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Quiet talk:Watch out for stalker women!
おまじないの石?
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「フランチェスカが?」
「そうなんです、どうにもおかしい話でしてね」
身体を綺麗に浄化してから服をまた着て、ベッドに座りながら例の騒ぎの話を始めたわ。
「薬物反応も無いし、ティナの束縛系の術式をあの至近距離でかけたにもかかわらず力ずくで破るとかおかしいでしょう?」
「てっきりナイフだからだと思ってたけどそうじゃないのね」
「だから調べてみたら今女の子達に人気の恋のおまじないとか言ってこんなものが売られていたんですよ、でその女も持っていた...」
そう言ってポケットからなんだか可愛いハート型の半透明の白い石を取り出す。
「可愛いわね、ハート型なんて...ん?これって」
何かとても嫌なものを感じるわ...きっと普通の人ならただちょっとだけ感情が左右される程度なんだろうけど。
「わかりますか?好きな異性の気持ちを更に増幅させる禁呪が込められてました...そして人の関係を不和にさせるんですよ、例えばストーカー行為とかね...しかも元々持っていた能力を増幅させるみたいですし使って暴れれば今回みたいな事がおこりますからね」
やれやれと言った感じでポケットに石を戻す。
「そう言う悪いものなのね...」
見た目が可愛いけど悍ましいわ!
「ちなみに販売していたお店は白でしたがこの形のお守り流行りらしくてどこでも作ってて実際どの工房が元凶なのか分からず仕舞い...まぁ今マキシム達と探してはいるんですがね」
「それで忙しくしてたの?」
「まぁそうですね...全く厄介な...まぁ私はこんなもので影響なんてされませんが、もしお友達とか知ってる子にこれを手に入れたいとか言う事があったら絶対辞めさせてください...」
そう言われてふとスザンナを思い浮かべる...スザンナって結構そう言うの好きよね...大丈夫かしら...
「分かったわ」
そう言って立ち上がるとまたバルコニーの扉へと向かう。
「じゃあまた近いうちに会いに来ますね」
ニコニコと笑顔でバルコニーの扉を開く。
「いつもそこから来るけどどうやって登っているのかしら...」
疑問なのよね...どう頑張ってもよじ登れる作りじゃないし...
「ん?内緒ですよ」
そう言って扉を開けてひょいっと手すりから飛び降りるのは心臓に悪いわ!
「もう!いつも驚かせてっ!」
そうやって去っていく姿を見るのってやっぱり寂しいわ...
____
「また抜け出しやがって...ほら!」
鎧兜姿のマキシムが教会内の一室で待っており、ガンベルトを差し出す。
ディビッドはガンベルトを受け取り装着する。
「???ちゃんと仕事はしてましたよ、ティナの屋敷にラゴーナ伯爵が来てましたので聞き取りをね」
「...聞き取りねぇ...あんまりバレンティナ嬢に無理させるなよ」
マキシムははぁ...とため息を吐く、まぁ何をやっていたのか分かるのだがそこまで咎めない。
「しかし悪魔共め...厄介なものばら撒いてくれたもんだ...」
テーブルの上には例の石がたくさん置いてある、ちなみに封印済みだ。
「まぁこの手の術式付与関連はジョナサンの管轄ですからねぇ...こちらに来させますか?」
「あいつウルム語まともに話せんだろ?来てもらってもなぁ...だからといってエアヴァルドに送るのも...ふむ...」
「姉上にでも連絡入れてみましょうか...ん?」
部屋の窓に一羽の鳥...あれはピッピちゃん!
