142 / 841
chapter3:Travel Emotions Bergamo
ああいう男をジゴロって言うんです!
しおりを挟む
何とか難を逃れた(?)訳だけど...この状況まさか毎日続いたりするなら心臓に悪すぎなんだけど...
「姫様、お着替え済みましたか?」
アンナがやって来たわ!
「アンナ、着替え終わったから今行くわね」
そう言って鍵を開けて部屋から出る...ごめんねアンナ...
「さぁさぁ旦那様がお待ちですよ」
とアンナがニコニコと食堂まで一緒に着いていく途中...階段を降りようとした時にディビッド達の姿が見える!
何だかマキシムさんに小言を言われてるみたいだけど...まぁさっきの件よね...間違いなく。
ディビッドが此方に気が付いたのかエッチをする時に見せる蕩ける様な瞳で見つめてくるわ!もう!
「あの人達は若様のお客様ですね...とはいえ何て軽薄な!姫様に色目を使うなんてっ!」
「い...色目???」
「姫様には絶対相応しい貴族の御子息がおられますから!あんな男に引っかかってはなりませんよ!」
アンナ...ごめんなさい...もうとうに引っかかったのよ...いえ捕まったって言った方が正しいかも...
「ああいう男は女たらしで碌でもないんです!姫様ああいうのをジゴロって言うんですよ、騙されちゃあいけませんからね!」
どうやらアンナの中ではディビッドは敵認定されちゃったかもしれないわ...
───
「全くこいつと来たら...」
マキシムは悪態をつく...まぁみんなが寝ている間にあれだけダメだと言っているにも関わらず、ディビッドはバレンティナの部屋に忍び込んで一晩を共にしているのだから。
しかも列車での旅の間も含めてだ...なんとも碌でも無い奴である。
小言を言ってもまぁ全く聞いてもいない...昔からそうだが何だか最近は酷いのだ。
「ディビッド...お前そんなに好き勝手してるといつか痛い目に会うぞ?」
「痛い目って言われても...あ!」
階段のを降りようとしている愛しのバレンティナを見つけ、いつもの様に蕩ける眼差しで見つめる。
するとそれに気がついてバレンティナの顔はみるみる間に真っ赤になる...何せ一晩中激しく愛し合ってさっきまでベッドを共にしていたからだ。
バレンティナ自体もここ毎日の為か、最初はダメと言っても途中ディビッドから与えられる快楽に逆らえずに溺れてしまい、自ら求めてしまうまでになっている...そしてそれを思い出しては恥ずかしさで頭を悩ませているのだ。
そんな姿すら可愛い、更にそうしたいと思うディビッドはやはり碌でもない男である。
その姿を睨みつける年配の女性がバレンティナの横にいた。
その顔にいち早く気がつくマキシム。
「おいお前あの年配のメイドに睨まれてるぞ?」
「え?」
バレンティナしか目に入ってなかったディビッドは軽く横を見ると確かにアンナはディビッドをまるで我が子を守る母猫の如くな視線を向けている。
「おー色男!どうだ目覚めは」
シルヴィオがやって来た、そして周囲に目をやるとその状況を瞬時に察知しニヤニヤと笑う。
「あーあ、アンナに目ぇつけられたな色男!厄介だぞアンナはなぁ」
はは、と笑いながらシルヴィオは3人食堂へと促した。
────
※まぁ上流階級の女の子をそんな目でみちゃあジゴロ言われても仕方ないよねぇ...
「姫様、お着替え済みましたか?」
アンナがやって来たわ!
「アンナ、着替え終わったから今行くわね」
そう言って鍵を開けて部屋から出る...ごめんねアンナ...
「さぁさぁ旦那様がお待ちですよ」
とアンナがニコニコと食堂まで一緒に着いていく途中...階段を降りようとした時にディビッド達の姿が見える!
