銭ゲバ令嬢なまぐさ司祭に溺愛される【R18】

chapter5:Whereabouts of the curse

魅了なんて厄介な事になったわ！ その4

...散々だわ...一体何度エッチすれば気が済むのってくらいやられたわ...あんな激しくガンガンしつこくやられた事無かったわ...確かに途中受け入れそうになったけどそれ以上にガツガツとやられちゃったんだもの...ぐすん。

何だか空はもう真っ暗だし、パパやお兄様もうタウンハウスにいるんじゃないかしら。

でももう心身共にヘトヘトで動けないし、身体中が汗とかいろいろでベトベトでぐちゃぐちゃだしキスマークやらついてるし、何よりディビッドに絡まれる様に抱きしめられれて身動きが取れないいいい！！！

それにしても満足そうにすやすやと自分だけ眠っちゃって...もう。

「ティナ...もう死んでも絶対離さない...」

うーん、夢なんだろうけど何だか怖い事言ってるわね...困ったわ、きっとまだ魅了が解けて無いかもしれない。

それにしても一体暫くの間何があったのかしら...後でみんなに聴かなきゃ...それにしても何とかこの絡まってるディビッドを引き剥がさないと後でエステルお姉様に怒られるでしょうから、さっさと引き離さなきゃ。

「ディビッド...起きて？ねぇ？もう夜なんだけど？」

うーん...全く起きる気配が無いわ...困ったわ、でも下手に最後の手段を使ったら使ったで元気になられても困るし...うーん。

とても困った状態で頭を悩ませているとバン！と窓が開く音が！

「ティナちゃん！！！」

エステルお姉様が窓から入って来たわ！きっとピッピちゃんを通して実体化したのね、やだ流石にこんな状態また見られて恥ずかしい！！

「エステルお姉様」

「...この馬鹿またやらかしたのね...」

ずんずんとこちらに向かってそのままディビッドの頭を掴んで引き離されちゃう。

「うわっ！いたたたたた！」

「あれだけダメだって言ったのにこの子と来たら！！！」

ディビッドが床に投げ飛ばされちゃうわ！

「もう！こんなにされちゃって...」

とエステルお姉様は言いながら回復と浄化をかけると体力も回復して動ける様になったし、酷いベタベタな身体やキスマークが消えてベッドが綺麗になったわ。

「いくら姉上でもティナに触るな！」

「うるさい！」

ディビッドがエステルお姉様に怒って声を上げるけど、その辺にある分厚い本を投げつけられて命中しちゃうわ！

流石に裸で倒れてる姿が見苦しいと思ったのかお姉様はディビッドにシーツを投げつける様にかける。

「大丈夫？服を着なきゃだけど...」

と周囲を見て脱がせられた服をお姉様は拾うけど、破かれてしまって着る事が出来なくなってるわ...

「...この馬鹿者がぁ！あれ程暴力的に手を出すなって言ったでしょうが！！！」

怒り心頭でディビッドをガシガシと踏みつけるエステルお姉様。

「ぎゃあ！姉上痛い痛い！」

「これじゃあティナちゃん帰れないじゃない！」

「ティナとは結婚するんですからずっとここにいさせ...痛っ！それにティナの服や下着はそこのチェストに予備がありますから！」