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番外編

シモンと二度目の誓約

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「シモン、もんもんっ」


 ぷくーっと頬を膨らませてシモンの裾を引っ張る。
 今日こそは!とやる気みなぎる僕とは裏腹に、シモンは朝からとたとたーっと逃げてばっかり。流石の僕もぷんすかである。

 もんもん、もんもん、と気を引くためにわざとシモンの視界の端でぴょんぴょん跳ねているのに、シモンはぷるぷる震えて僕から顔を背けたまま。
 こうしてスルーされるのも今日で何度目か分からない。既に日が暮れそうな気配を感じて焦ってきたところだ。そろそろ僕もシモンに避けられて悲しくなってきたし、この辺りで切り札の技を使うしかないか。

 僕を無視して棚をふきふきするシモンの横で、僕はふいに勢いよくしゃがみこんで俯いた。


「……ぐすっ、うぅ……」


 身体をぷるぷると震わせて嗚咽を漏らす。その瞬間、ずーっと僕を無視していたはずのシモンが呆気なくあわあわと慌て始めたのを察してほくそ笑んだ。
 シモンは僕のことをチョロいって言うけど、シモンも人のことを言えないと思う。特に僕が絡んだ時は、いつも以上にそう思う。


「フェ、フェリアル様っ……!そんな、泣かせるつもりじゃ……!」


 あたふたとした気配が頭上を忙しなく揺れる。
 ぐすぐす泣いている“フリ”をしている僕の肩にシモンの手が添えられた瞬間、僕は勢いよく顔を上げて身を乗り出し、びっくり顔をするシモンにむぎゅーっ!と抱き着いた。


「もんもん、しもん!かくほ!」


 ポカーンと目を見開いたシモンを見てむっふーとドヤ顔を浮かべ、ぎゅーっと抱き着いたままポケットをがさごそしてある物を取り出す。
 むふふっとやる気満々の僕を見下ろしていたシモンは、僕が指先で摘まんでいるそれを見てハッとしたように顔を強張らせた。


「だめです!フェリアル様!」

「はわっ……!」


 大人しく僕に捕まっていたのはフリだったのか、シモンはものすごい剣幕で手を伸ばして“それ”を奪い取った。
 その衝撃と驚きで思わずシモンの背中に回していた腕を解いてしまい、床にぽとりと尻餅をつく。
 いつも優しくて穏やかで、僕と接する時は特に一つ一つの仕草にすら慎重になるシモン。そんなシモンに荒々しい反応をされたことに予想以上に衝撃を受けて、僕は硬直した末にうるうるっと涙を溢れさせてしまった。


「ぁ……う、ご、ごめ……ごめんしゃっ……」


 ちょこん、と床に尻餅をついたままほっぺをぷるぷると震わせて涙を堪える。シモンのその表情を見てサーッと青褪め、慌てた様子で僕のほっぺをむにゅっと包み込んだ。
 今度はさっきみたいに荒々しくない、いつもの優しい仕草だったことに安心して、そろーりと顔を上げる。

 泣いているのは僕なのに、シモンはまるで、僕の泣き顔をこの世の終わりみたいな表情で蒼白しながら見下ろしていた。


「フェ、フェ、フェリアル様を泣かせるなど……泣かせるなど……ッ」


 カタカタッと小刻みに震える姿に眉尻を下げる。どうしたのだろう。具合悪いのかな。
 心配でおろおろし始める僕をよそに、シモンは何やら内ポケットからスッ……と短剣を取り出して柄の部分を両手で握り締めた。
 覚悟を決めたような真剣な顔で、シモンはその短剣の刃を自分のお腹に向ける。

 ……自分の、お腹?


「────万死ッッ!」


 握り締めた短剣を大きく振りかぶり、シモンはそれをなんの躊躇もなく勢いよく腹に振り下ろした。
 その姿にサァァッっと青褪めて、慌ててシモンにむぎゅーっ!と抱き着きクワッと叫ぶ。


「おばかぁぁっ!!」


 なにしとんねーんと抱き着くと、シモンはハッとしたように短剣を手放した。どうやら自分を刺すよりも僕に刃先が当たる可能性の方が危険だと判断してくれたらしい。
 カランッと床に短剣を落とし、シモンは泣きそうな顔をして僕をむぎゅーっと強く抱き締めた。泣きたいのはこっちじゃよ。

