銭ゲバ令嬢なまぐさ司祭に溺愛される【R18】

chapter7:become a teacher

chapter7終わりました！

お久しぶりです、野良ぱんだです。

なんとかchapter7終わらせました。

本当は間話程度の内容にする予定でもう少しライトな感じの話を想定していたのに、結果めちゃくちゃ長いし重い話になってしまったのはある意味想定外でした(18万文字数って...)

ただ想定しているchapter8の話でどうしても奴の過去と正体を書いとかなきゃ、想定したラストに繋がらないな、と思いながら書き切りました、いやはや。

でchapter8は『悪魔との戦い』ではなく『人の戦い』の話をする予定でchapter6の最後に匂わせたノルベルトや王妃フォルトナータの陰謀が絡む話と未来に向かう話となります。

ちなみに天使と悪魔に関する話で、何故性格がアレな奴ディビッドが天使なのか？と言いますと、逆説的に何故天使だったはずの悪魔がああいう邪悪な存在になったのか？から発想があり、人と同じくらいに個々に性格や考えがあるからだろう、と思った為です。

そして奴が通常の人と考え方が違うのは人として産まれてきても天使としての感覚が消えていないせいでもあります、だから奴を捨てた人の父に対して何の感情も湧かず(愛情どころか憎しみもない、ただただ無関心)、神を『父親』と慕う感覚が強く神の存在を強く感じているのです。

だからこそ人として生きて人の情を長い時間をかけて育ませないといけない、と神が四兄弟に指示して地上に誕生させているのです。

※ちなみに奴は天使として誕生して4,000年以上は経っているものの、数多くの天使達や悪魔と呼ばれる存在は誕生して1,000万年レベルがごろごろしているので彼らから見れば奴や奴の兄弟はは赤ちゃんレベルだし、四兄弟は同時期とは言っても同時期が1,000年単位だったりします(奴の最後の夢で出てきた兄弟達がちょっと年齢が違うのはその為)
あと基本天使は性別はどちらかというと男性寄りの無性が大半(たまにバビロンの様に女性になりたくて女性に変化する事もある)
ちなみにこの話にはキューピットのような天使は存在しません(ちなみにキューピットはローマやギリシャ神話の神の為、出たとしてもそれこそ悪魔のカテゴリになる可能性が...)

あとティナパパことジャンマリオは元はああいうニコニコお人よしな顔しながら人の首を簡単にはねたり火炙りする事ができる男で本質的にはファミリー認定以外の人物に対しては危険極まりない人物であります。

シルヴィオの方がまだ穏健派。呪われたまま無能なポンコツの方がマシだったと思われかねないヤバい人物。

正直ジャンマリオの本心はウルム王族になんて忠誠心なぞカケラもなかったりだし(定期的に王に会うの面倒臭いとか思ってる)、シルヴィオを脅して配下にしたサヴェリオを腹立たしく思ってるし、自分の家族やベルガモの住人に害が及ぶならウルムの王族を自身の手で暗殺するくらいは平気でやれる程にはです。(今はそこまで実害が無いからやらないだけ)

では少々ストックが増えたら再開予定ですのでよろしくお願い致します！