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第62話 佑介のスマホ
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佑介。熟睡中(昼寝)
明日香と亜紀。佑介のスマホをチェック中。
「ふふふ。ゆうちゃん、ロックパスワード変えたわね・・・。」
「あらら。亜紀さん。ゆうくん。パスワード変えたのね。うふふ。」
「もうゆうちゃんたら、かわいいわあ~。」
「かわいい。ゆうくん。なんかエロ本を発見した母親の心境だわ・・・。」
「ちょいちょいちょいと。はい、解除。むふふ。」
「亜紀さん。今回はどの数字だった?」
「明日香さん。今回はなまいきにもちょっと捻ってたわ。私達の誕生日の日にちだけを並べて逆読みだったわ。」
「あらら。亜紀さん。私達の息子にしては考えたわね。ぷっ。すぐ、分かるけど!。」
「さてさて・・・今日は何を隠したかったのかしら?」
「おやおや・・・LAINの友達が男子名で5人増えてますわ。」
「トークは消去済み・・・ふふふ・・・必殺技{バックアップから復帰!!}あらら、明日香お母さん私達の息子はこの男子名の娘さん達とお楽しみだったみたいよ。」
「ほうほう。このタケルさんは積極的ですね~。きわどい画像まで送ってきてるわ。おやおやこのケンジさんはストレートに告白ですか。いやいや。お若いですな~。」
「おお、明日香お母さんこのマサルさんは私達の息子のお気に入りみたいね。歯が浮くようなコメントね・・・ふーん。私達にも言ってくれたことないのに・・・。」
「ふーん。亜紀お母さん。これはギルティですよね。さてさて、どうしますかね・・・。」
「おや?画像フォルダに違和感が・・・ほうほう、既存のフォルダの中身を全移しですか・・・上層は当たり障りの無い画像と。しかし、その実態は今まで送ってきたエロ画像でした!エロ写メ厨乙。ふーん。」
「エロ写メ厨乙。ふーん。亜紀お母さん以外のエロ写メはここに入れてるのね~。妙に几帳面よね・・・。」
「ええ。エロさ順に下層へ整理して収納してあるわ。」
「ねえ。亜紀。これはゆうくん殺していいよね?」
「そうね。明日香。もう殺しちゃいましょう。」
「・・・・・・・・すーすーすー」
「じーじー」
「ゴクリ・・・・・すーすーすー。」
「ガシッ」
明日香と亜紀は佑介の頭を両手でロックした。
「あの・・・死刑の前に弁明する機会は与えられるのでしょうか・・・。」
「おやおや、呑気に昼寝中の人がなにか言ってますね。」
「おやおや。そのまま、昼寝したまま永遠に起きなくていいのに。」
佑介、正座中である。
「ぐすっぐすっ。その二人の冷たい目が心に響く・・・。」
「泣いてもだめよ!証拠は挙がってるんだから!また浮気?浮気なの?死なないと治らないの?」
「ねえ。ゆうちゃん。そんなに私達に不満あるの?本気で悲しんだけど・・・。」
「あああ。亜紀。明日香。泣かないで。ちがう、ちがう、不満なんてないし君たちのこと愛してる!」
「ぐすっ。私はゆうくんの事、本気で愛してるからゆうくんにそう言われたら我慢するしかないから我慢するけど・・・正直、寂しいの・・・ぐすっ。」
「うううっ。私もゆうちゃんの事愛してるから全て受け入れるけど・・・そんな事言われたら許しちゃうけど・・・悲しい・・・・。」
「いや・・・その・・・ごめんなさい。今からLAIN送ってくる女子にもうやり取りできませんってみんなに送るね・・・そして全員、ブロックするから・・・ごめんなさい。」
佑介はいつもと違う様子の二人に心から謝罪し、自らお断りコメントを送ったのであった。
{ふふふ。上手く言ったわね、亜紀。ゆうくん自分でお断りしたわ}
{むふふ。そうね。明日香。ゆうちゃん。涙に弱いのよね。}
2人の手のひらの上で転がらされている佑介であった。
「ねえ、ゆうくん。ちょっと疑問なんだけどなんでそんなにたくさんの女子とLAINでやり取りしてるの?知り合う機会ってなかったんじゃない?。」
「明日香。私も思ったわ。ゆうちゃん、日単位でLAINの友達増えてるよね?たぶん、うちの学校の生徒だけじゃないよね?」
「うう。なぜか、どんどん友達が追加されていくんだよ・・・僕のLAINのID教えたのかなり少ないはずなんだけど・・・。」
「まずいわね。これ誰か情報屋してるわね。ゆうちゃんのLAINのIDを商売のタネにしてる奴がいるわ。」
「そうね。私のIDも同じように広まったことがあったわ。対応を物凄く苦労した記憶があるわ。ゆうくんのアカウントを消去した方がいいわよ。」
「ええ!まじで?そんな事あるの?どうして僕なんかのIDが広まってるんだろ?。」
「・・・・・・{かっこよくなったからよ。ゆうくん。}」
「・・・・・・{ゆうちゃんイメチェンして実はイケメンってバレたからよ。}」
「なんで二人とも無言なの?怖いから!。」
