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第一部
為す
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私はぎゅっと抱えられて対面の座位で挿入された。深くはいってくるから、奥まで届いて気持ち良い。
「はっ……はぁっ……きもちいっ……」
最初からがくがく激しく揺さぶられてて気持ち良い。
「とおーこ。こっち見てよ」
春くんが可愛い顔で微笑む、私の、なんだ。この可愛い春くんは私の。首に手をかけて顔を近づける。春くんの肌は白くて滑らかで毛穴なんかなさそう。ちょっとムッとして、ほっぺを引っ張った。はあはあと荒い息を整えながら春くんは優しく笑ってくれる。
「んっ……こんなにっ……肌綺麗なの、なんでっ?」
「なんでだろ? 納豆好きだからかな」
涼しそうな顔をして首を捻る。下の方は愛液が溢れてぐちゅぐちゅ音がしてて、かなり激しく突き上げて来ているのに、全然苦じゃなさそう。
「もうっ……そんなこと言ってっ……」
「ふふ、言い出したのは、透子だろ? 透子の肌も綺麗だし、触ると吸い付いて気持ち良いよ。それに……」
「んっ……? 何?」
はぁはぁと息をつく私の唇を軽く噛むとにこにこしながら言った。
「俺の子どもが出来たら遺伝でそういう肌になるよ。俺はあんまり自分の顔好きじゃないから、出来れば顔は透子に似て欲しいけど」
「春くん……」
「雄吾から聞いた。というか、全員もう知ってるけど……子ども出来たら帰れなくなるんだって?」
春くんはそのまま私をベッドに寝かせると足を持ち上げて深くゆっくりと突いてきた。
「うっん……そう、みたいっ……帰る力を、子どもの持つ特殊能力に使っちゃうんだって」
「なるほど……だから、人間の女の子と人狼の子どもには特殊能力があるんだ……」
春くんは私の足を持ったまま、一旦止まって真面目な顔をした。
「春くん?」
「……透子、人間と人狼の間ではいっぱいしなきゃ出来ないってちゃんと言ったよね?」
春くんが悪そうな顔で笑う。なんだか嫌な予感がするけど
「う、うん」
「今日はいっぱいしよう? 夜が明けるまで、ずっと愛してあげる」
大きな栗色の目を細めてにっと笑った。
私はうつ伏せになって春くんに貫かれていた。後ろからぱんぱんというお尻のぶつかる音が聞こえる。もう何回目かわからないくらい、ずーっとしてる。お腹はもう出された精液でぽっこりしてきている気がするし、嫌になっちゃうくらい気持ち良いけど、時間の感覚がなくなって今が何時なのかもわからない。
「春くんっ……も、苦しいっ……お腹、いっぱいになってる」
根元のあたりに瘤が出来てるから、そんなに大きく腰を振ったり出来ないはずなのに、春くんは楽しそうにずっと抽送したままだ。
「んー……そう? そろそろお風呂いこっか。ここで抜いて溢したら大惨事になるもんね?」
私はお腹の中に溜まっている液体の事を考えてこくこくと頷いた。春くんは器用に体をひっくり返すと、私に挿入したまま、お風呂へと軽々と歩いた。
湯船に溜まったままのお湯の中にそのまま入る。いつものことなんだけど、よくよく考えたら……ってそれは考えてはいけない。私は首に腕をかけたままぎゅっと抱きつく。肌と肌が触れ合って、気持ち良い。
「ん、気持ち良い?」
「気持ち良い。そろそろ抜ける?」
「そうだね……何、抜いて欲しいの?」
「もうっ……お腹ぽっこりしてるんだよ?」
ムッと口を尖らせた私に春くんはキスをした。
「透子は可愛いなぁ。産まれる子どももすっごく可愛いだろうな……俺すごく楽しみだよ」
「はっ……はぁっ……きもちいっ……」
最初からがくがく激しく揺さぶられてて気持ち良い。
「とおーこ。こっち見てよ」
春くんが可愛い顔で微笑む、私の、なんだ。この可愛い春くんは私の。首に手をかけて顔を近づける。春くんの肌は白くて滑らかで毛穴なんかなさそう。ちょっとムッとして、ほっぺを引っ張った。はあはあと荒い息を整えながら春くんは優しく笑ってくれる。
「んっ……こんなにっ……肌綺麗なの、なんでっ?」
「なんでだろ? 納豆好きだからかな」
涼しそうな顔をして首を捻る。下の方は愛液が溢れてぐちゅぐちゅ音がしてて、かなり激しく突き上げて来ているのに、全然苦じゃなさそう。
「もうっ……そんなこと言ってっ……」
「ふふ、言い出したのは、透子だろ? 透子の肌も綺麗だし、触ると吸い付いて気持ち良いよ。それに……」
「んっ……? 何?」
はぁはぁと息をつく私の唇を軽く噛むとにこにこしながら言った。
「俺の子どもが出来たら遺伝でそういう肌になるよ。俺はあんまり自分の顔好きじゃないから、出来れば顔は透子に似て欲しいけど」
「春くん……」
「雄吾から聞いた。というか、全員もう知ってるけど……子ども出来たら帰れなくなるんだって?」
春くんはそのまま私をベッドに寝かせると足を持ち上げて深くゆっくりと突いてきた。
「うっん……そう、みたいっ……帰る力を、子どもの持つ特殊能力に使っちゃうんだって」
「なるほど……だから、人間の女の子と人狼の子どもには特殊能力があるんだ……」
春くんは私の足を持ったまま、一旦止まって真面目な顔をした。
「春くん?」
「……透子、人間と人狼の間ではいっぱいしなきゃ出来ないってちゃんと言ったよね?」
春くんが悪そうな顔で笑う。なんだか嫌な予感がするけど
「う、うん」
「今日はいっぱいしよう? 夜が明けるまで、ずっと愛してあげる」
大きな栗色の目を細めてにっと笑った。
私はうつ伏せになって春くんに貫かれていた。後ろからぱんぱんというお尻のぶつかる音が聞こえる。もう何回目かわからないくらい、ずーっとしてる。お腹はもう出された精液でぽっこりしてきている気がするし、嫌になっちゃうくらい気持ち良いけど、時間の感覚がなくなって今が何時なのかもわからない。
「春くんっ……も、苦しいっ……お腹、いっぱいになってる」
根元のあたりに瘤が出来てるから、そんなに大きく腰を振ったり出来ないはずなのに、春くんは楽しそうにずっと抽送したままだ。
「んー……そう? そろそろお風呂いこっか。ここで抜いて溢したら大惨事になるもんね?」
私はお腹の中に溜まっている液体の事を考えてこくこくと頷いた。春くんは器用に体をひっくり返すと、私に挿入したまま、お風呂へと軽々と歩いた。
湯船に溜まったままのお湯の中にそのまま入る。いつものことなんだけど、よくよく考えたら……ってそれは考えてはいけない。私は首に腕をかけたままぎゅっと抱きつく。肌と肌が触れ合って、気持ち良い。
「ん、気持ち良い?」
「気持ち良い。そろそろ抜ける?」
「そうだね……何、抜いて欲しいの?」
「もうっ……お腹ぽっこりしてるんだよ?」
ムッと口を尖らせた私に春くんはキスをした。
「透子は可愛いなぁ。産まれる子どももすっごく可愛いだろうな……俺すごく楽しみだよ」
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