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こっちが本編
ライン様なんてっ!
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「ひどいですっ!」
タリスはそう言うと泣きながら出ていった
「私は悪くありませんわ本当のことを言っただけでしょう」
フンッと言った態度で腕を組むアマリナス、ラインは心配そうにドアを見たあとタリスに向けた視線とは全然違う視線をアマリナスに向けた
「アマリナス……しばらく部屋で待っていろ」
その言葉をアマリナスは、夜部屋で待っていろ
という意味に聞こえたらしい
目を輝かせて、ルンルンで出ていった
「はぁ…全く王太子妃広報達には困ったものだな」
ラインは、一人残った部屋でポツリと呟いた
「…どこに…行ったのだろうか」
ふらりと部屋を出ていった
一方、タリスはドレス姿のままで、走っていた
「ひどいひどい…何で皆私のコンプレックスをつついてくるの…?」
ゆっくりと足を止めて俯いて乱れた息をただす
突如、ザバァ…水の音がと聞こえた
『タリス…少し下がっておれ』
真横にヒーリングが現れ、タリスを庇うように背中へと隠した
「う…うん…でも…少し行ってみたいな」
『分かった…だが妾からは離れるでないぞ』
コクンと頷いて少しづつ音がした方に近寄る
ガサりと草をかき分けて顔を二人して覗かせる
『……誰だ!』
草の向こうにはとても綺麗な湖があった
そして、中央の方で水浴びをする男がいた
水浴び=裸
もちろん、タリスは女の子なので…
「ごごご、ごめんなさいっ!の覗くつもりは無かったんですよっ!」
あわわと手を顔の前でブンブン振る
『お前…俺が見えているのか…?』
『もちろんであろう、妾の主人だからな…してお前はこんなところで何をしている』
男はヒーリングを見るとうえっとした顔をしてタリスを見つめる
{この娘は…女の子か…}
そして自分の体を見て…慌てて水の中へと潜る
「あのっ…服を着てくれれば…その…気にしないです」
『…分かった…』
ザブンと湖から上がり、パチンと指を鳴らす
すると湖の水が男の方に寄せられるように巻き付く
しばらくすると、その水は水色の布へと変わり、男の服と化した
「あの…精霊さんですか…?」
『ああ、お前は何故リームと一緒にいる』
『だから、言ったであろうが…妾の主人だと言ったはずだが?』
そう言うと男はギョッとしたようにタリスを見る
そして、少し悩んだように腕を組み、うんと頷いた
『リームと契約したのなら…俺にもふさわしいであろう…俺と契約してくれ』
『……ってことだ、契約してやってくれ、タリス』
淡々と会話が進むのでタリスはついていけない
その様子を見たヒーリングは当たり前の反応だと言ったような顔をして
説明を始めた
タリスはそう言うと泣きながら出ていった
「私は悪くありませんわ本当のことを言っただけでしょう」
フンッと言った態度で腕を組むアマリナス、ラインは心配そうにドアを見たあとタリスに向けた視線とは全然違う視線をアマリナスに向けた
「アマリナス……しばらく部屋で待っていろ」
その言葉をアマリナスは、夜部屋で待っていろ
という意味に聞こえたらしい
目を輝かせて、ルンルンで出ていった
「はぁ…全く王太子妃広報達には困ったものだな」
ラインは、一人残った部屋でポツリと呟いた
「…どこに…行ったのだろうか」
ふらりと部屋を出ていった
一方、タリスはドレス姿のままで、走っていた
「ひどいひどい…何で皆私のコンプレックスをつついてくるの…?」
ゆっくりと足を止めて俯いて乱れた息をただす
突如、ザバァ…水の音がと聞こえた
『タリス…少し下がっておれ』
真横にヒーリングが現れ、タリスを庇うように背中へと隠した
「う…うん…でも…少し行ってみたいな」
『分かった…だが妾からは離れるでないぞ』
コクンと頷いて少しづつ音がした方に近寄る
ガサりと草をかき分けて顔を二人して覗かせる
『……誰だ!』
草の向こうにはとても綺麗な湖があった
そして、中央の方で水浴びをする男がいた
水浴び=裸
もちろん、タリスは女の子なので…
「ごごご、ごめんなさいっ!の覗くつもりは無かったんですよっ!」
あわわと手を顔の前でブンブン振る
『お前…俺が見えているのか…?』
『もちろんであろう、妾の主人だからな…してお前はこんなところで何をしている』
男はヒーリングを見るとうえっとした顔をしてタリスを見つめる
{この娘は…女の子か…}
そして自分の体を見て…慌てて水の中へと潜る
「あのっ…服を着てくれれば…その…気にしないです」
『…分かった…』
ザブンと湖から上がり、パチンと指を鳴らす
すると湖の水が男の方に寄せられるように巻き付く
しばらくすると、その水は水色の布へと変わり、男の服と化した
「あの…精霊さんですか…?」
『ああ、お前は何故リームと一緒にいる』
『だから、言ったであろうが…妾の主人だと言ったはずだが?』
そう言うと男はギョッとしたようにタリスを見る
そして、少し悩んだように腕を組み、うんと頷いた
『リームと契約したのなら…俺にもふさわしいであろう…俺と契約してくれ』
『……ってことだ、契約してやってくれ、タリス』
淡々と会話が進むのでタリスはついていけない
その様子を見たヒーリングは当たり前の反応だと言ったような顔をして
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