明日香&亜紀「まあ、冬休み終わったら情報屋を見つけなきゃね。排除するわ。うふふふ。」
明日香と亜紀。佑介のスマホをチェック中。
「ふふふ。ゆうちゃん、ロックパスワード変えたわね・・・。」
「あらら。亜紀さん。ゆうくん。パスワード変えたのね。うふふ。」
「もうゆうちゃんたら、かわいいわあ~。」
「かわいい。ゆうくん。なんかエロ本を発見した母親の心境だわ・・・。」
「ちょいちょいちょいと。はい、解除。むふふ。」
「亜紀さん。今回はどの数字だった?」
「明日香さん。今回はなまいきにもちょっと捻ってたわ。私達の誕生日の日にちだけを並べて逆読みだったわ。」
「あらら。亜紀さん。私達の息子にしては考えたわね。ぷっ。すぐ、分かるけど!。」
「さてさて・・・今日は何を隠したかったのかしら?」
「おやおや・・・LAINの友達が男子名で5人増えてますわ。」
「トークは消去済み・・・ふふふ・・・必殺技{バックアップから復帰!!}あらら、明日香お母さん私達の息子はこの男子名の娘さん達とお楽しみだったみたいよ。」
「ほうほう。このタケルさんは積極的ですね~。きわどい画像まで送ってきてるわ。おやおやこのケンジさんはストレートに告白ですか。いやいや。お若いですな~。」
「おお、明日香お母さんこのマサルさんは私達の息子のお気に入りみたいね。歯が浮くようなコメントね・・・ふーん。私達にも言ってくれたことないのに・・・。」
「ふーん。亜紀お母さん。これはギルティですよね。さてさて、どうしますかね・・・。」
「おや?画像フォルダに違和感が・・・ほうほう、既存のフォルダの中身を全移しですか・・・上層は当たり障りの無い画像と。しかし、その実態は今まで送ってきたエロ画像でした!エロ写メ厨乙。ふーん。」
「エロ写メ厨乙。ふーん。亜紀お母さん以外のエロ写メはここに入れてるのね~。妙に几帳面よね・・・。」
「ええ。エロさ順に下層へ整理して収納してあるわ。」
「ねえ。亜紀。これはゆうくん殺していいよね?」
「そうね。明日香。もう殺しちゃいましょう。」
「・・・・・・・・すーすーすー」
「じーじー」
「ゴクリ・・・・・すーすーすー。」
「ガシッ」
明日香と亜紀は佑介の頭を両手でロックした。
「あの・・・死刑の前に弁明する機会は与えられるのでしょうか・・・。」
「おやおや、呑気に昼寝中の人がなにか言ってますね。」
「おやおや。そのまま、昼寝したまま永遠に起きなくていいのに。」
佑介、正座中である。
「ぐすっぐすっ。その二人の冷たい目が心に響く・・・。」
「泣いてもだめよ!証拠は挙がってるんだから!また浮気?浮気なの?死なないと治らないの?」
「ねえ。ゆうちゃん。そんなに私達に不満あるの?本気で悲しんだけど・・・。」
「あああ。亜紀。明日香。泣かないで。ちがう、ちがう、不満なんてないし君たちのこと愛してる!」
「ぐすっ。私はゆうくんの事、本気で愛してるからゆうくんにそう言われたら我慢するしかないから我慢するけど・・・正直、寂しいの・・・ぐすっ。」
「うううっ。私もゆうちゃんの事愛してるから全て受け入れるけど・・・そんな事言われたら許しちゃうけど・・・悲しい・・・・。」
「いや・・・その・・・ごめんなさい。今からLAIN送ってくる女子にもうやり取りできませんってみんなに送るね・・・そして全員、ブロックするから・・・ごめんなさい。」
佑介はいつもと違う様子の二人に心から謝罪し、自らお断りコメントを送ったのであった。
{ふふふ。上手く言ったわね、亜紀。ゆうくん自分でお断りしたわ}
{むふふ。そうね。明日香。ゆうちゃん。涙に弱いのよね。}
2人の手のひらの上で転がらされている佑介であった。
「ねえ、ゆうくん。ちょっと疑問なんだけどなんでそんなにたくさんの女子とLAINでやり取りしてるの?知り合う機会ってなかったんじゃない?。」
「明日香。私も思ったわ。ゆうちゃん、日単位でLAINの友達増えてるよね?たぶん、うちの学校の生徒だけじゃないよね?」
「うう。なぜか、どんどん友達が追加されていくんだよ・・・僕のLAINのID教えたのかなり少ないはずなんだけど・・・。」
「まずいわね。これ誰か情報屋してるわね。ゆうちゃんのLAINのIDを商売のタネにしてる奴がいるわ。」
「そうね。私のIDも同じように広まったことがあったわ。対応を物凄く苦労した記憶があるわ。ゆうくんのアカウントを消去した方がいいわよ。」
「ええ!まじで?そんな事あるの?どうして僕なんかのIDが広まってるんだろ?。」
「・・・・・・{かっこよくなったからよ。ゆうくん。}」
「・・・・・・{ゆうちゃんイメチェンして実はイケメンってバレたからよ。}」
「なんで二人とも無言なの?怖いから!。」
明日香&亜紀「まあ、冬休み終わったら情報屋を見つけなきゃね。排除するわ。うふふふ。」
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