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05 仮初めの初夜★
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どういうことかとエレインが戸惑っている間に、彼女の腰へと手を回したユアンはドレスにあるコルセットの紐をゆっくりと解き始めた。すとんと上のドレスが脱がされて、下着の紐も落とされた。見る間に裸に近い格好になってしまったエレインは慌てて露わになった豊満な胸を押さえた。
「待って。ユアン?」
(こっ……こういうことには、雰囲気作りとか……そういう……いろいろなあれがあって!)
そんな恋物語を読んで自分の初夜を妄想していたエレインには、てきぱきと脱がされてしまった現在の自分が信じられなかった。
「……うん。僕は十分に待ったから、もうこうなれば待てないんだ。エレイン」
エレインを正面から抱きしめたユアンは、最初から彼女の小さな唇を食い尽くすようなキスを仕掛けた。口内にあった舌をねぶるようにして攻め立て、唇を甘噛みしたと思えば、唾液を吸い尽くすようにした。
露わになった胸に触れたと思ったら柔らかく揉みしだき、エレインの快感をどんどん高めていった。長い長い時間を掛けて、彼女の足元がおぼつかなくなるとようやく唇を離し、ユアンはエレインを横抱きにしてベッドへと横になるように降ろした。
「っはあっ……はあっ……もう、ユアン。あんなキス……」
エレインにとってしてみれば、親愛の情を込めた触れるだけのキス以外では初めてのキスだった。
それなのに、なんであんなに激くしたのかと、彼に抗議したかったが、時間を掛けて自分の服を脱いでいるユアンを目にして何も言えなくなった。
(なんて、美しい体なの……ユアン)
均整の取れた体付きで、美しい白い肌。ユアンは姿形も素晴らしく整っているが、ただそこに居るだけなのに醸し出す色気ある空気自体が彼を魅力的に見せていた。
ユアンはそんな彼女の思いを知ってか知らずか、にやっと微笑んで下着へと手を掛けた。
「エレイン……僕の体が、気になる?」
「意地悪ね。ユアン。貴方って、そういう人だったかしら? 私はもう成人しているのよ、ユアン」
エレインは彼に子どもっぽいと揶揄われていると悟り、それが気に入らずに眉を顰めた。
「それは、成人しているレディに失礼をした。では、大人になった君を味わわせてくれないか」
彼はそう言ってエレインの下着を取り払うと両脚をがばり開き、にやりと微笑んだ。
「ユアンっ……ちょっと、こんなの恥ずかしいわ」
「それが良いんだよ。君の秘密が普段隠されていなければ、興奮も少なくなる。そういうものなんだ。エレイン……さあ、存分に恥ずかしがってくれ」
エレインが震える足をなんとか閉じようとしても、男性の彼の力に敵うはずもない。
ねっとりとした視線を送り、エレインはその視線に舐められているかのような不思議な感覚を味わった。ユアンは震えるエレインの足を自分の肩に載せると、嫌がる彼女の動きなどお構いなしに蜜口へとかぶりついた。
「あっ……ああっ……やめてっ……ああっ……」
ぞわぞわとしていた快感を跳ね上げるような、熱い舌の動きにエレインは身悶えした。花芽を見つめると彼は集中的にそれを舐めて、エレインはびくっと体を震わせて達した。
「ああっ……ああああっ……」
初めてのことに震えているエレインに、追い打ちをかけるようにユアンは口淫を続けた。しどしどと溢れる愛液を啜り、彼女の手がまるですがるように彼の髪を引っ張ってもお構いなしにそれを続けていく。
「もうっ……ああっ……もうだめっ……ユアンユアン! ……ああっ」
立て続けで息もつかせぬ絶頂を、彼女は意味のわからぬ言葉を叫び続けていた。ユアンの腕ががっちりと腿の辺りを抱えて、動きを抑えられているから余計だった。
余計なことなど何も考えられず、ただただユアンから受ける快感を享受しているだけだった。
「……エレイン。良いね。君はもう僕のものだ」
ユアンは下着を脱いで見せつけるように出された太い肉棒を目にして、エレインは信じられない思いだった。
(嘘でしょう……あんな……)
エレインの体は指一本動かせぬほどに痺れて、彼のされるがままだった。
また、エレインの体に覆い被さるように彼の体の重み感じて、まるで猛獣に丸呑みされる獲物の気持ちになり、エレインは不思議だった。
(これは……愛の行為のはずよ。私たち二人は愛し合っているのだもの)
「ああっ……ああ……いたいわ……ユアンっ……ユアン!」
