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第34話 大切な思い出
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「知らない天井だ」
「はい、久々に来ました。世界ロシアンルーレット!明日香さーん、亜紀さーん起きてください~。」
「ほら今回は一段とやばそうですよーなんと天井からお空が見えるんですねー。」
「僕もいろいろ天井見てきたけど初めてのパターンですねー天井が隙間だらけですねー。」
「はっ!波の音が聞こえるわ。ゆうくん。」
「本当だ、波の音が聞こえる。ゆうちゃん。」
「内装見るとアジアぽいんですねーあ。床板の隙間からお魚さんが見える!」
「あー本当だ、かわいいお魚さんだ。ゆうくん。」
「わー熱帯魚さんだ~。」
佑介達は恐る恐る扉を開けた。そこには目の前に広がる白い白浜、そしてそのさきにはエメラルドグリーンの海が広がっていた。風でヤシの木が揺れ、涼しげな木陰を作っていた。
「おおお!これはいいかも!」
「ゆうちゃん、これいいわー、あ!これってもしかして私がゆうちゃんに水着を披露したいって言ったからかな?」
「ゆうくん。多分そうじゃないかな。私も披露したいって言ったしね~」
「なるほどねー、あっ、この島、この建物しかない!あーこのヘリポートから行き来するのか~。ん?ポケットに紙が・・・ああ、母ちゃん。ありがとう。」
「なんて書いてあったの?」
「え?その・・・恥ずかしい事・・。」
「は?恥ずかしい事ってなによ?」
「えーとね・・・ここは無人でしかも絶対人目が無いのでお嫁さんの水着姿を憂いなく楽しんでってさ、そして・・・ここ借りるひとは、裸で過ごすんだって・・・。」
「え?」
「え?」
「いや・・・裸は冗談だと思うけど水着は見たいなー。」
「もう、ばかなんだからゆうくん。」
「ゆうちゃんのエッチ!うーん、ちょっと確認してくるね~。」
佑介はビーチに設置されていたパラソルのしたでクーラーボックスから出したキンキンに冷えた炭酸を飲んでいた。
「いや~これはいいわ。水着でキンキンの炭酸飲んで横になる!最高の贅沢だわ。まあ傷があるから水場には入れないけど!」
「ゆうくん、準備できたわー。」
佑介は期待に胸含まらせ二人へ振り返った。
「ちょ、おま!!!」
「うふふ、どう?」
「えへへ?どうかな?」
佑介は慌てて自分が着ていたTシャツを脱ぎ亜紀にかぶせ、持っていたバスタオルで明日香を隠した。
「ゆうくん?なんでこんなことを?」
「そうだよ、ゆうちゃん。なんでかぶせるの?」
「だってさ、君たち、それは裸って言うんだよ!水着じゃない!」
明日香と亜紀はいわゆる紐水着を着ていたのであった。明日香は大人ぽい黒の水着でその豊満なシミ一つない白い胸をその頂上だけを隠した状態にしていて、おしりもTバックの為、その柔らかそうで引き締まった小さなおしりをふんだんに見せていた。亜紀は活発そうな黄色の水着で明日香よりやや小ぶりだが形の良い健康なその胸の頂上だけを隠した状態であった。おしりもTバックなのでその柔らかそうなおしり丸出しであった。
「ふふふ、佑介さんって私たちを大事にしてくれるのね。」
「ふふふ、佑介さんその割にはばっちり見てますよね。」
「きみたちさー、それは駄目だよ。他の男に見られてしまうよ。」
「だから、ちゃんと確認してきたのよ。ゆうちゃん、ここは望遠鏡でも覗かれないわ。」
「亜紀が確認したなら私も安心してこの水着斬れるわ。」
「ゆうちゃん、私たちの過激な水着。見たくないの?」
「ごくり。安全なら見たいです・・・。」
「ゆうくん、安全だから。実はお母さまに二人で頼んだのよ。安全にゆうくんに水着見せれる海に行きたいって。今回は行き先知ってたの。えへ」
明日香はそうとてもとても嬉しそうに言ったのである。
「よし!僕は裸になるぞ!はだかの野郎がいたら覗かないだろう!。」
「だめよ、傷にばい菌はいるでしょ?ゆうちゃんはこのドライスーツ着てね。これで濡れないから海に入れるわ。」
「おお、そこまで考えてくれたんだね・・・普通に嬉しいよ。」
「ゆうちゃん、こっち見て」
そこには白い砂の上、バックにエメラルドグリーンの海その後ろには抜けるような青い空そして大輪の笑顔を咲かせるちょっと照れながらポーズをとってくれている2人の超絶美少女がいた。
「もう死んでもいい・・・本望だ・・・・。」
佑介はその貴重な姿を脳内の深い場所に保存した。決して忘れることが無いように。
