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第36話 大英雄、霧の中を進む
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ナツを追いかけて進むにつれて、服の下でじっとりと汗ばんだ。霧を吸い込むと、肺がずっしりと重くなるように思えた。
「ナツー!!」
彼女の名前を叫ぶが、返答はなかった。力の限り叫んだ声は、霧の中に吸い込まれ消えていった。まるで「ここにはいない」と嘲笑われているかのようだった。
嫌な予感がする。
同時に、感じたことがないほどの焦燥感が襲ってくる。早く行かなければ、手遅れになる。その考えで頭が一杯になる。
前方を照らしながら走るサティは、俺の顔を見て怪訝そうに眉をひそめた。
「どうした、顔色が悪いみたいだけれど」
「……むしろ、こんな状況なのに平然としていられる神経が普通じゃない」
「そう心配することはないだろ。あのナツという娘は見た目よりもずっと強いよ」
俺の顔を横目でみながら、サティは微笑んだ。
その言葉は的を得ていた。ナツは決して弱いわけではない。不意打ちでもされ無い限り、ドロハイエナに遅れを取ることはないはずだ。
「それともなにか。ひょっとして君の頭をよぎっているのは別のことなんじゃないか」
「気持ち悪いくらいに知っているんだな。その通りだよ」
気分が悪い。
まるで、あの時の光景を巻き戻しているかのようだった。
「前回のサラダ村の襲撃に似ているんだよ。こんな風に魔物の跡を追っていると、嫌でも思い出す。あの時もこんな風にして、故郷に向かって走っていた」
「君は結局、間に合わなかったんだな」
「あぁ……そうだ。全ては俺の力不足だった」
もう少し早く来ていれば、もう少し早く情報をつかんでいれば、救えたかもしれない。
当然のように後悔はしていた。出来なかったことが多すぎて、受け止めることが出来ないでいた。
「当時、サラダ村で強い瘴気の反応があると聞いて来てみれば、村は信じられないくらいの濃い瘴気に包まれていた」
濃い瘴気は強い魔物を産む。
予想した通り、サラダ村を襲ったのは幻影魔獣ナーガ。狡猾さと素早さを兼ね備えた、俺が今まで戦った魔物の中でもトップクラスに凶悪だった。
村を襲ったナーガは手当たり次第に人間を殺戮した。
「俺が到着いた頃には散々な状況で、逃げ遅れた人たちの死体がゴロゴロ転がっていた。みんな小さい頃から知っている人ばかりだった。わずかな生き残りを襲うナーガを殺して回った。血で血を洗うような凄惨な戦いだった」
「それで君は魔物を殺しきった。村を守った、立派に役目を果たしたじゃないか。何をそう気に病むことがある」
「殺しきったのは事実だ……けれど、守ることは出来なかった。生き残ったのはわずかだ。この場所には暮らせなくなって、サラダ村は今の場所に移転した」
前方の様子が分からないほどに、霧が濃くなっていく。後ろを振り替えっても、どこを進んできたのかすら分からない。何度かここに足を踏み入れてきたが、こんな奥地まで来たのは久しぶりだった。
確かなのは地面に刻まれたチャリの足跡だけ。
不安と恐怖で胸が高鳴る。ドロハイエナに襲われているナツの姿が脳裏をよぎる。この足跡が途切れて、彼女の死体が転がっていないことを祈るしかなかった。
祈る……か。
やっぱりこんなところに来るんじゃなかった。
「なぁ」
「なにかな」
「人は死んだらどこに行くんだ?」
俺の質問にサティは小さく首を横に振った。
「分からない」
「嘘つけ。お前は女神だろう。俺を転生させたじゃないか」
「嘘じゃないよ。私はプルシャマナの管理者というだけだ。この世界が滞りなく動くように監視しているに過ぎない。人間達が羊だとしたら、私は羊飼いだ。羊が死んでどうなるかなんて分からない」
「じゃあなんで俺は生き返ったんだ。俺は前の世界で死んで、あんたに魂を救われた」
