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こっちが本編
見学のタリス君
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やぁ!ていっ!
「……暇だな…昨日の夜あんなことしたから………」
昨日のことを思い出すと顔が赤くなる
アルトは涼しい顔で訓練を楽しげに受けているし……
「ムカつくなぁ……椅子でも移動できればいいんだよね…!そうだよ!それだ!」
タリスはいいこと考えた!と魔法を組み立て始める
「ここを書き換えて…んで、浮くようにして……そしたらそこを光に変えて……よし!」
『浮物魔法!』
すると椅子がふかふかな椅子へと変わり、背もたれが消えて新しく立派な背もたれが出来た
するといつの間にか椅子が浮き上がり、タリスが思った方向へと移動できるようになった
「アラン君~?刃先が20度上なんだけど?」
「うわっ!隊長!?大丈夫ですか動いて!?」
タリスはにっこり笑ってアルトの居場所を聞いた
「あっちの方で…ランニングをしてるかと」
「ありがとう」
「…黒い隊長が発動してる…一体何をしたんだろ…アル君は」
ヒュー!と椅子に座ったままアルトの方へと飛んでいった
「アル~?僕がしごいてあげるよ?フフフッさあ~遠慮はしないよ?第一部隊隊長の言葉は絶対だからね?さあ~ランニングは終わって腕立て伏せだよ?その次は腹筋だ!全部100回ずつやりなよね」
頭上から聞こえてくる声には怒りと恨みが混じっていた
「あ…タリス君?どうしたの~かな?」
「…早く走れ!」
「はいっ!」
アルトが走って、その後ろをタリスが追いかけてと言う異様な光景ができてしまった
アランはそのこうけいをみて呟いた
「何やってんだあいつら」
「さあ?」
グリースは槍を磨きながら手を止めずにアルトたちの光景を見ていた
するとそこに使用人が走ってきた
「タリス様!タリス様!」
「ん?何?」
走ってきたのは信用している使用人の一人だ
「今すぐアルト様を塔にお戻し下さい!あの使用人が来ていて!」
「!?アルトッ!話は聞いてたね!行くよっ」
「うん!」
転移魔法!展開!
シュっ!と地面に魔法陣が現れたかと思うと、次の瞬間には二人の姿はなかった
~~~~~~~
「さ!とりあえずご飯は食べなくていいよ!僕が透明化してそばにいるから安心してね!」
「わかった僕は定位置にいればいいんだね」
アルトは埃まみれの塔の隅っこの場所に腰を下ろした
(よし!……透明化)
タリスもアルトだけに姿が見えるようにコントロールして、そばに座った
数分後、アルトには横になってもらった
ガチャ…
「朝ごはんですよ」
「………」
(何も喋らないでね~!喋ったら殴る)
(分かってるよっ!)
「早くお食べくださいね」
使用人はそんなことを言うが、アルトは口にせず、使用人が後ろを振り向いた瞬間にタリスが食べた
(まずっ……)
(ごめん…)
(毎日食べてたのね…こんなのを…うえっ…あ~無理無理)
「あらもうお食べになったんですね、私は明日から王妃様のご出産のお手伝いに行きますので、お食事は無しですよ」
(はいっ!くらい雰囲気で分かりました…)
「分かりました…」
すると使用人はさっさと出ていった
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
アルト「弟だよ!」
作者&タリス「「おめでとー!」」
アルト「可愛いかな?魔力は強いかな?僕と釣り合うかな?」
作者&タリス「「無理無理お前の魔力強いから」」
アルト「(・д・)チッ」
「……暇だな…昨日の夜あんなことしたから………」
昨日のことを思い出すと顔が赤くなる
アルトは涼しい顔で訓練を楽しげに受けているし……
「ムカつくなぁ……椅子でも移動できればいいんだよね…!そうだよ!それだ!」
タリスはいいこと考えた!と魔法を組み立て始める
「ここを書き換えて…んで、浮くようにして……そしたらそこを光に変えて……よし!」
『浮物魔法!』
すると椅子がふかふかな椅子へと変わり、背もたれが消えて新しく立派な背もたれが出来た
するといつの間にか椅子が浮き上がり、タリスが思った方向へと移動できるようになった
「アラン君~?刃先が20度上なんだけど?」
「うわっ!隊長!?大丈夫ですか動いて!?」
タリスはにっこり笑ってアルトの居場所を聞いた
「あっちの方で…ランニングをしてるかと」
「ありがとう」
「…黒い隊長が発動してる…一体何をしたんだろ…アル君は」
ヒュー!と椅子に座ったままアルトの方へと飛んでいった
「アル~?僕がしごいてあげるよ?フフフッさあ~遠慮はしないよ?第一部隊隊長の言葉は絶対だからね?さあ~ランニングは終わって腕立て伏せだよ?その次は腹筋だ!全部100回ずつやりなよね」
頭上から聞こえてくる声には怒りと恨みが混じっていた
「あ…タリス君?どうしたの~かな?」
「…早く走れ!」
「はいっ!」
アルトが走って、その後ろをタリスが追いかけてと言う異様な光景ができてしまった
アランはそのこうけいをみて呟いた
「何やってんだあいつら」
「さあ?」
グリースは槍を磨きながら手を止めずにアルトたちの光景を見ていた
するとそこに使用人が走ってきた
「タリス様!タリス様!」
「ん?何?」
走ってきたのは信用している使用人の一人だ
「今すぐアルト様を塔にお戻し下さい!あの使用人が来ていて!」
「!?アルトッ!話は聞いてたね!行くよっ」
「うん!」
転移魔法!展開!
シュっ!と地面に魔法陣が現れたかと思うと、次の瞬間には二人の姿はなかった
~~~~~~~
「さ!とりあえずご飯は食べなくていいよ!僕が透明化してそばにいるから安心してね!」
「わかった僕は定位置にいればいいんだね」
アルトは埃まみれの塔の隅っこの場所に腰を下ろした
(よし!……透明化)
タリスもアルトだけに姿が見えるようにコントロールして、そばに座った
数分後、アルトには横になってもらった
ガチャ…
「朝ごはんですよ」
「………」
(何も喋らないでね~!喋ったら殴る)
(分かってるよっ!)
「早くお食べくださいね」
使用人はそんなことを言うが、アルトは口にせず、使用人が後ろを振り向いた瞬間にタリスが食べた
(まずっ……)
(ごめん…)
(毎日食べてたのね…こんなのを…うえっ…あ~無理無理)
「あらもうお食べになったんですね、私は明日から王妃様のご出産のお手伝いに行きますので、お食事は無しですよ」
(はいっ!くらい雰囲気で分かりました…)
「分かりました…」
すると使用人はさっさと出ていった
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
アルト「弟だよ!」
作者&タリス「「おめでとー!」」
アルト「可愛いかな?魔力は強いかな?僕と釣り合うかな?」
作者&タリス「「無理無理お前の魔力強いから」」
アルト「(・д・)チッ」
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☻2021.04.23 183,747pt/24h☻
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