 急に死のうとするなんてひどい!シモンひどい!とぷんすか。僕の激おこを察したのか、シモンはうわーんと瞳を潤ませて「ごめんなさいっ」と頭を下げた。うむ、反省しているならよろしい。


「しもん、めっ。めっ、だよ。一緒に死ぬ約束、これからするところだったのに。むぅ」


 腕をぱたぱた。ぷんすかを全身で表現しつつそう言うと、シモンはやっぱり!とばかりにあちゃーと額を押さえた。なんだね、嫌なのかね。
 さっきシモンに突き飛ばされた衝撃で落としてしまったそれ……小さな“針”をよっこらせと拾うと、そんな僕をあわわっと眉尻を下げて見守るみたいにシモンが身体を揺らし始めた。

 結局許してくれるなら、最初から拒絶しないでほしかった。むぅむぅ、である。


「シモン。こんどは邪魔しちゃだめ。指をね、ぷつってするから、止めちゃメッだよ」

「うぅ……フェリアル様が血を流すのを黙って見てろって言うんですかぁ……」

「指、ぷつってするだけ、だよ?どばばーってならない。ぷつっ、だよ」

「うえぇーん!かわいいぃ!でもやっぱりだめです!痛い痛いですよぉ!」


 うーん、どうしたものか……まさかこんなに反対されるとは思わなかった……。
 反応を見る限り、どうやら誓約自体を拒絶しているわけではなさそうだ。ただ、僕がちょっとでも血を流すのが嫌みたい。
 でも、あれれ?それなら、最初の誓約は一体どうやったのだろう。僕の血を見るのが嫌なのなら、どうやって血を採取したのだろう。

 なんて、そんなきょとん顔が分かりやすく浮かんでいたからか、シモンは涙をぐすっと止めて笑顔を貼り付けた。


「あぁ、一度目の誓約ではフェリアル様が転んでしまった時の血を飲んだんですよ。俺の血はフェリアル様が眠っている時にちょちょいっと」

「そうだったんだ。……うん?僕が転んだときの血、どうして持ってた──」

「あっほらフェリアル様っ!やっぱり最初に俺がぷつっとするので!お手本見せますよっ!」


 僕の血をどうして持っていたの?と聞こうとしたのだが、タイミングが悪かったのかちょうど問いを遮られてしまった。
 どうやらやっぱりシモンが先に血をぷつっとするらしい。ふむそうかと頷いて、持っていた針をどうぞと手渡す。

 シモンがぷつってしたら次は僕……と緊張でドキドキしていると、ふとシモンがピタッと針を持っている手を止めて、真剣な色を含んだ表情を僕に向けた。


「……本当に、二度目の誓約をしてもいいんですね?」


 その問いにぱちくり瞬く。まさか直前になってまたこの質問をされるとは思わなかった。
 よっぽど心配なのだろうな。なにせ今回誓約するのは僕だから、シモンからしたら緊張はとんでもないものだろう。今度は僕じゃなく、シモンが僕の命を背負うわけだから。

 僕に何かあってもシモンにデメリットはない。けれどシモンが仮に死んでしまった場合、即座に僕も死んでしまう。そういう誓約。
 眉尻を下げて躊躇するシモンに微笑み、こくっとひとつ頷いた。


「うん、する。シモンと僕は、いっしんどーたい。死ぬときも、ぜったい一緒」

「一心同体、ですか……」


 シモンがふにゃ、と頬を緩める。
「俺達にぴったりの言葉ですね」というセリフに僕もむふふっと笑った。シモンは笑顔をほんの少し困ったようなものに変えつつ「でも……」とまたもや迷いを帯びた声音を発する。
 今度はなにごと?とぱちくりする僕に、シモンは困り顔で呟いた。


「やっぱり、公子……大公にも許可を頂いた方が」

「もうきいた」

「……はい?」

「もう、ライネスにきいた。シモンに誓約していーい?って」


 シモンの顔がなぬーっ!と驚きの表情を浮かべて固まる。
 いつの間に!?と叫ぶシモンにえっへんと胸を張り、どどどやぁと答えてあげた。


「シモンに内緒で、お手紙おくった。シモンに教わったんだよ。こういうときは、まず“そとぼり”を埋めるんだよね」


 にまーっと得意気な笑顔を浮かべて言うと、シモンは数秒唖然とした末に掠れた笑い声を上げて「まさかそんなことが……」と息を吐いた。
 僕に一杯食わされたのが余程びっくり仰天ものだったらしい。えっへん、僕だって本気を出せばシモンを出し抜くなんてよゆーなのである。えっへんえっへん、どどどやぁ。


