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真冬の別荘 Gathering-Memory Ⅱ
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双子がすぐにキッチンに入り、昼食の準備を始める。
バター醤油の「スイトン」を作る。
亜紀ちゃんがリヴィングで録画のセットをしている。
今晩の『虎は孤高に』特番のためだ。
「おし! バッチリ!」
叫んでキッチンに向かった。
皇紀はロボの肉を焼いている。
俺と響子、六花、吹雪はソファに座った。
亜紀ちゃんが紅茶を持って来る。
俺は部屋が冷えているので、吹雪を抱いている響子と六花に赤外線ヒーターを向けた。
「ありがとうございます」
「少しすれば温かくなるからな」
「はい」
「響子、身体は大丈夫か?」
「絶好調!」
「そっか」
みんなで笑った。
響子も楽しみにしていたのだ。
ロボが寒いので俺の膝の上に来る。
冷たくなった身体を撫でてやると気持ちよさそうにゴロゴロ喉を鳴らした。
「タカトラ、雪が綺麗だね」
「そうだな。今日は雪の中で寝るか」
「いいよ! 私、鍛えてるもんね! ね、六花?」
「そうですね」
「お前、まだ1回も腹筋できねぇじゃん」
「そ、そんなことないよ」
俺が響子の腹を触ると柔らかかった。
「あ、そうだ! タカトラ、また私のパンツ脱がしたでしょ!」
「自分で脱いだんじゃねぇの?」
「え、そうなのかな」
「なあ、六花、知らないよな?」
「はい」
「そーなんだー」
「オシッコはするなよな」
「しないよ!」
「オネショはそろそろなぁ」
「去年までで卒業したよ!」
六花が大笑いした。
去年までやってたかー。
話している間に食事が出来た。
スイトンと言ってもいろいろ入っている。
水菜や根菜、鳥肉団子(多目)、ワカメ、糸こんにゃく、それに溶き卵。
出汁は鳥ガラだ。
響子が喜んだ。
「これ、美味しいね!」
「そうか」
出汁がよくとってある。
しかし癖はなくすっきりと仕上げている。
バターがまろやかな味にし、醤油の塩味との加減がいい。
「タカさん、どう?」
「おお! 昔食べた味だ!」
「良かった!」
お袋が俺が子どもの頃に作ってくれたものだ。
当時は金が無いので、スイトンのみだったが。
料理の苦手なお袋が作った、奇跡的に美味いものだった。
俺が成長してから、味を思い出しながら再現したものをこないだ作って食べさせた。
俺の思い出の味だと話すと、今日双子が作ってくれた。
他の子どもたちも美味そうに食べていた。
食後に響子と吹雪をロボと一緒に寝かせ、俺と亜紀ちゃん、六花、柳で買物に出た。
「タカさん、店長さんが喜んでましたよ」
「そうか。夏には来れなかったしな」
「はい、見限られたんじゃないかって心配してたそうです」
「アハハハハ!」
「今回初めて聞いたんですけど、本社の方で重役になるお話があったんですって」
「そうなのか」
まあ、売り上げを大幅に伸ばした功績でのことだろう。
「でも断ったそうですよ」
「なんでだよ?」
「あのスーパーでいつまでも石神家をお迎えしたいんですって!」
「ほんとかよ!」
何と言っていいか分からん。
俺たちのために出世を断るなんてとんでもねぇ。
でも、有難い話なのは確かだ。
「ああ、でも、本社の人も感動して、常務兼店長ってことにしたらしいです」
「なんだそりゃ?」
「実質は店長さんなんですけど、重役待遇ということらしいですよ」
「へぇー、粋な会社だな!」
「はい!」
御堂に話してみよう。
スーパーに着くと、うちの専用駐車場に店長さんが立って待っていた。
この寒い中をずっと待っていてくれたのか。
「石神先生!」
「お久し振りです。夏は仕事で来られなくてすいません」
「とんでもない! 世界的に有名な石神先生ですから! 今日はお待ちしておりました!」
「ありがとうございます。また買い物させていただきますね」
「はい!」
俺たちが一歩中に入ると、大音量で『ワルキューレの騎行』が鳴り響いた。
店員たちが一斉に俺たちに向けて頭を下げた。
四人で大笑いした。
俺と亜紀ちゃんと柳がカートを押し、上手そうな食材をどんどん入れて行く。
一杯になると店長さんが店員にどんどん運ばせた。
「タカさん! カボチャ!」
「おう」
またパンプキンプリンを作らされるかー。
まあ、レイの好物だったからいいが。
カートの他に頼んでおいた肉や魚介類を確認して精算した。
「今日もこんなにたくさんのお買い上げ、ありがとうございました!」
「いいえ、いつもお世話になります」