素敵な貴公子であるユアンに似つかわしくない屹立が、己の体内へとゆっくり埋め込まれていく感覚にエレインは我慢出来ずに声を漏らした。
「大丈夫。すぐに痛みなど、忘れてしまうよ」
そう言ってユアンは余裕のない表情で、エレインの顔をじっと見下ろした。ぽたぽたと落ちる汗を見て、もしかしたらこれで私たちは繋がったのではないかとエレインは安心した。
(なんだ……こうしてやり終えてみれば、そんなに怖いことでもなかったわ。ユアンは素敵な人だもの……全然嫌な気もしないわ)
ユアンは安心しきったエレインの顔を見て、彼女が何を考えたのか悟ったらしい。
「……エレイン。残念だけど、まだ終わってないよ」
「え! 嘘でしょう。ユアン……これから、私たち……どうなるの?」
こうして体を繋げてしまっているのに、他に何をすることがあるのかと言ったエレインの唇に、ユアンは舐めるような口づけを交わした。
「子種を放つまでは、このままだ。君の中が僕の形になるまで、待っていたんだよ……ああ。とても気持ち良い……油断すれば終わってしまう。君は本当に可愛いね。エレイン」
快感に耐えるような色気ある表情で微笑むと、ユアンはゆっくりと抜き差しを始めた。彼の言うように痛みもましになり、エレインの内部では今までになかった快感を味わっていた。
(何? ……変な気持ちだわ……けれど、心の中が満たされる気もする。だから、こうして気持ちを通わせた人以外とは出来ないのね)
ゆっくりと動き始めたユアンはとろけた顔を見せるエレインの反応を見つつ、腰の速度を速めていった。彼が動く度にじんわりと駆け上がるような快感に、エレインはいつのまにか嬌声を上げていた。
「ああっ……ユアンっ……! ユアン! もうっ……ああ!」
激しい水音と肉がぶつかり合う音が聞こえて、エレインは無意識に縋り付くようにしてユアンの背中へと爪を立てていた。
「エレイン。また達するのか……僕もっ……もうっ……我慢できないっ」
じんわりと奥へ熱は放たれて、ユアンは動きを止めた。
「ユアン……? 私たち、これで結婚出来るかしら?」
「ああ。これで、大丈夫だ。君の兄も……何も言えないだろう」
「良かったっ……ユアン。私、眠いの。帰らないといけないのに」
初めての性行為の疲労のためか、強烈な眠気を感じたエレインは目を擦った。
「……帰らなくて良いよ。エレイン……君が起きる前に僕が何もかも、ちゃんとしておくからね。眠っておいで。エレイン」
抗えない誘惑の言葉にエレインは返事する間もなく、ゆっくりと目を閉じた。
「待って。ユアン?」
(こっ……こういうことには、雰囲気作りとか……そういう……いろいろなあれがあって!)
そんな恋物語を読んで自分の初夜を妄想していたエレインには、てきぱきと脱がされてしまった現在の自分が信じられなかった。
「……うん。僕は十分に待ったから、もうこうなれば待てないんだ。エレイン」
エレインを正面から抱きしめたユアンは、最初から彼女の小さな唇を食い尽くすようなキスを仕掛けた。口内にあった舌をねぶるようにして攻め立て、唇を甘噛みしたと思えば、唾液を吸い尽くすようにした。
露わになった胸に触れたと思ったら柔らかく揉みしだき、エレインの快感をどんどん高めていった。長い長い時間を掛けて、彼女の足元がおぼつかなくなるとようやく唇を離し、ユアンはエレインを横抱きにしてベッドへと横になるように降ろした。
「っはあっ……はあっ……もう、ユアン。あんなキス……」
エレインにとってしてみれば、親愛の情を込めた触れるだけのキス以外では初めてのキスだった。
それなのに、なんであんなに激くしたのかと、彼に抗議したかったが、時間を掛けて自分の服を脱いでいるユアンを目にして何も言えなくなった。
(なんて、美しい体なの……ユアン)
均整の取れた体付きで、美しい白い肌。ユアンは姿形も素晴らしく整っているが、ただそこに居るだけなのに醸し出す色気ある空気自体が彼を魅力的に見せていた。
ユアンはそんな彼女の思いを知ってか知らずか、にやっと微笑んで下着へと手を掛けた。
「エレイン……僕の体が、気になる?」
「意地悪ね。ユアン。貴方って、そういう人だったかしら? 私はもう成人しているのよ、ユアン」
エレインは彼に子どもっぽいと揶揄われていると悟り、それが気に入らずに眉を顰めた。
「それは、成人しているレディに失礼をした。では、大人になった君を味わわせてくれないか」
彼はそう言ってエレインの下着を取り払うと両脚をがばり開き、にやりと微笑んだ。
「ユアンっ……ちょっと、こんなの恥ずかしいわ」
