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chapter4:Older sister, invasion
大変な事になってしまいました! その2
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ディビッドは疲労困憊の為、いつの間にか眠っていた様だ。
ふと目を覚ますと草むらの上で寝転んでいて、例の12番目の預言者の美少女?がじっと見られている事に気がつく。
年齢はきっと16歳くらいの見た目だ、やはり姉エステルに似てるな、とディビッドは思いながら起き上がる。
『やぁおはよう』
「また貴女ですか?」
『昨日はお疲れ様、君が悪魔を三体も倒したんだものね』
労いの言葉をかけられるも、あまり嬉しくは無い。
「ええ、でも何故貴女がティナの身体を使うのは気に入らないですけど」
『危ない目に遭わせたくないからかい?』
「当たり前です」
ディビッドはそうはっきり言うが、12番目の預言者は呆れ顔だ。
『でもあの子はさ、君の花嫁になった時点でそれからは逃れられないんだ、でもあの子の祈りは神に聞かれ神はそれに応えようと動いて下さる...だからこそ例の呪いの一件が終わったら早々に洗礼を受けさせてあげて、そうすれば更にあの子は護られるからね』
「...そうですね...バーレに連れ帰った後でもと思いましたが、姉上が居るならウルムの教会内で行う様に手配します」
ディビッドは洗礼の話に同意する、神に祈りを聞き届けられる程であれば、洗礼を受ければ大きな加護を受け悪魔に狙われる事が減るだろうからだ。
『頼んだよ?そうすれば正しい『道しるべ』が見えて来るからね』
「道しるべ?」
『まぁその辺はおいおいね?あとそろそろあの子目覚めるけど、君にとっては『苦難』が待ってるとだけ忠告しとくよ?』
ニヤニヤしながらそう言うのが不穏である。
「苦難???」
『そう、ちょっと好き勝手やってた君への『罰』らしいよ?自制するのを覚えなさいってさ、まぁ1週間ばかり頑張ってね』
一体何を言っているかわからない顔をするディビッド。
そんな時、12番目の預言者に鎧を纏った神殿騎士が近づいて来る。
何か語りかけてるみたいだが、ディビッドの耳には聞こえない。
『マキシ、もう時間?』
そう言うと神殿騎士は頷く。
『そうか、じゃあね『白の射手』...一週間は絶対にあの子に手を出すのはダメだからね』
と12番目の預言者はニコニコとしながら手を振るとその瞬間目が覚める。
「...夢か...」
目を擦る、サミュエルに服を着たまま無理矢理湯船に落とされ、強制的に身綺麗にさせられたのがとどめとなって一気に疲れが出たのかも知れない、とディビッドは思う。
ずっとバレンティナが眠っているベッドの横で椅子に座って手を握りながらだ。
ふと目を覚ますと草むらの上で寝転んでいて、例の12番目の預言者の美少女?がじっと見られている事に気がつく。
年齢はきっと16歳くらいの見た目だ、やはり姉エステルに似てるな、とディビッドは思いながら起き上がる。
『やぁおはよう』
「また貴女ですか?」
『昨日はお疲れ様、君が悪魔を三体も倒したんだものね』
労いの言葉をかけられるも、あまり嬉しくは無い。
「ええ、でも何故貴女がティナの身体を使うのは気に入らないですけど」
『危ない目に遭わせたくないからかい?』
「当たり前です」
ディビッドはそうはっきり言うが、12番目の預言者は呆れ顔だ。
『でもあの子はさ、君の花嫁になった時点でそれからは逃れられないんだ、でもあの子の祈りは神に聞かれ神はそれに応えようと動いて下さる...だからこそ例の呪いの一件が終わったら早々に洗礼を受けさせてあげて、そうすれば更にあの子は護られるからね』
「...そうですね...バーレに連れ帰った後でもと思いましたが、姉上が居るならウルムの教会内で行う様に手配します」
ディビッドは洗礼の話に同意する、神に祈りを聞き届けられる程であれば、洗礼を受ければ大きな加護を受け悪魔に狙われる事が減るだろうからだ。
『頼んだよ?そうすれば正しい『道しるべ』が見えて来るからね』
「道しるべ?」
『まぁその辺はおいおいね?あとそろそろあの子目覚めるけど、君にとっては『苦難』が待ってるとだけ忠告しとくよ?』
ニヤニヤしながらそう言うのが不穏である。
「苦難???」
『そう、ちょっと好き勝手やってた君への『罰』らしいよ?自制するのを覚えなさいってさ、まぁ1週間ばかり頑張ってね』
一体何を言っているかわからない顔をするディビッド。
そんな時、12番目の預言者に鎧を纏った神殿騎士が近づいて来る。
何か語りかけてるみたいだが、ディビッドの耳には聞こえない。
『マキシ、もう時間?』
そう言うと神殿騎士は頷く。
『そうか、じゃあね『白の射手』...一週間は絶対にあの子に手を出すのはダメだからね』
と12番目の預言者はニコニコとしながら手を振るとその瞬間目が覚める。
「...夢か...」
目を擦る、サミュエルに服を着たまま無理矢理湯船に落とされ、強制的に身綺麗にさせられたのがとどめとなって一気に疲れが出たのかも知れない、とディビッドは思う。
ずっとバレンティナが眠っているベッドの横で椅子に座って手を握りながらだ。
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