「じゃあ、これから別荘までお運びしますね」
「よろしくお願いします」
「みなさんは是非フードコートで何か召し上がって下さい」
俺たちは笑って御厚意に甘えた。
ホットコーヒーと焼き芋を食べた。
焼き芋は結構美味かった。
「これ、美味いな!」
近くを歩いてた店員が一瞬俺の顔を見て走って行った。
「あ!」
5分後、店長さんが大量の焼き芋を抱えて来た。
「つまらないものですが、こちら、お持ちください」
「いや、あのですね」
「どうぞ!」
「すみません」
亜紀ちゃんと柳が声を押し殺して笑っていた。
「良かったですね!」
六花が輝く笑顔でそう言った。
「おう」
別荘に戻り、俺と六花はまたハマーで出掛けた。
「訓練」のためだ。
いつもの林で軽く訓練して、寒いのでハマーの中で訓練した。
やっぱり暖房の入った場所がいい。
六花がへたばった。
俺は魔法瓶のコーヒーを飲みながら、しばらく六花を休ませた。
ふと、後ろから足音が聞こえた。
二人だ。
この辺はうちの別荘しかない。
危険な波動は無かったが、俺は後方の窓を見た。
マイクロビキニを着た双子がニコニコと手を振りながら走り去った。
「……」
マイクロビキニはいろいろとはみ出していた。
「まあ、ここならいいか」
「トラ……」
「おう、起きたか」
「もう一回……」
「やめとけよ。ちょっとヘンなもの見たしな」
六花が緊張して起き上がった。
「敵ですか!」
「いや、そうじゃねぇんだけど」
双子がマイクロビキニで走っていたと話すと、六花が爆笑した。
「元気ですね」
「そうだよなー」
別荘に戻り、シャワーを浴びてから六花を少し寝かせた。
響子が起きて来て、双子も戻った。
みんなでコーヒーを飲みながら、店長さんにいただいた焼き芋を食べた。
吹雪には俺が小さくしてから食べさせた。
嬉しそうに笑って食べて行く。
「美味いか?」
「うん!」
みんなが笑った。
柳もスプーンで焼き芋を掬って吹雪の口に持って行く。
吹雪が嬉しそうに口に入れた。
「カワイー!」
柳に響子と吹雪を任せ、俺はパンプキンプリンを作り始めた。
亜紀ちゃんと双子は今晩のバーベキューのために、ウッドデッキの掃除とセッティングをしていく。
皇紀は研究だ。
柳は吹雪を膝に乗せ、響子とオセロをしていた。
相変わらず柳は響子に全然勝てずに悔しそうな顔をしていた。
響子はご満悦だ。
穏やかな時間が流れていた。
バター醤油の「スイトン」を作る。
亜紀ちゃんがリヴィングで録画のセットをしている。
今晩の『虎は孤高に』特番のためだ。
「おし! バッチリ!」
叫んでキッチンに向かった。
皇紀はロボの肉を焼いている。
俺と響子、六花、吹雪はソファに座った。
亜紀ちゃんが紅茶を持って来る。
俺は部屋が冷えているので、吹雪を抱いている響子と六花に赤外線ヒーターを向けた。
「ありがとうございます」
「少しすれば温かくなるからな」
「はい」
「響子、身体は大丈夫か?」
「絶好調!」
「そっか」
みんなで笑った。
響子も楽しみにしていたのだ。
ロボが寒いので俺の膝の上に来る。
冷たくなった身体を撫でてやると気持ちよさそうにゴロゴロ喉を鳴らした。
「タカトラ、雪が綺麗だね」
「そうだな。今日は雪の中で寝るか」
「いいよ! 私、鍛えてるもんね! ね、六花?」
「そうですね」
「お前、まだ1回も腹筋できねぇじゃん」
「そ、そんなことないよ」
俺が響子の腹を触ると柔らかかった。
「あ、そうだ! タカトラ、また私のパンツ脱がしたでしょ!」
「自分で脱いだんじゃねぇの?」
「え、そうなのかな」
「なあ、六花、知らないよな?」
「はい」
「そーなんだー」
「オシッコはするなよな」
「しないよ!」
「オネショはそろそろなぁ」
「去年までで卒業したよ!」
六花が大笑いした。
去年までやってたかー。
話している間に食事が出来た。
スイトンと言ってもいろいろ入っている。
水菜や根菜、鳥肉団子(多目)、ワカメ、糸こんにゃく、それに溶き卵。
出汁は鳥ガラだ。
響子が喜んだ。
「これ、美味しいね!」
「そうか」
出汁がよくとってある。
しかし癖はなくすっきりと仕上げている。
バターがまろやかな味にし、醤油の塩味との加減がいい。
「タカさん、どう?」
「おお! 昔食べた味だ!」
「良かった!」
お袋が俺が子どもの頃に作ってくれたものだ。
当時は金が無いので、スイトンのみだったが。
料理の苦手なお袋が作った、奇跡的に美味いものだった。
俺が成長してから、味を思い出しながら再現したものをこないだ作って食べさせた。
俺の思い出の味だと話すと、今日双子が作ってくれた。
他の子どもたちも美味そうに食べていた。
