔がにやける…
顔面崩壊しない様、表情筋に喝を入れて平静を保たないと…
「私の家系は代々テュケー神を信仰しているから、あまり外の事に目を向ける機会がなくって…。野山にすら出たことがないの、でも、外の空気は澄んでいて凄く広大で、ニュンペたちもいっぱい居て、素敵なところだと小さい頃ご本で読んだ事があるから一度でも良いから行ってみたいのよ~。だけれど、とても危険だと周りの大人たちが言うのよ」
少しだけしおらし気に外の話について語るアウロラ。
彼女の家系の信仰神はテュケー。このアルブ国の繁栄都市に切っても切り離せない神こそがテュケー神だ。都市の財産や繁栄を司るテュケー神のお膝元のフォルトゥーナ家は上流階級の中心的存在であり、裕福層にとっては神聖視の対象である。神官家系の令嬢である彼女は、絵に描いた様な深窓の令嬢で一見、高潔で近寄り難く見えるがその実、利権や富に執着するぐちゅぐちゅに腐った人間が集う街灯だ。彼女に引き寄せられる者達は、街灯の眩い光目掛けて群がる虫であり、純真な彼女の精神を容易に歪めてしまうものであった。
幼い頃から皆に蝶よ花よと讃えられ、厚遇を受ければ、その媚態の真意に何と無し気付き、無意識的に拒否していた精神は、彼女が11歳の頃にはもう人格が崩壊を迎え、周りから不思議ちゃん等と俗称で呼ばれる迄に、いつの間にか集団生活の孤立に自ら歩み寄る振る舞いを行っていた。それが今のアウロラ・フォルトゥーナである
彼女が都市外の世界に異常な程の執着心を持って、壮大で広大な自然を夢見るのは、快適な筈なのに違和感を覚える埃塗れの部屋から抜け出したい所以あってのものであろう─
「な、ならぁ、今度っきそぃでぇピクニックとかどぅですかぁ?ゎたし、森くゎしぃのでぇ」
「まぁ!本当??嬉しいわぁ~。あぁ、怒られないかしらぁ~?」
「な、なぃしょにしてぉけばぃぃんですょぉー。こっ、こっそりね?」
「食べられたりしないかしらぁ~??」
「ゎたしがっぃてるんでだぃじょぅぶですょ!ねっ???」
塔のお姫様宜しく、外界に連れ出す王子の様な提案を言いつつ俺の汚い心は今、"女”を口説き落としてデートに行く算段を企てていた。これぞ男の性。異性に近付くのは皆決まって下心が有り有りな時だ。最低と罵られて良い、だって今は悪役乙女ユノ・ディアナなのだから…!
「恐ろしいと聞いているのだけれど、あなたが居ればきっと大丈夫ね~。機会があれば誘って頂戴ね~」
この時、女の子と話している状況に俺は途轍もない昂奮を覚え、右隣りに座っていた筈のティレシアスがいつの間にか席を立っていた事に気付かなかった。
俺が俺じゃないとか、俺がこの世界の住人じゃないだとか、バレてないかなんて厭な考えは、頭からすっぽり抜け落ちていたのだ。
経済やら数学やら歴史の座学でこっ酷くダメージを受けた儘、待ちに待った昼食。
誰しもが愛して止まないこの至極の時間。学生も社会人も関係無く、今か今かと待った一時。
開放感半端ない…!
