364 / 841
chapter5:Whereabouts of the curse
ティナちゃんはおかしがだいすきです!その2
しおりを挟む
ちょっと前に式典用に用意したドレスのサイズが合わない事でバレンティナが大騒ぎしていてダイエットしなきゃ!と言ってた事を調理人達が思い出しながらそう呟く。
甘いもの好きとは言えこれじゃあ痩せないよなぁ...と調理人は思う...まぁ実際はやや胸が大きくなってはいるが自身が用意したドレスを着せる為にサイズを書き変えたディビッドのせいではあるが。
「わぁ!すごーい!!!」
テーブルいっぱいのディビッドの作ったお菓子にバレンティナは目を輝かせる。まるでケーキバイキング状態だ。
「本当すごいね、お店のお菓子全部買いきったみたいだね」
とジャンマリオもその光景に驚いている。
「ディビッドおにいちゃんほんとうにおかしやさんなのね!」
「そうだよ?どうして?」
バレンティナの言葉にディビッドは尋ねる。
「...だってすごいかっこいいからね...どこかのおうじさまだとおもってたの」
とバレンティナはちょっと顔を赤らめてそう言う、その表情がとても可愛らしくて顔がにやけてきているディビッド。
『王子様って言われるのすごい嫌がるくせに...』
とジョナサンがエアヴァルド語でボヤく、ディビッドは王子様みたいな見た目がコンプレックスで以前にそう言ってマキシム共々酷い目にあわされた事があるからだ。
その割にその見た目を上手く使う所があるから本当に性格が悪い。
「さぁティナ?どれを食べたい?」
「うーん...どれもおいしそうでまよっちゃう...」
どのケーキを食べようと悩むバレンティナ。
「全部少しずつ食べて良いんだよ?ぜーんぶティナの為に作ったんだからね」
「じゃあこのフルーツたくさんのケーキとアップルパイとピンクのマカロン!」
と選ぶとディビッドがお皿にケーキやお菓子をのせてバレンティナの前のテーブルに置く。
「ディビッドおにいちゃんありがとう!」
「じゃあ一緒に食べようか?」
とディビッドはバレンティナの横に座って、フォークで一口大に分けてバレンティナの口へ。
「おいしい!」
顔が綻ぶバレンティナ、いつもなら文句の一つも出る所だが、嬉しそうに頬張る姿が可愛らしい...勿論いつものように文句を言ってくる姿も可愛いとディビッドが思っているが。
「まだまだ沢山あるからね、好きなのを食べて」
「うん!」
喜ぶ顔が嬉しいのか次々とお菓子をバレンティナの口へ運ぶディビッドをジャンマリオはニコニコしながら見る。
「...何だか新婚だった頃を思い出すなぁ」
そんな言葉を呟くのをディビッドは聞き漏らしてはいなかった。
甘いもの好きとは言えこれじゃあ痩せないよなぁ...と調理人は思う...まぁ実際はやや胸が大きくなってはいるが自身が用意したドレスを着せる為にサイズを書き変えたディビッドのせいではあるが。
「わぁ!すごーい!!!」
テーブルいっぱいのディビッドの作ったお菓子にバレンティナは目を輝かせる。まるでケーキバイキング状態だ。
「本当すごいね、お店のお菓子全部買いきったみたいだね」
とジャンマリオもその光景に驚いている。
「ディビッドおにいちゃんほんとうにおかしやさんなのね!」
「そうだよ?どうして?」
バレンティナの言葉にディビッドは尋ねる。
「...だってすごいかっこいいからね...どこかのおうじさまだとおもってたの」
とバレンティナはちょっと顔を赤らめてそう言う、その表情がとても可愛らしくて顔がにやけてきているディビッド。
『王子様って言われるのすごい嫌がるくせに...』
とジョナサンがエアヴァルド語でボヤく、ディビッドは王子様みたいな見た目がコンプレックスで以前にそう言ってマキシム共々酷い目にあわされた事があるからだ。
その割にその見た目を上手く使う所があるから本当に性格が悪い。
「さぁティナ?どれを食べたい?」
「うーん...どれもおいしそうでまよっちゃう...」
どのケーキを食べようと悩むバレンティナ。
「全部少しずつ食べて良いんだよ?ぜーんぶティナの為に作ったんだからね」
「じゃあこのフルーツたくさんのケーキとアップルパイとピンクのマカロン!」
と選ぶとディビッドがお皿にケーキやお菓子をのせてバレンティナの前のテーブルに置く。
「ディビッドおにいちゃんありがとう!」
「じゃあ一緒に食べようか?」
とディビッドはバレンティナの横に座って、フォークで一口大に分けてバレンティナの口へ。
「おいしい!」
顔が綻ぶバレンティナ、いつもなら文句の一つも出る所だが、嬉しそうに頬張る姿が可愛らしい...勿論いつものように文句を言ってくる姿も可愛いとディビッドが思っているが。
「まだまだ沢山あるからね、好きなのを食べて」
「うん!」
喜ぶ顔が嬉しいのか次々とお菓子をバレンティナの口へ運ぶディビッドをジャンマリオはニコニコしながら見る。
「...何だか新婚だった頃を思い出すなぁ」
そんな言葉を呟くのをディビッドは聞き漏らしてはいなかった。
0
お気に入りに追加
342
あなたにおすすめの小説
氷獄の中の狂愛─弟の執愛に囚われた姉─
イセヤ レキ
恋愛
※この作品は、R18作品です、ご注意下さい※
箸休め作品です。
がっつり救いのない近親相姦ものとなります。
(双子弟✕姉)
※メリバ、近親相姦、汚喘ぎ、♡喘ぎ、監禁、凌辱、眠姦、ヤンデレ(マジで病んでる)、といったキーワードが苦手な方はUターン下さい。
※何でもこい&エロはファンタジーを合言葉に読める方向けの作品となります。
※淫語バリバリの頭のおかしいヒーローに嫌悪感がある方も先に進まないで下さい。
注意事項を全てクリアした強者な読者様のみ、お進み下さい。
溺愛/執着/狂愛/凌辱/眠姦/調教/敬語責め
女性の少ない異世界に生まれ変わったら
Azuki
恋愛
高校に登校している途中、道路に飛び出した子供を助ける形でトラックに轢かれてそのまま意識を失った私。
目を覚ますと、私はベッドに寝ていて、目の前にも周りにもイケメン、イケメン、イケメンだらけーーー!?