「うーん、当然な疑問だ。何と言えば良いのだろう」
霧の中でもなお青に輝く自分の髪をいじりながら、サティは言葉を続けた。
「死の世界というものは確かに存在する。魂は死んだらそこに移動する。だが私の居場所は、その世界の中間に位置するような領域だ。神の座と呼んでいる私の本体が眠る場所に過ぎない」
「本体?」
「今の私は分身みたいなものだ。本体を一時的に休眠状態にしている。その本体にでさえ、完全なる死はその本体にでさえ未知の領域だ」
「そして、次の行く先は分からない……と」
サティは「そういうことだ」と言って頷いた。
「女神とは言っても一次元の管理者に過ぎないからね」
「…………そうか」
「私が言うのもなんだけれど……死は不明瞭な方が良いんだ。そこに救いがあるのか、報いがあるのか、罰があるのか……誰も知らない。知らない方が良いこともある。私だってそこが出来れば安らかな場所であれば良い、とは思っている」
ぴちゃぴちゃ、と泥をはね散らして走る。聞こえるのは、自分たちの会話と呼吸の音だけだ。
「女神である私に出来るのは、少なくともバランスが崩れないようにすることだけだ。無残な羊たちが死に絶えないように、牧羊犬を放つこと。つまり、それが君だ」
「だから、俺の魂を死から救ったってことだ」
「死の定義付けを先延ばしにして、送り返すのが転生だ。私に出来るのはそれくらいだからね…………待った、どうやら今回は間に合ったようだぞ」
サティがそう言った瞬間、霧の中から茶色いドロハイエナが疾駆してくる。周到にも呻り声を抑えて待ち伏せし、おびき寄せて俺たちに飛びかかってきた。
「っっ……固定《フィックス》!」
飛びかかってきたハイエナの喉を締めて、一歩後退する。
「天の魔法、罪には罰を」
サティの手から放たれた鉾がドロハイエナの身体を貫く。「ギャウウウ」と喉の奥で悲鳴をあげた魔物は、力なく地面に崩れ落ちた。
「追いかけっこはここで終わったみたいだね。血の匂いがしない。ナツちゃんはあそこに逃げ込んだみたいだ」
サティが指差した先には、四角い建物の影があった。ガッチリと閉ざされた木製の扉。見ると、その周りをドロハイエナが呻り声をあげて、取り囲んでいた。
「あの納屋に逃げたのか。良かった……! おい、ナツー!」
「………あ、アンク……!!」
納屋の方からかすかにナツの声が聞こえる。
ホッと肩を下ろす。ドロハイエナはナツを捕らえきれていなかったようだ。
だが、何匹ものドロハイエナが納屋を取り囲んでいる。もう何年も使われていないようなその納屋は、出入り口が1つしかなく逃げ出すことは難しそうだった。
「待ってろ、今、行く!」
「アンク、はやるな。来てるぞ」
サティが注意を促す。
ドロハイエナが俺たちの方を振り向く。飛びかかってきたドロハイエナの動きを止めて、棒で殴って昏倒させる。
「分かってるよ。サティ、この場を任せても良いか。隙を伺って、納屋に突入する。瘴気を浴びたチャリも心配だ」
「しょうがない。やれやれ、本来は狼退治は牧羊犬に任せたかったんだけどな」
「……こいつらはハイエナだろ。俺の仕事じゃない」
俺の返答にサティは鼻で笑って、手からまばゆい光を放った。霧の中でその光は激しく乱反射して、辺りを照らした。
「まっすぐ進め。君には当たらないようにする」
「助かる」
「天の魔法、罰には苦痛を」
光の束がいくつもの小さな鉾へと姿を変える。宙へと浮かび、分裂した光の鉾がシャワーのようにドロハイエナたちへと向かっていった。
魔物たちが悲鳴をあげて崩れ落ちる。
雨のごとく降り注ぐ攻撃に、ドロハイエナたちは蜘蛛の子を散らしたように逃げ惑った。
今だ。
包囲が崩れた納屋の入り口へと一気に駆ける。
「ナツ……!!」
そう叫んで、納屋の入り口に手をかけた時だった。
「ぐっっっあっっ……!!!」
鈍痛。
攻撃を受けたわけではない。内側から食い破れるような頭の痛み。今まで経験したものよりも凄まじく、激しい。