そうして、佑介、明日香、亜紀の高校1年生の夏休みは終わったのであった。
「はい、久々に来ました。世界ロシアンルーレット!明日香さーん、亜紀さーん起きてください~。」
「ほら今回は一段とやばそうですよーなんと天井からお空が見えるんですねー。」
「僕もいろいろ天井見てきたけど初めてのパターンですねー天井が隙間だらけですねー。」
「はっ!波の音が聞こえるわ。ゆうくん。」
「本当だ、波の音が聞こえる。ゆうちゃん。」
「内装見るとアジアぽいんですねーあ。床板の隙間からお魚さんが見える!」
「あー本当だ、かわいいお魚さんだ。ゆうくん。」
「わー熱帯魚さんだ~。」
佑介達は恐る恐る扉を開けた。そこには目の前に広がる白い白浜、そしてそのさきにはエメラルドグリーンの海が広がっていた。風でヤシの木が揺れ、涼しげな木陰を作っていた。
「おおお!これはいいかも!」
「ゆうちゃん、これいいわー、あ!これってもしかして私がゆうちゃんに水着を披露したいって言ったからかな?」
「ゆうくん。多分そうじゃないかな。私も披露したいって言ったしね~」
「なるほどねー、あっ、この島、この建物しかない!あーこのヘリポートから行き来するのか~。ん?ポケットに紙が・・・ああ、母ちゃん。ありがとう。」
「なんて書いてあったの?」
「え?その・・・恥ずかしい事・・。」
「は?恥ずかしい事ってなによ?」
「えーとね・・・ここは無人でしかも絶対人目が無いのでお嫁さんの水着姿を憂いなく楽しんでってさ、そして・・・ここ借りるひとは、裸で過ごすんだって・・・。」
「え?」
「え?」
「いや・・・裸は冗談だと思うけど水着は見たいなー。」
「もう、ばかなんだからゆうくん。」
「ゆうちゃんのエッチ!うーん、ちょっと確認してくるね~。」
佑介はビーチに設置されていたパラソルのしたでクーラーボックスから出したキンキンに冷えた炭酸を飲んでいた。
「いや~これはいいわ。水着でキンキンの炭酸飲んで横になる!最高の贅沢だわ。まあ傷があるから水場には入れないけど!」
「ゆうくん、準備できたわー。」
佑介は期待に胸含まらせ二人へ振り返った。
「ちょ、おま!!!」
「うふふ、どう?」
「えへへ?どうかな?」
佑介は慌てて自分が着ていたTシャツを脱ぎ亜紀にかぶせ、持っていたバスタオルで明日香を隠した。
「ゆうくん?なんでこんなことを?」
「そうだよ、ゆうちゃん。なんでかぶせるの?」
「だってさ、君たち、それは裸って言うんだよ!水着じゃない!」
明日香と亜紀はいわゆる紐水着を着ていたのであった。明日香は大人ぽい黒の水着でその豊満なシミ一つない白い胸をその頂上だけを隠した状態にしていて、おしりもTバックの為、その柔らかそうで引き締まった小さなおしりをふんだんに見せていた。亜紀は活発そうな黄色の水着で明日香よりやや小ぶりだが形の良い健康なその胸の頂上だけを隠した状態であった。おしりもTバックなのでその柔らかそうなおしり丸出しであった。
「ふふふ、佑介さんって私たちを大事にしてくれるのね。」
「ふふふ、佑介さんその割にはばっちり見てますよね。」
「きみたちさー、それは駄目だよ。他の男に見られてしまうよ。」
「だから、ちゃんと確認してきたのよ。ゆうちゃん、ここは望遠鏡でも覗かれないわ。」
「亜紀が確認したなら私も安心してこの水着斬れるわ。」
「ゆうちゃん、私たちの過激な水着。見たくないの?」
「ごくり。安全なら見たいです・・・。」
「ゆうくん、安全だから。実はお母さまに二人で頼んだのよ。安全にゆうくんに水着見せれる海に行きたいって。今回は行き先知ってたの。えへ」
明日香はそうとてもとても嬉しそうに言ったのである。
「よし!僕は裸になるぞ!はだかの野郎がいたら覗かないだろう!。」
「だめよ、傷にばい菌はいるでしょ?ゆうちゃんはこのドライスーツ着てね。これで濡れないから海に入れるわ。」
「おお、そこまで考えてくれたんだね・・・普通に嬉しいよ。」
「ゆうちゃん、こっち見て」
そこには白い砂の上、バックにエメラルドグリーンの海その後ろには抜けるような青い空そして大輪の笑顔を咲かせるちょっと照れながらポーズをとってくれている2人の超絶美少女がいた。
「もう死んでもいい・・・本望だ・・・・。」
佑介はその貴重な姿を脳内の深い場所に保存した。決して忘れることが無いように。
そうして、佑介、明日香、亜紀の高校1年生の夏休みは終わったのであった。
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