何だかマキシムさんに小言を言われてるみたいだけど...まぁさっきの件よね...間違いなく。
ディビッドが此方に気が付いたのかエッチをする時に見せる蕩ける様な瞳で見つめてくるわ!もう!
「あの人達は若様のお客様ですね...とはいえ何て軽薄な!姫様に色目を使うなんてっ!」
「い...色目???」
「姫様には絶対相応しい貴族の御子息がおられますから!あんな男に引っかかってはなりませんよ!」
アンナ...ごめんなさい...もうとうに引っかかったのよ...いえ捕まったって言った方が正しいかも...
「ああいう男は女たらしで碌でもないんです!姫様ああいうのをジゴロって言うんですよ、騙されちゃあいけませんからね!」
どうやらアンナの中ではディビッドは敵認定されちゃったかもしれないわ...
───
「全くこいつと来たら...」
マキシムは悪態をつく...まぁみんなが寝ている間にあれだけダメだと言っているにも関わらず、ディビッドはバレンティナの部屋に忍び込んで一晩を共にしているのだから。
しかも列車での旅の間も含めてだ...なんとも碌でも無い奴である。
小言を言ってもまぁ全く聞いてもいない...昔からそうだが何だか最近は酷いのだ。
「ディビッド...お前そんなに好き勝手してるといつか痛い目に会うぞ?」
「痛い目って言われても...あ!」
階段のを降りようとしている愛しのバレンティナを見つけ、いつもの様に蕩ける眼差しで見つめる。
するとそれに気がついてバレンティナの顔はみるみる間に真っ赤になる...何せ一晩中激しく愛し合ってさっきまでベッドを共にしていたからだ。
バレンティナ自体もここ毎日の為か、最初はダメと言っても途中ディビッドから与えられる快楽に逆らえずに溺れてしまい、自ら求めてしまうまでになっている...そしてそれを思い出しては恥ずかしさで頭を悩ませているのだ。
そんな姿すら可愛い、更にそうしたいと思うディビッドはやはり碌でもない男である。
その姿を睨みつける年配の女性がバレンティナの横にいた。
その顔にいち早く気がつくマキシム。
「おいお前あの年配のメイドに睨まれてるぞ?」
「え?」
バレンティナしか目に入ってなかったディビッドは軽く横を見ると確かにアンナはディビッドをまるで我が子を守る母猫の如くな視線を向けている。
「おー色男!どうだ目覚めは」
シルヴィオがやって来た、そして周囲に目をやるとその状況を瞬時に察知しニヤニヤと笑う。
「あーあ、アンナに目ぇつけられたな色男!厄介だぞアンナはなぁ」
はは、と笑いながらシルヴィオは3人食堂へと促した。
────
※まぁ上流階級の女の子をそんな目でみちゃあジゴロ言われても仕方ないよねぇ...
0
お気に入りに追加
342
あなたにおすすめの小説
氷獄の中の狂愛─弟の執愛に囚われた姉─
イセヤ レキ
恋愛
※この作品は、R18作品です、ご注意下さい※
箸休め作品です。
がっつり救いのない近親相姦ものとなります。
(双子弟✕姉)
※メリバ、近親相姦、汚喘ぎ、♡喘ぎ、監禁、凌辱、眠姦、ヤンデレ(マジで病んでる)、といったキーワードが苦手な方はUターン下さい。
※何でもこい&エロはファンタジーを合言葉に読める方向けの作品となります。
※淫語バリバリの頭のおかしいヒーローに嫌悪感がある方も先に進まないで下さい。
注意事項を全てクリアした強者な読者様のみ、お進み下さい。
溺愛/執着/狂愛/凌辱/眠姦/調教/敬語責め
女性の少ない異世界に生まれ変わったら
Azuki
恋愛
高校に登校している途中、道路に飛び出した子供を助ける形でトラックに轢かれてそのまま意識を失った私。
目を覚ますと、私はベッドに寝ていて、目の前にも周りにもイケメン、イケメン、イケメンだらけーーー!?