「それが良いんだよ。君の秘密が普段隠されていなければ、興奮も少なくなる。そういうものなんだ。エレイン……さあ、存分に恥ずかしがってくれ」
エレインが震える足をなんとか閉じようとしても、男性の彼の力に敵うはずもない。
ねっとりとした視線を送り、エレインはその視線に舐められているかのような不思議な感覚を味わった。ユアンは震えるエレインの足を自分の肩に載せると、嫌がる彼女の動きなどお構いなしに蜜口へとかぶりついた。
「あっ……ああっ……やめてっ……ああっ……」
ぞわぞわとしていた快感を跳ね上げるような、熱い舌の動きにエレインは身悶えした。花芽を見つめると彼は集中的にそれを舐めて、エレインはびくっと体を震わせて達した。
「ああっ……ああああっ……」
初めてのことに震えているエレインに、追い打ちをかけるようにユアンは口淫を続けた。しどしどと溢れる愛液を啜り、彼女の手がまるですがるように彼の髪を引っ張ってもお構いなしにそれを続けていく。
「もうっ……ああっ……もうだめっ……ユアンユアン! ……ああっ」
立て続けで息もつかせぬ絶頂を、彼女は意味のわからぬ言葉を叫び続けていた。ユアンの腕ががっちりと腿の辺りを抱えて、動きを抑えられているから余計だった。
余計なことなど何も考えられず、ただただユアンから受ける快感を享受しているだけだった。
「……エレイン。良いね。君はもう僕のものだ」
ユアンは下着を脱いで見せつけるように出された太い肉棒を目にして、エレインは信じられない思いだった。
(嘘でしょう……あんな……)
エレインの体は指一本動かせぬほどに痺れて、彼のされるがままだった。
また、エレインの体に覆い被さるように彼の体の重み感じて、まるで猛獣に丸呑みされる獲物の気持ちになり、エレインは不思議だった。
(これは……愛の行為のはずよ。私たち二人は愛し合っているのだもの)
「ああっ……ああ……いたいわ……ユアンっ……ユアン!」
素敵な貴公子であるユアンに似つかわしくない屹立が、己の体内へとゆっくり埋め込まれていく感覚にエレインは我慢出来ずに声を漏らした。
「大丈夫。すぐに痛みなど、忘れてしまうよ」
そう言ってユアンは余裕のない表情で、エレインの顔をじっと見下ろした。ぽたぽたと落ちる汗を見て、もしかしたらこれで私たちは繋がったのではないかとエレインは安心した。
(なんだ……こうしてやり終えてみれば、そんなに怖いことでもなかったわ。ユアンは素敵な人だもの……全然嫌な気もしないわ)
ユアンは安心しきったエレインの顔を見て、彼女が何を考えたのか悟ったらしい。
「……エレイン。残念だけど、まだ終わってないよ」
「え! 嘘でしょう。ユアン……これから、私たち……どうなるの?」
こうして体を繋げてしまっているのに、他に何をすることがあるのかと言ったエレインの唇に、ユアンは舐めるような口づけを交わした。
「子種を放つまでは、このままだ。君の中が僕の形になるまで、待っていたんだよ……ああ。とても気持ち良い……油断すれば終わってしまう。君は本当に可愛いね。エレイン」
快感に耐えるような色気ある表情で微笑むと、ユアンはゆっくりと抜き差しを始めた。彼の言うように痛みもましになり、エレインの内部では今までになかった快感を味わっていた。
(何? ……変な気持ちだわ……けれど、心の中が満たされる気もする。だから、こうして気持ちを通わせた人以外とは出来ないのね)
ゆっくりと動き始めたユアンはとろけた顔を見せるエレインの反応を見つつ、腰の速度を速めていった。彼が動く度にじんわりと駆け上がるような快感に、エレインはいつのまにか嬌声を上げていた。
「ああっ……ユアンっ……! ユアン! もうっ……ああ!」
激しい水音と肉がぶつかり合う音が聞こえて、エレインは無意識に縋り付くようにしてユアンの背中へと爪を立てていた。
「エレイン。また達するのか……僕もっ……もうっ……我慢できないっ」
じんわりと奥へ熱は放たれて、ユアンは動きを止めた。
「ユアン……? 私たち、これで結婚出来るかしら?」
「ああ。これで、大丈夫だ。君の兄も……何も言えないだろう」
「良かったっ……ユアン。私、眠いの。帰らないといけないのに」
初めての性行為の疲労のためか、強烈な眠気を感じたエレインは目を擦った。
「……帰らなくて良いよ。エレイン……君が起きる前に僕が何もかも、ちゃんとしておくからね。眠っておいで。エレイン」
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