移動する足取りも軽くなって、穀物の香ばしい匂いを辿ると其処はもう大食堂。学生達の憩いの場にして、将来の人脈作りの場。
他の学生貴族らは、糅然にパートナーやグループを作って各々で話に花を咲かせているのが伺える。本当は俺みたいな平民こそ、此の機会を存分に使って積極的に人脈作りに励むのが順当なのだろうが、俺みたいな陰キャにそんな事も出来る筈も無いので目立たない様、気配を消して飯台に腰を据えた。
そうすると、何処からとも無く魔法で浮遊し乍ら運ばれて来る皿に乗った食べ物達。
顔には出さないが、心の中で「おぉ…」と感喜した。the魔法
食事は簡素でパンとチーズと牛乳、それと申し訳程度に添えられた果物。他の生徒が摂食している様子を見るとコレが普通らしい。テーブルマナーとか全く分からないので、見様見真似で周りに合わせて食う。
うわっ、このパン、フランスパン並みに固い・・・
パンをミルクに浸したり、チーズを蝋燭の火で炙ってパンに乗せたりと結構自由らしい。かたっ苦しい食事は気が抜けなくて苦手だから、少しほっとした。摂食の合間、ユウェンスの飯台に目を遣るとアロより皿数が多くなっていて、メルが居るインペラトルの飯台は更に豪華になって、酒杯には少しばかりのワインが注がれていた。この国の飲酒解禁は18からだからだろう。
ワインボトルはウィーヌムか…
このアルブ国の飲料業界は醸造家であるバックス家がその上位を抑えている。ワインのレパートリーが豊富で上質な事から侯爵の爵位を叙爵された有名ブランド。
酒神ディオニュソスの加護を一身に受けている家系だから当然だが…
酒の話に紐付けて、あの入学生代表カイルスはどうしたものか…と、カイルスが座っている席を探そうとした時、唐突に右横から肩を突かれビクッとして振り向けばローツインテールをした綺麗めな女の子が俺のすぐ隣に座っていた。
「サルウェ、貴方が来る事は知っていたよ。ユノ・レギーナ」
「え?」
「僕の名前はティレシアス。ずっと前から貴方の事は知っていたんだ。お会い出来て光栄だ」
そう言って、ティレミアスとか言う如何にも男っぽい名前の女と強引に握手を交わされた。僕っ子なのかな??
「あれ?僕の事知らない??アルブ国では結構有名なんだけどな…。預言者ティレシアスとか盲目のティレミアスとか」
「あっ…」
思い出したぞ!こいつ!!一年毎に性転換する奴だーー!!
女体化してたから一瞬気付くのが遅れたけど、そうかコイツか!悪女ユノの被害者の一人、ティレシアス。ユノの琴線に触れて脚に矢を射られた預言者!
「その顔を見ると、思い出してくれたようだ」
ニコッと微笑む顔を見れば一気に頭が冷え、巡る思考。
するとコイツ、大体の事は既知してるんじゃ─
いや、男体化した時だけ預言者になるから……どうだろう。今の俺を知っているのか…?
「…っ」
訝し気に奴を凝視する俺は、これからの計画がどうなってしまうのか、とか色んな意味で頭がフリーズしていた。
だから空席になっていた、左隣に座った新たな客の気配にも気付かなかったのだ。
「あれぇ~。ティレくんお知り合い~~~?」
声が聞こえた方を向けば、又女の子が一人座っているではないか
「嗚呼、アウロラ。ご機嫌麗しいね、この人とは今さっき僕が一方的に知り合ったんだよ」
「へぇ~、そうなの。ティレくんは預言者だから未だ知らない人も知ってるのよね~。ふふっ、わたしも最初はビックリしたわぁ~」
で、出たぁーーーーアウロラ!!!
凄まじく運だけが良い女!デスゲームの空間に放り込んだら絶対に何もしてないのに一人だけ無傷で生還する女ことアウロラ!
もう、周りから運気吸ってんのかってぐらい豪運なアウロラ先輩じゃないですか!!
「初めましてよね?私はアウロラ・フォルトゥーナ。アウロラって呼んで?あなた、わたし知ってるわ~。入学式に遅刻した人でしょ?私も今年からだから同級生?よ~」
ふわふわした喋り方が特徴的な彼女の周りには、メルヘンチックな花々や虫がひらひらぶんぶん飛んでるのが見えた(幻覚)
うわ、おもっきし入学式で遅刻かましてるのバレとるやんけ!
「アっ、あぁッ…」
ヤヴァイ、異性慣れしてない陰キャ特有のコミュ障が発動しかけてるぅ…
てか、めちゃ顔えぇ…可愛い女の子の顔面が直に拝めるこんな日が来るなんて!号泣して良いですか??女神ですか??後、距離近くない??大丈夫??なんか俺から変なもの移ったりしない???