「流石エステル様、とうに気がついたのか...」
マキシムは窓を開けてピッピちゃんを部屋に入れる。
「ギャ!ディブ!アスタルトが受肉した!ギャ!ギャ!」
「何ですって!」
2人に緊張が走る。
「このままだとウルムの都市に混乱が起こる!ギャ!早く見つけ出して滅ぼせ!ギャ!ギャ!!」
「分かりました...ではまずアスタルトが受肉された場所へ!きっと犠牲者がいるでしょうから...」
「ギャ!」
ディビッドはピッピちゃんを肩に乗せて異端審問官メンバーを呼びマキシムと共に教会から出る。
「ギャ!こっちギャ!!」
ピッピちゃんの誘導でアスタルトの封印された場所まで向かう...そこは王都の中心へ向かう道方向だった。
「そうなんです、どうにもおかしい話でしてね」
身体を綺麗に浄化してから服をまた着て、ベッドに座りながら例の騒ぎの話を始めたわ。
「薬物反応も無いし、ティナの束縛系の術式をあの至近距離でかけたにもかかわらず力ずくで破るとかおかしいでしょう?」
「てっきりナイフだからだと思ってたけどそうじゃないのね」
「だから調べてみたら今女の子達に人気の恋のおまじないとか言ってこんなものが売られていたんですよ、でその女も持っていた...」
そう言ってポケットからなんだか可愛いハート型の半透明の白い石を取り出す。
「可愛いわね、ハート型なんて...ん?これって」
何かとても嫌なものを感じるわ...きっと普通の人ならただちょっとだけ感情が左右される程度なんだろうけど。
「わかりますか?好きな異性の気持ちを更に増幅させる禁呪が込められてました...そして人の関係を不和にさせるんですよ、例えばストーカー行為とかね...しかも元々持っていた能力を増幅させるみたいですし使って暴れれば今回みたいな事がおこりますからね」
やれやれと言った感じでポケットに石を戻す。
「そう言う悪いものなのね...」
見た目が可愛いけど悍ましいわ!
「ちなみに販売していたお店は白でしたがこの形のお守り流行りらしくてどこでも作ってて実際どの工房が元凶なのか分からず仕舞い...まぁ今マキシム達と探してはいるんですがね」
「それで忙しくしてたの?」
「まぁそうですね...全く厄介な...まぁ私はこんなもので影響なんてされませんが、もしお友達とか知ってる子にこれを手に入れたいとか言う事があったら絶対辞めさせてください...」
そう言われてふとスザンナを思い浮かべる...スザンナって結構そう言うの好きよね...大丈夫かしら...
「分かったわ」
そう言って立ち上がるとまたバルコニーの扉へと向かう。
「じゃあまた近いうちに会いに来ますね」
ニコニコと笑顔でバルコニーの扉を開く。
「いつもそこから来るけどどうやって登っているのかしら...」
疑問なのよね...どう頑張ってもよじ登れる作りじゃないし...
「ん?内緒ですよ」
そう言って扉を開けてひょいっと手すりから飛び降りるのは心臓に悪いわ!
「もう!いつも驚かせてっ!」
そうやって去っていく姿を見るのってやっぱり寂しいわ...
____
「また抜け出しやがって...ほら!」
鎧兜姿のマキシムが教会内の一室で待っており、ガンベルトを差し出す。
ディビッドはガンベルトを受け取り装着する。
「???ちゃんと仕事はしてましたよ、ティナの屋敷にラゴーナ伯爵が来てましたので聞き取りをね」
「...聞き取りねぇ...あんまりバレンティナ嬢に無理させるなよ」
マキシムははぁ...とため息を吐く、まぁ何をやっていたのか分かるのだがそこまで咎めない。
「しかし悪魔共め...厄介なものばら撒いてくれたもんだ...」
テーブルの上には例の石がたくさん置いてある、ちなみに封印済みだ。
「まぁこの手の術式付与関連はジョナサンの管轄ですからねぇ...こちらに来させますか?」
「あいつウルム語まともに話せんだろ?来てもらってもなぁ...だからといってエアヴァルドに送るのも...ふむ...」
「姉上にでも連絡入れてみましょうか...ん?」
部屋の窓に一羽の鳥...あれはピッピちゃん!
「流石エステル様、とうに気がついたのか...」
マキシムは窓を開けてピッピちゃんを部屋に入れる。
「ギャ!ディブ!アスタルトが受肉した!ギャ!ギャ!」
「何ですって!」
2人に緊張が走る。
「このままだとウルムの都市に混乱が起こる!ギャ!早く見つけ出して滅ぼせ!ギャ!ギャ!!」
「分かりました...ではまずアスタルトが受肉された場所へ!きっと犠牲者がいるでしょうから...」
「ギャ!」
ディビッドはピッピちゃんを肩に乗せて異端審問官メンバーを呼びマキシムと共に教会から出る。
「ギャ!こっちギャ!!」
ピッピちゃんの誘導でアスタルトの封印された場所まで向かう...そこは王都の中心へ向かう道方向だった。
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