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タリスが負けるかも……です
戻ったタリスくん
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「その人を離しなさい!」
店員を追いかけて外に出たタリスは剣を片手で構えて盗賊を見る
「なんだァ?お!こいつも上玉じゃねえか!」
あまりにも盗賊がいやらしい目で見るので背筋がゾクッとした
「おい嬢ちゃん、一緒に来ねえか?俺らのとこに来ると、金目あるし食だって苦労しねえぞ?」
(絶対下ネタ入ってんだろ!誰が行くか!)
「おあいにく、私はあなた方のような下品な人……失礼、人でもなかったわね?下品な生物たちとは釣り合わないの、ごめんなさいね」
タリスはニッコリと笑って盗賊達を上手く逆上させる
「んだとこのアマ!おいおめえらやっちまえ!」
頭らしき人物が怒って後ろにいたヤツらに命令すると、いかにも強そうな男が出てきてタリスの目の前にたった
「何ですの?」
「お前、こっちの騎士の制服着てるってことは弱いんだな?なら俺が相手してやる……よ!」
男は言葉を言い終わると早速腰にあった剣を抜いて切りかかってきた
「弱い……?」
タリスが避けながら聞き返すと、男は苦い顔をして言った
「魔法も使えずろくな力も無い馬鹿な騎士には用はねえって言ってんだよ!」
魔法も使えずろくな力も無いという言葉にタリスはキレた
「ほう?魔法も使えずろくな力も無い……だと?なら見せてやるよ!お前の頭の中とは正反対のかっこいい騎士様をな!」
タリスは頭の中で炎でできた大きな鳥をイメージすると、そのまま手の上に表した
「な、なんだこりゃあ……」
「お前……魔法も知らずに語ってたのか?……ならお仕置きをしなきゃ…だな?」
タリスが行け!と言うと、炎の鳥は猛スピードで男にぶつかってゆく
「ギャァァァァァ!熱い!だれか!助け……」
あっという間に真っ黒になった男を見て、お頭は顔を青ざめる
「次は……お前らの番だな?」
タリスは蔦を地面から生やすと、盗賊達を一斉に捕まえた
もちろん、逃げ出した盗賊も逃げるだなんて…卑怯よ?といいながら
お頭に捕まっていた店員を蔦にいい聞かせて優しく離す、でもお頭の手は容赦なく叩いて
「ありがとうございます!本当に助かりました!」
「いえ、あそうだ戻さなきゃ…えっとどこに転がしちゃったかな…?」
魔法で、服装を変えながらキョロキョロと周りを見渡し、さっき自分が焼いた人を探す
「あ、いたいた」
焼け焦げた人を見つけると、手を伸ばして遺体に触れながら口を動かした
すると、ポロボロと黒い部分が剥がれ落ちてゆく
すべて落ちるとそこには気を失っているあの男がいた
「あーあ…腕だけは確かなんだけどなぁ…惜しいなぁ~うちに持って帰ろうかな~」
「あの……」
「ごめんなさいね、さっきは物騒なものをお見せしてしまって…どこか痛いところはないかしら?」
「いえ…大丈夫です…それは…魔法でふか?」
「あ、噛んだわ……プッ!あ!笑ってしまってごめんなさい……プッ……!」
「ごめんなさいとか言っていて笑ってるじゃないですか!もう!」
「ごめんね?」
「許しません!」
「えー?」
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
作者「遅くなってしまい、申し訳ありません」
タリス「皆さん聞いてくださいよ!作者さんって、話を直すため読んでみるのですが、分からずに百面相してるんですよ!まるで表情の美術館に来たみたいな感じ出す」
作者「そんなとこ無いから」
店員を追いかけて外に出たタリスは剣を片手で構えて盗賊を見る
「なんだァ?お!こいつも上玉じゃねえか!」
あまりにも盗賊がいやらしい目で見るので背筋がゾクッとした
「おい嬢ちゃん、一緒に来ねえか?俺らのとこに来ると、金目あるし食だって苦労しねえぞ?」
(絶対下ネタ入ってんだろ!誰が行くか!)
「おあいにく、私はあなた方のような下品な人……失礼、人でもなかったわね?下品な生物たちとは釣り合わないの、ごめんなさいね」
タリスはニッコリと笑って盗賊達を上手く逆上させる
「んだとこのアマ!おいおめえらやっちまえ!」
頭らしき人物が怒って後ろにいたヤツらに命令すると、いかにも強そうな男が出てきてタリスの目の前にたった
「何ですの?」
「お前、こっちの騎士の制服着てるってことは弱いんだな?なら俺が相手してやる……よ!」
男は言葉を言い終わると早速腰にあった剣を抜いて切りかかってきた
「弱い……?」
タリスが避けながら聞き返すと、男は苦い顔をして言った
「魔法も使えずろくな力も無い馬鹿な騎士には用はねえって言ってんだよ!」
魔法も使えずろくな力も無いという言葉にタリスはキレた
「ほう?魔法も使えずろくな力も無い……だと?なら見せてやるよ!お前の頭の中とは正反対のかっこいい騎士様をな!」
タリスは頭の中で炎でできた大きな鳥をイメージすると、そのまま手の上に表した
「な、なんだこりゃあ……」
「お前……魔法も知らずに語ってたのか?……ならお仕置きをしなきゃ…だな?」
タリスが行け!と言うと、炎の鳥は猛スピードで男にぶつかってゆく
「ギャァァァァァ!熱い!だれか!助け……」
あっという間に真っ黒になった男を見て、お頭は顔を青ざめる
「次は……お前らの番だな?」
タリスは蔦を地面から生やすと、盗賊達を一斉に捕まえた
もちろん、逃げ出した盗賊も逃げるだなんて…卑怯よ?といいながら
お頭に捕まっていた店員を蔦にいい聞かせて優しく離す、でもお頭の手は容赦なく叩いて
「ありがとうございます!本当に助かりました!」
「いえ、あそうだ戻さなきゃ…えっとどこに転がしちゃったかな…?」
魔法で、服装を変えながらキョロキョロと周りを見渡し、さっき自分が焼いた人を探す
「あ、いたいた」
焼け焦げた人を見つけると、手を伸ばして遺体に触れながら口を動かした
すると、ポロボロと黒い部分が剥がれ落ちてゆく
すべて落ちるとそこには気を失っているあの男がいた
「あーあ…腕だけは確かなんだけどなぁ…惜しいなぁ~うちに持って帰ろうかな~」
「あの……」
「ごめんなさいね、さっきは物騒なものをお見せしてしまって…どこか痛いところはないかしら?」
「いえ…大丈夫です…それは…魔法でふか?」
「あ、噛んだわ……プッ!あ!笑ってしまってごめんなさい……プッ……!」
「ごめんなさいとか言っていて笑ってるじゃないですか!もう!」
「ごめんね?」
「許しません!」
「えー?」
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
作者「遅くなってしまい、申し訳ありません」
タリス「皆さん聞いてくださいよ!作者さんって、話を直すため読んでみるのですが、分からずに百面相してるんですよ!まるで表情の美術館に来たみたいな感じ出す」
作者「そんなとこ無いから」
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