なんと私は幼女に生まれ変わっており、しかもお嬢様だった!!
ーーやった〜!勝ち組人生来た〜〜〜!!!
そう、心の中で思いっきり歓喜していた私だけど、この世界はとんでもない世界で・・・!?
これは、女性が圧倒的に少ない異世界に転生した私が、家族や周りから溺愛されながら様々な問題を解決して、更に溺愛されていく物語。
ドS騎士団長のご奉仕メイドに任命されましたが、私××なんですけど!?
yori
恋愛
*ノーチェブックスさまより書籍化&コミカライズ連載7/5~startしました*
コミカライズは最新話無料ですのでぜひ!
読み終わったらいいね♥もよろしくお願いします!
⋆┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈⋆
ふりふりのエプロンをつけたメイドになるのが夢だった男爵令嬢エミリア。
王城のメイド試験に受かったはいいけど、処女なのに、性のお世話をする、ご奉仕メイドになってしまった!?
担当する騎士団長は、ある事情があって、専任のご奉仕メイドがついていないらしい……。
だけど普通のメイドよりも、お給金が倍だったので、貧乏な実家のために、いっぱい稼ぎます!!
本編完結R18)メイドは王子に喰い尽くされる
ハリエニシダ・レン
恋愛
とりあえず1章とおまけはエロ満載です。1章後半からは、そこに切なさが追加されます。
あらすじ:
精神的にいたぶるのが好きな既婚者の王子が、気まぐれで凌辱したメイドに歪んだ執着を持つようになった。
メイドの妊娠を機に私邸に閉じ込めて以降、彼女への王子の執着はますます歪み加速していく。彼らの子どもたちをも巻き込んで。※食人はありません
タグとあらすじで引いたけど読んでみたらよかった!
普段は近親相姦読まないけどこれは面白かった!
という感想をちらほら頂いているので、迷ったら読んで頂けたらなぁと思います。
1章12話くらいまではノーマルな陵辱モノですが、その後は子どもの幼児期を含んだ近親相姦込みの話(攻められるのは、あくまでメイドさん)になります。なので以降はそういうのokな人のみコンティニューでお願いします。
メイドさんは、気持ちよくなっちゃうけど嫌がってます。
完全な合意の上での話は、1章では非常に少ないです。
クイック解説:
1章: 切ないエロ
2章: 切ない近親相姦
おまけ: ごった煮
マーカスルート: 途中鬱展開のバッドエンド(ifのifでの救済あり)。
サイラスルート: 甘々近親相姦
レオン&サイラスルート: 切ないバッドエンド
おまけ2: ごった煮
※オマケは本編の補完なので時系列はぐちゃぐちゃですが、冒頭にいつ頃の話か記載してあります。
※重要な設定: この世界の人の寿命は150歳くらい。最後の10〜20年で一気に歳をとる。
※現在、並べ替えテスト中
◻︎◾︎◻︎◾︎◻︎
本編完結しました。
読んでくれる皆様のおかげで、ここまで続けられました。
ありがとうございました!
時々彼らを書きたくてうずうずするので、引き続きオマケやifを不定期で書いてます。
◻︎◼︎◻︎◼︎◻︎
書くかどうかは五分五分ですが、何か読んでみたいお題があれば感想欄にどうぞ。
◻︎◼︎◻︎◼︎◻︎
去年の年末年始にアップしたもののうち
「うたた寝(殿下)」
「そこにいてくれるなら」
「閑話マーカス1.5」(おまけ1に挿入)
の3話はエロです。
それ以外は非エロです。
ってもう一年経つ。月日の経つのがああああああ!
睡姦しまくって無意識のうちに落とすお話
下菊みこと
恋愛
ヤンデレな若旦那様を振ったら、睡姦されて落とされたお話。
安定のヤンデレですがヤンデレ要素は薄いかも。
ムーンライトノベルズ様でも投稿しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる