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chapter7:become a teacher
一応復活したみたい その5
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翌日の朝、学校内の厨房にディビッドが早めにやって来る。
その手には一つの布袋を持って来ており、流しに大きなボウルを取ってその布袋の中身を入れる。
それは聖灰であり、収穫の初物の中で最も良いものを最も良いオリーブ油を使って作ったパン、最も肉付きの良い牛の脂を神の祭壇にて段階を踏んで神に捧げる為に焼いたものであり、聖なる物である。
ボウルに入れた灰に汲んで水差しに入れた水を注ぎながらディビッドは祈りを捧げる。
「創造者にして忠誠なる神、正しき者にもそうで無い者にも公平に愛を示し日の光と雨を与えて下さる慈愛の神に感謝します」
その言葉に反応し始めたのか、灰を溶かした水がキラキラと輝き始め、最初に水差しから注いだ水よりも澄んだ水へと変わっていく...水を聖水へと変えたのだ。
「...さて」
ディビッドはボウルの中にある聖水を手で掬い、今日提供する学食の食材へ振りかける。
すると食材が聖化されてゆく、全ての食材に振りかけると食材自体が生き生きと輝いて見えてくる。
「おや、新入り早いな!」
学食の中年のコックがやって来る、ディビッドはいつのまにかモップを片手に床を磨いている。
「ああ、おはようございます」
爽やかな笑顔でコックに挨拶する。
「すごいなぁ、新入り全部掃除したのか!こんなにピカピカにキッチン磨いて!」
そう、キッチン内はシンクやら床や壁、キッチン用品すら全てピカピカになっているのだ。
まぁディビッドが聖水を作る前に浄化を使って先に綺麗にしただけではあるが。
「子供達の事を考えて綺麗なキッチンで美味しいご飯を提供出来ればって思ってですね~」
「はは!その心掛けは大切だぞ!」
とディビッドの肩をポンポン叩く。
「あ!さっき今日の食材受け取ったので、冷蔵貯蔵庫に入れておきますね!」
「お!すまんな...おや今日の食材何だか全体的に鮮度が良さそうだな!」
とコックが大量にある食材を見て一つ取りマジマジと見つめる。
「ですよね!じゃあ肉や魚を閉まっておきますね~」
とディビッドは大量の肉や魚を備え付けの大きな冷蔵貯蔵庫へと運んでいくのであった。
────────────────────────────
※術式付与で冷やす冷蔵庫がある世界です。
普通は維持費が高価な代物ですが(大体一回の付与で1週間持つかな?くらいで一回につき1~3万円近い価値があると思って下さい)、この学校の平民の学生の中には生活用の付与術士を目指す生徒が多いので(付与術士は需要もあって実は儲かる)冷蔵用の術式付与のアルバイトがあったりします(しかもなかなかいいお金が貰える)
ちなみにディビッドの家にはジョナサンが来てから冷蔵だけでなく冷凍(冷凍はもっと維持費が高い)もできる貯蔵庫があるし、付与する仕事はジョナサンの仕事だったり...(勿論無料)
その手には一つの布袋を持って来ており、流しに大きなボウルを取ってその布袋の中身を入れる。
それは聖灰であり、収穫の初物の中で最も良いものを最も良いオリーブ油を使って作ったパン、最も肉付きの良い牛の脂を神の祭壇にて段階を踏んで神に捧げる為に焼いたものであり、聖なる物である。
ボウルに入れた灰に汲んで水差しに入れた水を注ぎながらディビッドは祈りを捧げる。
「創造者にして忠誠なる神、正しき者にもそうで無い者にも公平に愛を示し日の光と雨を与えて下さる慈愛の神に感謝します」
その言葉に反応し始めたのか、灰を溶かした水がキラキラと輝き始め、最初に水差しから注いだ水よりも澄んだ水へと変わっていく...水を聖水へと変えたのだ。
「...さて」
ディビッドはボウルの中にある聖水を手で掬い、今日提供する学食の食材へ振りかける。
すると食材が聖化されてゆく、全ての食材に振りかけると食材自体が生き生きと輝いて見えてくる。
「おや、新入り早いな!」
学食の中年のコックがやって来る、ディビッドはいつのまにかモップを片手に床を磨いている。
「ああ、おはようございます」
爽やかな笑顔でコックに挨拶する。
「すごいなぁ、新入り全部掃除したのか!こんなにピカピカにキッチン磨いて!」
そう、キッチン内はシンクやら床や壁、キッチン用品すら全てピカピカになっているのだ。
まぁディビッドが聖水を作る前に浄化を使って先に綺麗にしただけではあるが。
「子供達の事を考えて綺麗なキッチンで美味しいご飯を提供出来ればって思ってですね~」
「はは!その心掛けは大切だぞ!」
とディビッドの肩をポンポン叩く。
「あ!さっき今日の食材受け取ったので、冷蔵貯蔵庫に入れておきますね!」
「お!すまんな...おや今日の食材何だか全体的に鮮度が良さそうだな!」
とコックが大量にある食材を見て一つ取りマジマジと見つめる。
「ですよね!じゃあ肉や魚を閉まっておきますね~」
とディビッドは大量の肉や魚を備え付けの大きな冷蔵貯蔵庫へと運んでいくのであった。
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※術式付与で冷やす冷蔵庫がある世界です。
普通は維持費が高価な代物ですが(大体一回の付与で1週間持つかな?くらいで一回につき1~3万円近い価値があると思って下さい)、この学校の平民の学生の中には生活用の付与術士を目指す生徒が多いので(付与術士は需要もあって実は儲かる)冷蔵用の術式付与のアルバイトがあったりします(しかもなかなかいいお金が貰える)
ちなみにディビッドの家にはジョナサンが来てから冷蔵だけでなく冷凍(冷凍はもっと維持費が高い)もできる貯蔵庫があるし、付与する仕事はジョナサンの仕事だったり...(勿論無料)
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