なんと私は幼女に生まれ変わっており、しかもお嬢様だった!!
ーーやった〜!勝ち組人生来た〜〜〜!!!
そう、心の中で思いっきり歓喜していた私だけど、この世界はとんでもない世界で・・・!?
これは、女性が圧倒的に少ない異世界に転生した私が、家族や周りから溺愛されながら様々な問題を解決して、更に溺愛されていく物語。
ドS騎士団長のご奉仕メイドに任命されましたが、私××なんですけど!?
yori
恋愛
*ノーチェブックスさまより書籍化&コミカライズ連載7/5~startしました*
コミカライズは最新話無料ですのでぜひ!
読み終わったらいいね♥もよろしくお願いします!
⋆┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈⋆
ふりふりのエプロンをつけたメイドになるのが夢だった男爵令嬢エミリア。
王城のメイド試験に受かったはいいけど、処女なのに、性のお世話をする、ご奉仕メイドになってしまった!?
担当する騎士団長は、ある事情があって、専任のご奉仕メイドがついていないらしい……。
だけど普通のメイドよりも、お給金が倍だったので、貧乏な実家のために、いっぱい稼ぎます!!
本編完結R18)メイドは王子に喰い尽くされる
ハリエニシダ・レン
恋愛
とりあえず1章とおまけはエロ満載です。1章後半からは、そこに切なさが追加されます。
あらすじ:
精神的にいたぶるのが好きな既婚者の王子が、気まぐれで凌辱したメイドに歪んだ執着を持つようになった。
メイドの妊娠を機に私邸に閉じ込めて以降、彼女への王子の執着はますます歪み加速していく。彼らの子どもたちをも巻き込んで。※食人はありません
タグとあらすじで引いたけど読んでみたらよかった!
普段は近親相姦読まないけどこれは面白かった!
という感想をちらほら頂いているので、迷ったら読んで頂けたらなぁと思います。
1章12話くらいまではノーマルな陵辱モノですが、その後は子どもの幼児期を含んだ近親相姦込みの話(攻められるのは、あくまでメイドさん)になります。なので以降はそういうのokな人のみコンティニューでお願いします。
メイドさんは、気持ちよくなっちゃうけど嫌がってます。
完全な合意の上での話は、1章では非常に少ないです。
クイック解説:
1章: 切ないエロ
2章: 切ない近親相姦
おまけ: ごった煮
マーカスルート: 途中鬱展開のバッドエンド(ifのifでの救済あり)。
サイラスルート: 甘々近親相姦
レオン&サイラスルート: 切ないバッドエンド
おまけ2: ごった煮
※オマケは本編の補完なので時系列はぐちゃぐちゃですが、冒頭にいつ頃の話か記載してあります。
※重要な設定: この世界の人の寿命は150歳くらい。最後の10〜20年で一気に歳をとる。
※現在、並べ替えテスト中
◻︎◾︎◻︎◾︎◻︎
本編完結しました。
読んでくれる皆様のおかげで、ここまで続けられました。
ありがとうございました!
時々彼らを書きたくてうずうずするので、引き続きオマケやifを不定期で書いてます。
◻︎◼︎◻︎◼︎◻︎
書くかどうかは五分五分ですが、何か読んでみたいお題があれば感想欄にどうぞ。
◻︎◼︎◻︎◼︎◻︎
去年の年末年始にアップしたもののうち
「うたた寝(殿下)」
「そこにいてくれるなら」
「閑話マーカス1.5」(おまけ1に挿入)
の3話はエロです。
それ以外は非エロです。
ってもう一年経つ。月日の経つのがああああああ!
睡姦しまくって無意識のうちに落とすお話
下菊みこと
恋愛
ヤンデレな若旦那様を振ったら、睡姦されて落とされたお話。
安定のヤンデレですがヤンデレ要素は薄いかも。
ムーンライトノベルズ様でも投稿しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる