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chapter7:become a teacher
嘆きと叫びの王モレク その9
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そうしているうちに異端審問官の人達が何人か屋敷内のドアから入って来たわ。
「...こいつは禁止されているキメラ作成の罪もあるだろうからそのままウルムの憲兵に引き渡す方が良いだろう、周囲にいる異端審問官達を通じて憲兵を呼んでおくか、さてこいつが動けない間に屋敷内でモレクの書き板を探そうか...」
とマキシムさんはやって来た異端審問官達に指示を出して1人に憲兵を呼びに行かせて、残った人達には屋敷内の捜索をするように指示を出す。
「これで一件落着か...」
マキシムさんがそう呟く。
「いいえ...それは無いわ」
「どうしてだ?」
「それこそ聖ジョシュアの言葉にゲヘナの火がやって来る事、そしてジョセフ様が伝えた神託、この王笏でモレクを砕くって」
「って事はもしかしてここにはモレクの書き板が無いのか???」
「かもしれない...」
『あはははは!当たり前よぉ~本当は事故に見せかけようと思ったけどその企みもおじゃんになったし、もうそんなのどうでも良いもの~』
「まさか学校に何か仕掛けたのか???」
ジョナサンはイルダに詰め寄る。
『さぁねぇ~』
「答えろ!!!」
『あはは、嫌よぉ~だってベル・ハモンの神がいよいよ降臨するのだもの!』
「何だと!」
ジョナサンが苛立ちながらイルダを睨むわ。
「もうこうなったら緊急を要するからって学校を封鎖させなきゃ...」
「あはは...う...ううっ!」
イルダの笑いが止まり急に苦しみ出すわ。
『くっ...勝手に主導権を握る事なんてゆるさ...ない...』
と言いかけながらイルダ自身がだんだんレナート先生の身体に戻っていくわ。
仰け反っていた身体も元に戻っていくレナート先生は息を切らす。
「...こいつは禁止されているキメラ作成の罪もあるだろうからそのままウルムの憲兵に引き渡す方が良いだろう、周囲にいる異端審問官達を通じて憲兵を呼んでおくか、さてこいつが動けない間に屋敷内でモレクの書き板を探そうか...」
とマキシムさんはやって来た異端審問官達に指示を出して1人に憲兵を呼びに行かせて、残った人達には屋敷内の捜索をするように指示を出す。
「これで一件落着か...」
マキシムさんがそう呟く。
「いいえ...それは無いわ」
「どうしてだ?」
「それこそ聖ジョシュアの言葉にゲヘナの火がやって来る事、そしてジョセフ様が伝えた神託、この王笏でモレクを砕くって」
「って事はもしかしてここにはモレクの書き板が無いのか???」
「かもしれない...」
『あはははは!当たり前よぉ~本当は事故に見せかけようと思ったけどその企みもおじゃんになったし、もうそんなのどうでも良いもの~』
「まさか学校に何か仕掛けたのか???」
ジョナサンはイルダに詰め寄る。
『さぁねぇ~』
「答えろ!!!」
『あはは、嫌よぉ~だってベル・ハモンの神がいよいよ降臨するのだもの!』
「何だと!」
ジョナサンが苛立ちながらイルダを睨むわ。
「もうこうなったら緊急を要するからって学校を封鎖させなきゃ...」
「あはは...う...ううっ!」
イルダの笑いが止まり急に苦しみ出すわ。
『くっ...勝手に主導権を握る事なんてゆるさ...ない...』
と言いかけながらイルダ自身がだんだんレナート先生の身体に戻っていくわ。
仰け反っていた身体も元に戻っていくレナート先生は息を切らす。
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