「く、そ……っ! こんな時に!!」
ぐちゃぐちゃになって混濁した映像が、再び俺の頭の中で流れ始めていた。
「ナツー!!」
彼女の名前を叫ぶが、返答はなかった。力の限り叫んだ声は、霧の中に吸い込まれ消えていった。まるで「ここにはいない」と嘲笑われているかのようだった。
嫌な予感がする。
同時に、感じたことがないほどの焦燥感が襲ってくる。早く行かなければ、手遅れになる。その考えで頭が一杯になる。
前方を照らしながら走るサティは、俺の顔を見て怪訝そうに眉をひそめた。
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「……むしろ、こんな状況なのに平然としていられる神経が普通じゃない」
「そう心配することはないだろ。あのナツという娘は見た目よりもずっと強いよ」
俺の顔を横目でみながら、サティは微笑んだ。
その言葉は的を得ていた。ナツは決して弱いわけではない。不意打ちでもされ無い限り、ドロハイエナに遅れを取ることはないはずだ。
「それともなにか。ひょっとして君の頭をよぎっているのは別のことなんじゃないか」
「気持ち悪いくらいに知っているんだな。その通りだよ」
気分が悪い。
まるで、あの時の光景を巻き戻しているかのようだった。
「前回のサラダ村の襲撃に似ているんだよ。こんな風に魔物の跡を追っていると、嫌でも思い出す。あの時もこんな風にして、故郷に向かって走っていた」
「君は結局、間に合わなかったんだな」
「あぁ……そうだ。全ては俺の力不足だった」
もう少し早く来ていれば、もう少し早く情報をつかんでいれば、救えたかもしれない。
当然のように後悔はしていた。出来なかったことが多すぎて、受け止めることが出来ないでいた。
「当時、サラダ村で強い瘴気の反応があると聞いて来てみれば、村は信じられないくらいの濃い瘴気に包まれていた」
濃い瘴気は強い魔物を産む。
予想した通り、サラダ村を襲ったのは幻影魔獣ナーガ。狡猾さと素早さを兼ね備えた、俺が今まで戦った魔物の中でもトップクラスに凶悪だった。
村を襲ったナーガは手当たり次第に人間を殺戮した。
「俺が到着いた頃には散々な状況で、逃げ遅れた人たちの死体がゴロゴロ転がっていた。みんな小さい頃から知っている人ばかりだった。わずかな生き残りを襲うナーガを殺して回った。血で血を洗うような凄惨な戦いだった」
「それで君は魔物を殺しきった。村を守った、立派に役目を果たしたじゃないか。何をそう気に病むことがある」
「殺しきったのは事実だ……けれど、守ることは出来なかった。生き残ったのはわずかだ。この場所には暮らせなくなって、サラダ村は今の場所に移転した」
前方の様子が分からないほどに、霧が濃くなっていく。後ろを振り替えっても、どこを進んできたのかすら分からない。何度かここに足を踏み入れてきたが、こんな奥地まで来たのは久しぶりだった。
確かなのは地面に刻まれたチャリの足跡だけ。
不安と恐怖で胸が高鳴る。ドロハイエナに襲われているナツの姿が脳裏をよぎる。この足跡が途切れて、彼女の死体が転がっていないことを祈るしかなかった。
祈る……か。
やっぱりこんなところに来るんじゃなかった。
「なぁ」
「なにかな」
「人は死んだらどこに行くんだ?」
俺の質問にサティは小さく首を横に振った。
「分からない」
「嘘つけ。お前は女神だろう。俺を転生させたじゃないか」
「嘘じゃないよ。私はプルシャマナの管理者というだけだ。この世界が滞りなく動くように監視しているに過ぎない。人間達が羊だとしたら、私は羊飼いだ。羊が死んでどうなるかなんて分からない」
「じゃあなんで俺は生き返ったんだ。俺は前の世界で死んで、あんたに魂を救われた」
「うーん、当然な疑問だ。何と言えば良いのだろう」
霧の中でもなお青に輝く自分の髪をいじりながら、サティは言葉を続けた。