「ユ、ユノ・ディアナでふっ!よっ、よよ宜しくお願いします(小声)」
「よろしくねぇ~。ユノちゃんって呼ばせて貰うわぁ~」
「は、はひっ↑」
美ボイス!耳が幸せ!ゆったりとした喋り方と何か良い香りが相俟って夢見心地の様な気分になる!こ、これが女の子…
「ユノちゃんの信仰神は誰かしら~?私はテュケー神なんだけれど…」
「ゎぁたしは、ぃちぉぅァルテミス神を…」
一応って何だよ!一応って!!
「アルテミス様!じゃぁ、ユノちゃんは狩猟民族の家系なのねぇ~~。アレでしょう?熊とか鹿とか猪とかの野獣を狩るのでしょう?とっても凄いわぁ~」
これみよがしにテンションが上がり、口元に手を合わせて、アウロラはキラキラと目を輝かす。
「は、はぃ。んふふっ…」
お、女の子と話してる…!この俺が!!前世では小学生以降もう必要な時以外、声一つ交わさなかった女の子と!やばい、顔がにやける…
顔面崩壊しない様、表情筋に喝を入れて平静を保たないと…
「私の家系は代々テュケー神を信仰しているから、あまり外の事に目を向ける機会がなくって…。野山にすら出たことがないの、でも、外の空気は澄んでいて凄く広大で、ニュンペたちもいっぱい居て、素敵なところだと小さい頃ご本で読んだ事があるから一度でも良いから行ってみたいのよ~。だけれど、とても危険だと周りの大人たちが言うのよ」
少しだけしおらし気に外の話について語るアウロラ。
彼女の家系の信仰神はテュケー。このアルブ国の繁栄都市に切っても切り離せない神こそがテュケー神だ。都市の財産や繁栄を司るテュケー神のお膝元のフォルトゥーナ家は上流階級の中心的存在であり、裕福層にとっては神聖視の対象である。神官家系の令嬢である彼女は、絵に描いた様な深窓の令嬢で一見、高潔で近寄り難く見えるがその実、利権や富に執着するぐちゅぐちゅに腐った人間が集う街灯だ。彼女に引き寄せられる者達は、街灯の眩い光目掛けて群がる虫であり、純真な彼女の精神を容易に歪めてしまうものであった。
幼い頃から皆に蝶よ花よと讃えられ、厚遇を受ければ、その媚態の真意に何と無し気付き、無意識的に拒否していた精神は、彼女が11歳の頃にはもう人格が崩壊を迎え、周りから不思議ちゃん等と俗称で呼ばれる迄に、いつの間にか集団生活の孤立に自ら歩み寄る振る舞いを行っていた。それが今のアウロラ・フォルトゥーナである
彼女が都市外の世界に異常な程の執着心を持って、壮大で広大な自然を夢見るのは、快適な筈なのに違和感を覚える埃塗れの部屋から抜け出したい所以あってのものであろう─
「な、ならぁ、今度っきそぃでぇピクニックとかどぅですかぁ?ゎたし、森くゎしぃのでぇ」
「まぁ!本当??嬉しいわぁ~。あぁ、怒られないかしらぁ~?」
「な、なぃしょにしてぉけばぃぃんですょぉー。こっ、こっそりね?」
「食べられたりしないかしらぁ~??」
「ゎたしがっぃてるんでだぃじょぅぶですょ!ねっ???」
塔のお姫様宜しく、外界に連れ出す王子の様な提案を言いつつ俺の汚い心は今、"女”を口説き落としてデートに行く算段を企てていた。これぞ男の性。異性に近付くのは皆決まって下心が有り有りな時だ。最低と罵られて良い、だって今は悪役乙女ユノ・ディアナなのだから…!
「恐ろしいと聞いているのだけれど、あなたが居ればきっと大丈夫ね~。機会があれば誘って頂戴ね~」
この時、女の子と話している状況に俺は途轍もない昂奮を覚え、右隣りに座っていた筈のティレシアスがいつの間にか席を立っていた事に気付かなかった。
俺が俺じゃないとか、俺がこの世界の住人じゃないだとか、バレてないかなんて厭な考えは、頭からすっぽり抜け落ちていたのだ。
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