食後に響子と吹雪をロボと一緒に寝かせ、俺と亜紀ちゃん、六花、柳で買物に出た。
「タカさん、店長さんが喜んでましたよ」
「そうか。夏には来れなかったしな」
「はい、見限られたんじゃないかって心配してたそうです」
「アハハハハ!」
「今回初めて聞いたんですけど、本社の方で重役になるお話があったんですって」
「そうなのか」
まあ、売り上げを大幅に伸ばした功績でのことだろう。
「でも断ったそうですよ」
「なんでだよ?」
「あのスーパーでいつまでも石神家をお迎えしたいんですって!」
「ほんとかよ!」
何と言っていいか分からん。
俺たちのために出世を断るなんてとんでもねぇ。
でも、有難い話なのは確かだ。
「ああ、でも、本社の人も感動して、常務兼店長ってことにしたらしいです」
「なんだそりゃ?」
「実質は店長さんなんですけど、重役待遇ということらしいですよ」
「へぇー、粋な会社だな!」
「はい!」
御堂に話してみよう。
スーパーに着くと、うちの専用駐車場に店長さんが立って待っていた。
この寒い中をずっと待っていてくれたのか。
「石神先生!」
「お久し振りです。夏は仕事で来られなくてすいません」
「とんでもない! 世界的に有名な石神先生ですから! 今日はお待ちしておりました!」
「ありがとうございます。また買い物させていただきますね」
「はい!」
俺たちが一歩中に入ると、大音量で『ワルキューレの騎行』が鳴り響いた。
店員たちが一斉に俺たちに向けて頭を下げた。
四人で大笑いした。
俺と亜紀ちゃんと柳がカートを押し、上手そうな食材をどんどん入れて行く。
一杯になると店長さんが店員にどんどん運ばせた。
「タカさん! カボチャ!」
「おう」
またパンプキンプリンを作らされるかー。
まあ、レイの好物だったからいいが。
カートの他に頼んでおいた肉や魚介類を確認して精算した。
「今日もこんなにたくさんのお買い上げ、ありがとうございました!」
「いいえ、いつもお世話になります」
「じゃあ、これから別荘までお運びしますね」
「よろしくお願いします」
「みなさんは是非フードコートで何か召し上がって下さい」
俺たちは笑って御厚意に甘えた。
ホットコーヒーと焼き芋を食べた。
焼き芋は結構美味かった。
「これ、美味いな!」
近くを歩いてた店員が一瞬俺の顔を見て走って行った。
「あ!」
5分後、店長さんが大量の焼き芋を抱えて来た。
「つまらないものですが、こちら、お持ちください」
「いや、あのですね」
「どうぞ!」
「すみません」
亜紀ちゃんと柳が声を押し殺して笑っていた。
「良かったですね!」
六花が輝く笑顔でそう言った。
「おう」
別荘に戻り、俺と六花はまたハマーで出掛けた。
「訓練」のためだ。
いつもの林で軽く訓練して、寒いのでハマーの中で訓練した。
やっぱり暖房の入った場所がいい。
六花がへたばった。
俺は魔法瓶のコーヒーを飲みながら、しばらく六花を休ませた。
ふと、後ろから足音が聞こえた。
二人だ。
この辺はうちの別荘しかない。
危険な波動は無かったが、俺は後方の窓を見た。
マイクロビキニを着た双子がニコニコと手を振りながら走り去った。
「……」
マイクロビキニはいろいろとはみ出していた。
「まあ、ここならいいか」
「トラ……」
「おう、起きたか」
「もう一回……」
「やめとけよ。ちょっとヘンなもの見たしな」
六花が緊張して起き上がった。
「敵ですか!」
「いや、そうじゃねぇんだけど」
双子がマイクロビキニで走っていたと話すと、六花が爆笑した。
「元気ですね」
「そうだよなー」
別荘に戻り、シャワーを浴びてから六花を少し寝かせた。
響子が起きて来て、双子も戻った。
みんなでコーヒーを飲みながら、店長さんにいただいた焼き芋を食べた。
吹雪には俺が小さくしてから食べさせた。
嬉しそうに笑って食べて行く。
「美味いか?」
「うん!」
みんなが笑った。
柳もスプーンで焼き芋を掬って吹雪の口に持って行く。
吹雪が嬉しそうに口に入れた。
「カワイー!」
柳に響子と吹雪を任せ、俺はパンプキンプリンを作り始めた。
亜紀ちゃんと双子は今晩のバーベキューのために、ウッドデッキの掃除とセッティングをしていく。
皇紀は研究だ。
柳は吹雪を膝に乗せ、響子とオセロをしていた。
相変わらず柳は響子に全然勝てずに悔しそうな顔をしていた。
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穏やかな時間が流れていた。
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