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chapter5:Whereabouts of the curse
ティナちゃん5さいです! その5
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「そういえばおにいちゃんのおともだち?」
「はい、ジョナサンって言うんです...あとは」
「ギャ!ピッピちゃんギャ!」
「わぁ!とりさんかわいい!」
「ギャ!ティナちゃん!ティナちゃん!」
とピッピちゃんはバレンティナの肩に乗り換え、頬にスリスリする。
「おなまえピッピちゃんっていうの?」
「ギャ!」
バレンティナはピッピちゃんにご満悦の様子で微笑ましい姿である。
「そっちのちいさいおにいちゃんもはじめましてです!」
「ち...小さい...」
13、4歳のちびっ子姿のジョナサンは当たり前の事なのにショックを隠せない。
「じゃあディビッドおにいちゃん、こっち~」
とバレンティナはディビッドの右腕に抱きつき自分の部屋の方へ指さす。
むにゅっとした胸の柔らかい感触...動くと時折胸の突起が触れる、これは間違いなくノーブラだと判断し、理性が飛びそうになるディビッド。
先程鎮静剤を飲んだばかりなのに、もう一本飲まねばダメかも知れない、と思いながらバレンティナの部屋へと向かうのだった。
ー
「やぁ!本当にありがとうね~」
とバレンティナの父ことジャンマリオは沢山のボードゲームやらおもちゃやらを用意してバレンティナの部屋で待っていた。
「うわ!これ懐かしい!」
とジョナサンは絵合わせゲームを手に取って目をキラキラさせる。
「リバーシもトランプもいろいろあるからみんなで遊ぼうね」
とジャンマリオははしゃぎ気味だ...確か四十歳を超えてるはずだが見た目が子供っぽい為今部屋にいる中で誰が1番年下なのかわからない状態である。
「ティナちゃんこれがいい!」
「すごろくかぁ!みんなで楽しめて良いね!」
とバレンティナはみんなで遊べるすごろくを選ぶと、ジャンマリオはテーブルにすごろくを遊べるように広げ始める。
そうやってゲームを始めると、みんなでワイワイと盛り上がり、時間が進んでいく。
サイコロを振って進めるのだが、マスに書かれている指示がなかなか先に進められないものも多いが、それはそれで楽しいらしく、バレンティナはキャッキャとはしゃぎ気味だ。
「折角6出したのに、5マス戻るって!」
ジョナサンが嘆く、なかなか先に進めない。
「あはは、僕また一回お休みだって」
ゲーム内でも運が悪いのか何度もお休みや戻るのマスに当たってばかりのジャンマリオ。
「あ!更に4進めますね」
ととても順調に進むディビッド、でもそれ以上にバレンティナが先を進んでいて、ゴールまであと3マス前だ。
よほどの事が無ければ1番乗り間違い無し、目をキラキラさせながらサイコロを振る、コロコロとサイコロが転がってぴたりと止まる、丁度3の目だ!
「わぁい!いちばんのり!」
とはしゃぎながら自分の駒をゴールまで進める。
「ギャ!ティナちゃん1番ギャ!」
「良かったねぇ」
とピッピちゃんとジャンマリオがおめでとうと言ってくれる。
そんな無邪気に喜ぶバレンティナをジャンマリオは愛情を持って...でも何処か寂しげに見つめている事にディビッドは気がつく。
イマイチ何を考えているか分からないし、常にニコニコとしてはいるが、人が良いと言えば聞こえが良いがポンコツ具合が酷くて事業を失敗させてしまいアルカンタル家を没落させかけたりと問題も多い人物であるが、数回会った限りでは実際の所そうなのかディビッドは疑問に思う時がある。
術力枯渇の後遺症である幼児後退...バレンティナの子供時代のトラウマの件で何か思う事があるのかも知れない...とディビッドは思うのだった。
「はい、ジョナサンって言うんです...あとは」
「ギャ!ピッピちゃんギャ!」
「わぁ!とりさんかわいい!」
「ギャ!ティナちゃん!ティナちゃん!」
とピッピちゃんはバレンティナの肩に乗り換え、頬にスリスリする。
「おなまえピッピちゃんっていうの?」
「ギャ!」
バレンティナはピッピちゃんにご満悦の様子で微笑ましい姿である。
「そっちのちいさいおにいちゃんもはじめましてです!」
「ち...小さい...」
13、4歳のちびっ子姿のジョナサンは当たり前の事なのにショックを隠せない。
「じゃあディビッドおにいちゃん、こっち~」
とバレンティナはディビッドの右腕に抱きつき自分の部屋の方へ指さす。
むにゅっとした胸の柔らかい感触...動くと時折胸の突起が触れる、これは間違いなくノーブラだと判断し、理性が飛びそうになるディビッド。
先程鎮静剤を飲んだばかりなのに、もう一本飲まねばダメかも知れない、と思いながらバレンティナの部屋へと向かうのだった。
ー
「やぁ!本当にありがとうね~」
とバレンティナの父ことジャンマリオは沢山のボードゲームやらおもちゃやらを用意してバレンティナの部屋で待っていた。
「うわ!これ懐かしい!」
とジョナサンは絵合わせゲームを手に取って目をキラキラさせる。
「リバーシもトランプもいろいろあるからみんなで遊ぼうね」
とジャンマリオははしゃぎ気味だ...確か四十歳を超えてるはずだが見た目が子供っぽい為今部屋にいる中で誰が1番年下なのかわからない状態である。
「ティナちゃんこれがいい!」
「すごろくかぁ!みんなで楽しめて良いね!」
とバレンティナはみんなで遊べるすごろくを選ぶと、ジャンマリオはテーブルにすごろくを遊べるように広げ始める。
そうやってゲームを始めると、みんなでワイワイと盛り上がり、時間が進んでいく。
サイコロを振って進めるのだが、マスに書かれている指示がなかなか先に進められないものも多いが、それはそれで楽しいらしく、バレンティナはキャッキャとはしゃぎ気味だ。
「折角6出したのに、5マス戻るって!」
ジョナサンが嘆く、なかなか先に進めない。
「あはは、僕また一回お休みだって」
ゲーム内でも運が悪いのか何度もお休みや戻るのマスに当たってばかりのジャンマリオ。
「あ!更に4進めますね」
ととても順調に進むディビッド、でもそれ以上にバレンティナが先を進んでいて、ゴールまであと3マス前だ。
よほどの事が無ければ1番乗り間違い無し、目をキラキラさせながらサイコロを振る、コロコロとサイコロが転がってぴたりと止まる、丁度3の目だ!
「わぁい!いちばんのり!」
とはしゃぎながら自分の駒をゴールまで進める。
「ギャ!ティナちゃん1番ギャ!」
「良かったねぇ」
とピッピちゃんとジャンマリオがおめでとうと言ってくれる。
そんな無邪気に喜ぶバレンティナをジャンマリオは愛情を持って...でも何処か寂しげに見つめている事にディビッドは気がつく。
イマイチ何を考えているか分からないし、常にニコニコとしてはいるが、人が良いと言えば聞こえが良いがポンコツ具合が酷くて事業を失敗させてしまいアルカンタル家を没落させかけたりと問題も多い人物であるが、数回会った限りでは実際の所そうなのかディビッドは疑問に思う時がある。
術力枯渇の後遺症である幼児後退...バレンティナの子供時代のトラウマの件で何か思う事があるのかも知れない...とディビッドは思うのだった。
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