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chapter6:Be baptized
星の見えない夜 その1
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私も食事を終わらせて部屋に戻ってお風呂を終わらせた後にバルコニーに繋がるガラス戸を開いて出る。
外はだいぶ寒くなったけど、夜空を見たかったからね...それにしても寒いわ、ショールでも持ってこようかしらと部屋に戻ろうとすると背中側に気配がするわ。
「ティナ」
振り向くとディビッドがそこにいたわ、司祭服のコートを着てる。
「ディビッド、どうしたの?エステルお姉様が王都にいる内はダメって...」
「大丈夫ですよ、別にボコボコにされてもティナに毎日逢えない方がよっぽど辛いんで」
そう言ってコートを脱いで私に羽織らせた後にぎゅっと抱きしめてくるわ。
「貴方が痛い目に遭うの見ていると私が辛いのよ?お姉様過激だし」
「あはは、あれはいつもの事でしたからねぇ」
「もう!」
いくら回復出来るからってほぼ死にかけてる姿は心臓に悪いんだから!
「ところでこんな寒いのにどうしたんです?」
「星空が見たくて、でも街の明かりのせいでよく見えないわね」
そう、王都は夜も明るくしているからあまり星がよく見えないのよね。
「...バーレは標高も高いし夜は真っ暗なんで星空はよく見えますよ、それに良い場所も知ってますし向こうに行ったら見に行きましょう?」
「良いわね、じゃあバーレに着いたら連れて行ってね」
「勿論、 じゃあ部屋に入りましょう?身体を暖めなきゃ」
「暖めるってすぐエッチな事しようと思ってないわよね?」
「別に嫌いな訳じゃないでしょ?」
笑顔でそう言われちゃうと否定ができない...
「ううっ...」
「早くに仕事も切り上げてやって来たんですよ...ね?」
「ね、じゃないわよ、全くもう!」
そう言いながら二人で部屋に戻って灯りを消す、だって明るいままでエッチするのやっぱり恥ずかしいもの...ただディビッドは夜目も効くから意味が無いみたいだけど...
ーーー
今何時かしら...さっきまで激しく愛し合った後にしっかり回復してもらったお陰か目が冴えちゃった。
ベッドの上でディビッドの胸の抱かれながら、ここしばらくの事をディビッドは話してくれたわ。
「少しウルムから離れるから分かる限りの悪魔の封印式に更に念入りに封印をかけてたんですよ、解除させるにも時間がかかるようにね、あとパーティで一応表面上の立場を明らかにさせたんであちこち顔を出したりとかですねぇ...正直こう言うのが面倒だから平民って事にしてたのに」
そんな事をぼやくディビッド。
あのパーティの件でエステルお姉様の弟でエアヴァルドで爵位を持ってる事にしたんだものね。
外はだいぶ寒くなったけど、夜空を見たかったからね...それにしても寒いわ、ショールでも持ってこようかしらと部屋に戻ろうとすると背中側に気配がするわ。
「ティナ」
振り向くとディビッドがそこにいたわ、司祭服のコートを着てる。
「ディビッド、どうしたの?エステルお姉様が王都にいる内はダメって...」
「大丈夫ですよ、別にボコボコにされてもティナに毎日逢えない方がよっぽど辛いんで」
そう言ってコートを脱いで私に羽織らせた後にぎゅっと抱きしめてくるわ。
「貴方が痛い目に遭うの見ていると私が辛いのよ?お姉様過激だし」
「あはは、あれはいつもの事でしたからねぇ」
「もう!」
いくら回復出来るからってほぼ死にかけてる姿は心臓に悪いんだから!
「ところでこんな寒いのにどうしたんです?」
「星空が見たくて、でも街の明かりのせいでよく見えないわね」
そう、王都は夜も明るくしているからあまり星がよく見えないのよね。
「...バーレは標高も高いし夜は真っ暗なんで星空はよく見えますよ、それに良い場所も知ってますし向こうに行ったら見に行きましょう?」
「良いわね、じゃあバーレに着いたら連れて行ってね」
「勿論、 じゃあ部屋に入りましょう?身体を暖めなきゃ」
「暖めるってすぐエッチな事しようと思ってないわよね?」
「別に嫌いな訳じゃないでしょ?」
笑顔でそう言われちゃうと否定ができない...
「ううっ...」
「早くに仕事も切り上げてやって来たんですよ...ね?」
「ね、じゃないわよ、全くもう!」
そう言いながら二人で部屋に戻って灯りを消す、だって明るいままでエッチするのやっぱり恥ずかしいもの...ただディビッドは夜目も効くから意味が無いみたいだけど...
ーーー
今何時かしら...さっきまで激しく愛し合った後にしっかり回復してもらったお陰か目が冴えちゃった。
ベッドの上でディビッドの胸の抱かれながら、ここしばらくの事をディビッドは話してくれたわ。
「少しウルムから離れるから分かる限りの悪魔の封印式に更に念入りに封印をかけてたんですよ、解除させるにも時間がかかるようにね、あとパーティで一応表面上の立場を明らかにさせたんであちこち顔を出したりとかですねぇ...正直こう言うのが面倒だから平民って事にしてたのに」
そんな事をぼやくディビッド。
あのパーティの件でエステルお姉様の弟でエアヴァルドで爵位を持ってる事にしたんだものね。
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