「今回はフェリアル様の圧勝ですね。手も足も出ませんでした。文句ももう言えません」

「ふふん、そうであろう。どやぁ、どどどやぁ」

「ドヤるフェリアル様激きゃわっ!」


 腰に手を当ててえっへんな僕にぱちぱちーっ!と拍手をするシモン。何はともあれ、いつもの調子が戻ってきたようで何よりだ。
 シモンは今のやり取りで余裕を取り戻したのか、今度こそしっかりと針を持って指に突き立てた。


「……大公も了承済みならもう俺に言えることはありませんね」


 その言葉を紡ぎ終えた途端、シモンは人差し指の先に針をぷつっと刺して血を一滴ぷっくりと零した。それを見た僕は慌ててシモンの指先をぱくっと口に含み、そのまま口の中でぺろっと血を舐めとる。
 こくっと飲み込んでよきよきと頷き、顔を上げると……そこには真っ赤に染まったシモンの顔があった。むむっ、シモンにはちょっぴり刺激が強すぎたかな。


「もんもん?しもん?だいじょぶ?」

「はっ、はい……すみません。あまりの尊さとファンサの供給過多に心臓が止まるところでしたが、大丈夫です」


 大丈夫じゃなさそう。
 鼻血をふきふきするシモンをじっと待ち、しっかり落ち着いた頃にうむ、と切り替えて針を持ち直す。ぷるぷる震える手でなんとかぷつっと指先を刺すと、シモンと同じように血がぷっくりと一滴零れた。
 一瞬の痛みの余韻に耐えつつ、それをすかさずシモンに掲げる。


「シモン!のむっ!ごっくんする!」

「はいっ!聖水ごっくんさせていただきますっ!」


 二人してあわあわしながら忙しなく血ごっくんを済ませる。
 シモンがぺろっと指先を舐めとったのをしっかり確認して、僕は特に意味もなくぱんっ!と両手を合わせた。完全に前世の文化っぽい動きをしてしまった。


「なむなむ……シモンと一緒にばたんきゅー……シモンはぼくがお守りする。お守りする……なむなむ」


 なむなむ完了!かっ!と勢いよく目を開き周囲をきょろきょろ。
 ……む?特に何かが変わった様子はないが。なんてぱちくり瞬きながら首を傾げると、静かに様子を窺っていたシモンがふとへにゃりと微笑んだ。


「……どうやら、誓約が確かに交わされたようですね。俺とフェリアル様の魂がしっかり繋がっているのが視えます」

「ほんとっ?」

「えぇ。がっちり繋がって……というよりは、結ばれていますね。これで本当に、フェリアル様は俺の死を共にすることになってしまいました」


 なってしまった、という言い方が気にかかってムーッとほっぺを膨らませる。
 シモンはすぐに僕の怒りを察したようで「冗談です。とっても嬉しいですよ」と笑った。本当かね。
 僕はとことこっとシモンに駆け寄り、むぎゅっとコアラみたいに抱き着いてシモンを確保した。魂もこんな感じでむぎゅっと繋がっているのかな。


「シモン。ずっと一緒、ね。逃げちゃ、めっだよ」

「フェリアル様こそ。本当に誓約をしてしまったからには、もう逃がしませんからね」


 不敵に笑うシモンを見上げて、安堵が心の内を支配した。
 完全にいつものシモンが戻ってきたみたい。僕を絶対離してくれない、どーたんきょひ?なんちゃらのシモンが。


「さっそく、ライネスに報告にいくっ!」

「そんな結婚の報告みたいな……うーん、まぁ似たようなもんですかね」


 シモンは何やらボソッと呟き、お手紙お手紙っとわくわくぴょんぴょんする僕を抱き上げた。
 向かう先は僕の執務室。ライネスおめでとしてくれるかなーとそわそわしながら、僕はシモンにぎゅっと手足を絡め直して抱き着いた。








────
本作の書籍につきまして、1/16頃出荷予定となっております。
発売がついに間近に迫って参りましたので、こちらでもお知らせ致します。

今回番外編を二本、四万字弱ほど書き下ろさせて頂きました…!
書籍内、全体的にフェリと兄様達の兄弟エピソードたっぷりの内容となっております。

ぜひぜひ、お手に取って読んでいただけると嬉しいです(´ ` )
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