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chapter1:Sacrificial daughter
ノコノコやってきた私っておバカさんですわ...
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パパは領地へ...ベルガモへ戻って行ってしまった、まぁ今回は残念だったけど殿下とお友達になったなんてすごいよね!って感じで終わったわぁ。
で、今日はその3人でフィオーレ・ビアンコの定休日に会いましょうって話でノコノコやって来た訳なのに...
「ティナは可愛いですねぇ」
って2階の一室でふかふかソファーで何故2人だけでしかも膝に載せられてケーキを食べさせられている状況なのか説明して欲しいですわ...もぐもぐ...
ちなみにマキシムさんは『ごめんな!今日急に会談が入って抜けられないから!じゃあ2人仲良くな』と言うメモが残されていた...裏切り者~!!!!
前回の一件で変装姿じゃあ女の子たちの目が怖すぎて仕方なーくいつもの緑の髪をハーフアップにし紺色のワンピース着てやってきた訳だけど...
「ちょっと!ディビッド、貴方まだ付き合う事もOKしてないのにスキンシップが激しいんじゃ...もぐもぐ...」
何か言おうとすると次々ケーキや焼き菓子を口に突っ込む...絶対わざとよね...もぐもぐ...美味しい...
「それに今日は3人だからってここに来たのに2人っきりなら帰る...もぐもぐ...」
また口にマカロンを入れられたわ!シトラス系もいいわね...もぐもぐ...
「まだここに来て28分しか経ってじゃないですか、もっとゆっくりしていってくださいね」
そう言って頭にキスをしてくる!
「はぁ可愛い...今まで見てきた女の子の誰よりも可愛い...やっぱりティナこそ私の花嫁...」
そのまま頭をすりすりと頬ずりしだしたわ!
「ちょーっと!いくら何でも私たちまだ出会ったばかりで何も知らないのよ!!!」
とっさに距離を取ろうとするもディビッドの力の方が強くて離れられない...むぐぐぐ!
「じゃあこれから知り合えるじゃないですか、私はずっと貴女に焦がれていたんです」
「でも私は聖職者の貴方と違って銭ゲバで左うちわで優雅に生活していきたいどうしようもない女よ???」
「え?そんな事くらい知ってますよ」
「フワッ!」
「そうですねぇティナが銭ゲバになったのは父上の事業の失敗のせいで母上が実家に戻ったからとか、今は多少持ち直したけど少女時代カツカツの生活を強いられたとか、あの種無しとの婚約だって顔はいいけど性格が腐ってて他の令嬢に不人気だとしても地位もあってお金持ちで父上の事業の補填のためにしたとか...その為に勉学も頑張って美しさを磨いてと努力してきたこともですね」
「調べたの...」
む...あまり探られるのは嫌ね...全部本当だし...パパが致命的に商売の才能が無くてママに逃げられてお兄様とカツカツの生活を強いられたものだったわ...まぁお兄様が成人されたらパパの代わりにいろいろ尽力を尽くして立て直したけどパパたまにやらかすから...
「半分はですね、でも残り半分は姉上の預言です、私は貴女に絶対ひもじい思いはさせませんしそれそこそ左うちわな生活させてあげますよ」
ディビッドはニッコリ笑顔を浮かべ、ローズマカロンをひょいとつまむ。
「あと美味しいデザートを毎日用意してあげます」
ローズマカロンを口に入れる...うん美味しい...
ディビッドの作るマカロンは女の子にいろいろな味を楽しんでもらえるようにってちょっと小さめでお値段も(ローズマカロンは別だけど)お手頃なものにしているそうだけど...なんていうかやる事がイケメンな所があるのよね...なまぐさだけど...
ーー
ここでプロローグの話が繋がるのです
ーー
で、今日はその3人でフィオーレ・ビアンコの定休日に会いましょうって話でノコノコやって来た訳なのに...
「ティナは可愛いですねぇ」
って2階の一室でふかふかソファーで何故2人だけでしかも膝に載せられてケーキを食べさせられている状況なのか説明して欲しいですわ...もぐもぐ...
ちなみにマキシムさんは『ごめんな!今日急に会談が入って抜けられないから!じゃあ2人仲良くな』と言うメモが残されていた...裏切り者~!!!!
前回の一件で変装姿じゃあ女の子たちの目が怖すぎて仕方なーくいつもの緑の髪をハーフアップにし紺色のワンピース着てやってきた訳だけど...
「ちょっと!ディビッド、貴方まだ付き合う事もOKしてないのにスキンシップが激しいんじゃ...もぐもぐ...」
何か言おうとすると次々ケーキや焼き菓子を口に突っ込む...絶対わざとよね...もぐもぐ...美味しい...
「それに今日は3人だからってここに来たのに2人っきりなら帰る...もぐもぐ...」
また口にマカロンを入れられたわ!シトラス系もいいわね...もぐもぐ...
「まだここに来て28分しか経ってじゃないですか、もっとゆっくりしていってくださいね」
そう言って頭にキスをしてくる!
「はぁ可愛い...今まで見てきた女の子の誰よりも可愛い...やっぱりティナこそ私の花嫁...」
そのまま頭をすりすりと頬ずりしだしたわ!
「ちょーっと!いくら何でも私たちまだ出会ったばかりで何も知らないのよ!!!」
とっさに距離を取ろうとするもディビッドの力の方が強くて離れられない...むぐぐぐ!
「じゃあこれから知り合えるじゃないですか、私はずっと貴女に焦がれていたんです」
「でも私は聖職者の貴方と違って銭ゲバで左うちわで優雅に生活していきたいどうしようもない女よ???」
「え?そんな事くらい知ってますよ」
「フワッ!」
「そうですねぇティナが銭ゲバになったのは父上の事業の失敗のせいで母上が実家に戻ったからとか、今は多少持ち直したけど少女時代カツカツの生活を強いられたとか、あの種無しとの婚約だって顔はいいけど性格が腐ってて他の令嬢に不人気だとしても地位もあってお金持ちで父上の事業の補填のためにしたとか...その為に勉学も頑張って美しさを磨いてと努力してきたこともですね」
「調べたの...」
む...あまり探られるのは嫌ね...全部本当だし...パパが致命的に商売の才能が無くてママに逃げられてお兄様とカツカツの生活を強いられたものだったわ...まぁお兄様が成人されたらパパの代わりにいろいろ尽力を尽くして立て直したけどパパたまにやらかすから...
「半分はですね、でも残り半分は姉上の預言です、私は貴女に絶対ひもじい思いはさせませんしそれそこそ左うちわな生活させてあげますよ」
ディビッドはニッコリ笑顔を浮かべ、ローズマカロンをひょいとつまむ。
「あと美味しいデザートを毎日用意してあげます」
ローズマカロンを口に入れる...うん美味しい...
ディビッドの作るマカロンは女の子にいろいろな味を楽しんでもらえるようにってちょっと小さめでお値段も(ローズマカロンは別だけど)お手頃なものにしているそうだけど...なんていうかやる事がイケメンな所があるのよね...なまぐさだけど...
ーー
ここでプロローグの話が繋がるのです
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