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chapter4:Older sister, invasion

姉襲来 その1

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※chapter4スタートしますよw
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夏の暑さも収まりつつあり、そろそろ秋の季節がやって来るわね。

そろそろ涼しくなったし白の長袖ブラウスに、秋っぽさを感じさせる膝が隠れるくらいの赤ベースのチェックスカートを合わせた格好にしたわ。

今日もジョナサンの家庭教師って事でフィオーレ・ビアンコにたどり着いて裏口の扉を開けると、ネイビーのシャツにブラウンのスラックスな普段着姿のディビッドが慌てて出てきたの!

「ティナ!逃げましょう!」

お店へ入って開口一番でその言葉が出たと同時にお姫様抱っこされて、そのまま連れてかれちゃう!

「え!ええっ!何?」

「今は詳しい事は言えませんが、記念式典が終わるまでは!それこそシーズン終わりですがリゾート地にでも逃げましょう!」

「ちょっと!その式典私も参加しなきゃならないのよ!」

サヴェリオ国王陛下の即位十周年記念式典は高位貴族全員参加の式典なのよ!

「それ以上の脅威なんです!」

「脅威って???ええ???」

そう言ってディビッドは屋根まで飛び上がり、そのまま屋根から屋根へと駆け巡るわ!!!

「きゃあ!」

怖くてディビッドの首に腕を回してしっかりしがみつくわ!

駆け巡るスピードを上げるディビッド。

「しっかりしがみついてて下さい!敵はすぐそこまで...っ!!!」

と足を止めるディビッド。

「ふふ...私に敵うと思ってるの?」

そこに腕を組み立ち塞がる一人の美女...ええ...ここ屋根の上よ???

その姿は何というかボディラインが分かるワインレッドのタイトなワンピースで、スカート部分はスリッドが入ってて、すごい高いヒールのパンプス履いててそれが似合うボディライン...

まぁボンキュッボンな感じなのよ...ちょっと羨ましいわね...

そして肩までの長さの髪は真っ黒でサングラスをかけてて、唇の真っ赤なルージュが何とも目立つわ...それにしても派手な美女よね...

「チッ...」

ディビッドは舌打ちして眉を顰めながら後退りするわ...一体あの女の人何者???

「さぁて鬼ごっこは終わりよ!ディブ!」

と言った瞬間女の人の姿が消えたと思ったら目の前に!

そのままディビッドにスラリとした綺麗な足で足払いをするとディビッドは体制を崩されてしまって私の身体が中に浮く!

「ティナ!」

「きゃあ!」

そのまま私落ちちゃうと思ったら、その女の人の腕にぽすんと収まっちゃうわ。

「うふふ...ティナちゃん!本物のティナちゃん!可愛いわぁ~!」

って女の人が私の頭にに頬ずりしてくるわ!えええ!!!

「ティナを返して下さいっ!姉上!」

足払いされて倒されてしまったディビッドがそう言い放ったわ!ええ!!!

「えー嫌よ!」

ってまさかまさか...この派手な美女の正体って...

「エステル...お姉様????」

「せいか~い!」

ド派手な美女...エステルお姉様が笑顔でにっこりとこちらを見つめるわ...

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