「死の世界というものは確かに存在する。魂は死んだらそこに移動する。だが私の居場所は、その世界の中間に位置するような領域だ。神の座と呼んでいる私の本体が眠る場所に過ぎない」
「本体?」
「今の私は分身みたいなものだ。本体を一時的に休眠状態にしている。その本体にでさえ、完全なる死はその本体にでさえ未知の領域だ」
「そして、次の行く先は分からない……と」
サティは「そういうことだ」と言って頷いた。
「女神とは言っても一次元の管理者に過ぎないからね」
「…………そうか」
「私が言うのもなんだけれど……死は不明瞭な方が良いんだ。そこに救いがあるのか、報いがあるのか、罰があるのか……誰も知らない。知らない方が良いこともある。私だってそこが出来れば安らかな場所であれば良い、とは思っている」
ぴちゃぴちゃ、と泥をはね散らして走る。聞こえるのは、自分たちの会話と呼吸の音だけだ。
「女神である私に出来るのは、少なくともバランスが崩れないようにすることだけだ。無残な羊たちが死に絶えないように、牧羊犬を放つこと。つまり、それが君だ」
「だから、俺の魂を死から救ったってことだ」
「死の定義付けを先延ばしにして、送り返すのが転生だ。私に出来るのはそれくらいだからね…………待った、どうやら今回は間に合ったようだぞ」
サティがそう言った瞬間、霧の中から茶色いドロハイエナが疾駆してくる。周到にも呻り声を抑えて待ち伏せし、おびき寄せて俺たちに飛びかかってきた。
「っっ……固定《フィックス》!」
飛びかかってきたハイエナの喉を締めて、一歩後退する。
「天の魔法、罪には罰を」
サティの手から放たれた鉾がドロハイエナの身体を貫く。「ギャウウウ」と喉の奥で悲鳴をあげた魔物は、力なく地面に崩れ落ちた。
「追いかけっこはここで終わったみたいだね。血の匂いがしない。ナツちゃんはあそこに逃げ込んだみたいだ」
サティが指差した先には、四角い建物の影があった。ガッチリと閉ざされた木製の扉。見ると、その周りをドロハイエナが呻り声をあげて、取り囲んでいた。
「あの納屋に逃げたのか。良かった……! おい、ナツー!」
「………あ、アンク……!!」
納屋の方からかすかにナツの声が聞こえる。
ホッと肩を下ろす。ドロハイエナはナツを捕らえきれていなかったようだ。
だが、何匹ものドロハイエナが納屋を取り囲んでいる。もう何年も使われていないようなその納屋は、出入り口が1つしかなく逃げ出すことは難しそうだった。
「待ってろ、今、行く!」
「アンク、はやるな。来てるぞ」
サティが注意を促す。
ドロハイエナが俺たちの方を振り向く。飛びかかってきたドロハイエナの動きを止めて、棒で殴って昏倒させる。
「分かってるよ。サティ、この場を任せても良いか。隙を伺って、納屋に突入する。瘴気を浴びたチャリも心配だ」
「しょうがない。やれやれ、本来は狼退治は牧羊犬に任せたかったんだけどな」
「……こいつらはハイエナだろ。俺の仕事じゃない」
俺の返答にサティは鼻で笑って、手からまばゆい光を放った。霧の中でその光は激しく乱反射して、辺りを照らした。
「まっすぐ進め。君には当たらないようにする」
「助かる」
「天の魔法、罰には苦痛を」
光の束がいくつもの小さな鉾へと姿を変える。宙へと浮かび、分裂した光の鉾がシャワーのようにドロハイエナたちへと向かっていった。
魔物たちが悲鳴をあげて崩れ落ちる。
雨のごとく降り注ぐ攻撃に、ドロハイエナたちは蜘蛛の子を散らしたように逃げ惑った。
今だ。
包囲が崩れた納屋の入り口へと一気に駆ける。
「ナツ……!!」
そう叫んで、納屋の入り口に手をかけた時だった。
「ぐっっっあっっ……!!!」
鈍痛。
攻撃を受けたわけではない。内側から食い破れるような頭の痛み。今まで経験したものよりも凄まじく、激しい。
「く、そ……っ! こんな時に!!」
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