1,168 / 1,805
1人向け・看病系
凍えそうな心(双翼の秘密基地)
しおりを挟む
こんばんは。…今日も酷い怪我だね。
それに、なんだか顔色がよくない気がする。
お姉さん、ちょっとこっちで座ってて。何か温かい飲み物でも淹れるよ。
それから、これ着てて。予備の上着があるから、僕なら大丈夫。
それより、今はそこで休んでいた方がいい。
もうすぐできるから、それが終わったら手当てさせてね。
おまたせ。どうぞ。
白桃のお茶なんだって。今日町で茶葉が配られていて…それをもらってきたんだ。
新しいお店ができた記念だって。
きっと飲んだら落ち着くだろうから、ゆっくり味わって。
…どう?美味しい?喜んでもらえてよかった。
体、少しは温まった?随分寒そうだったもんね…。
もしかして、家に入れなかった?
そっか…。邪魔だからって追い出された経験あるけど、そういうときってどうしたらいいか分からないよね。
それに、突き飛ばされたんじゃない?
…嫌なことを聞いてごめん。だけど、そういう怪我はただころんだだけじゃしないから…。
ごめん、ちょっとしみると思う。…これでよし。
あ、あとはチーズフォンデュを作る予定だったんだ。
ソロキャンプの道具なら揃ってるから、ここで一晩くらいなら全然いけるよ。
お姉さん、まだ寒いでしょ。謝らなくていいから、その上着を絶対脱がないで。
…不思議だな。お姉さんがいてくれるからか今はあんまり寒くないんだ。
震えが止まるまでずっと隣にいるから、一緒にマシュマロも入れて食べよう。
ふたりで食べればきっと美味しいよ。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
双翼の秘密基地の話にしました。
それに、なんだか顔色がよくない気がする。
お姉さん、ちょっとこっちで座ってて。何か温かい飲み物でも淹れるよ。
それから、これ着てて。予備の上着があるから、僕なら大丈夫。
それより、今はそこで休んでいた方がいい。
もうすぐできるから、それが終わったら手当てさせてね。
おまたせ。どうぞ。
白桃のお茶なんだって。今日町で茶葉が配られていて…それをもらってきたんだ。
新しいお店ができた記念だって。
きっと飲んだら落ち着くだろうから、ゆっくり味わって。
…どう?美味しい?喜んでもらえてよかった。
体、少しは温まった?随分寒そうだったもんね…。
もしかして、家に入れなかった?
そっか…。邪魔だからって追い出された経験あるけど、そういうときってどうしたらいいか分からないよね。
それに、突き飛ばされたんじゃない?
…嫌なことを聞いてごめん。だけど、そういう怪我はただころんだだけじゃしないから…。
ごめん、ちょっとしみると思う。…これでよし。
あ、あとはチーズフォンデュを作る予定だったんだ。
ソロキャンプの道具なら揃ってるから、ここで一晩くらいなら全然いけるよ。
お姉さん、まだ寒いでしょ。謝らなくていいから、その上着を絶対脱がないで。
…不思議だな。お姉さんがいてくれるからか今はあんまり寒くないんだ。
震えが止まるまでずっと隣にいるから、一緒にマシュマロも入れて食べよう。
ふたりで食べればきっと美味しいよ。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
双翼の秘密基地の話にしました。
0
お気に入りに追加
22
あなたにおすすめの小説
ちょっと大人な体験談はこちらです
神崎未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない
ちょっと大人な体験談です。
日常に突然訪れる刺激的な体験。
少し非日常を覗いてみませんか?
あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ?
※本作品ではPixai.artで作成した生成AI画像ならびに
Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。
※不定期更新です。
※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。
サンタクロースが寝ている間にやってくる、本当の理由
フルーツパフェ
大衆娯楽
クリスマスイブの聖夜、子供達が寝静まった頃。
トナカイに牽かせたそりと共に、サンタクロースは町中の子供達の家を訪れる。
いかなる家庭の子供も平等に、そしてプレゼントを無償で渡すこの老人はしかしなぜ、子供達が寝静まった頃に現れるのだろうか。
考えてみれば、サンタクロースが何者かを説明できる大人はどれだけいるだろう。
赤い服に白髭、トナカイのそり――知っていることと言えば、せいぜいその程度の外見的特徴だろう。
言い換えればそれに当てはまる存在は全て、サンタクロースということになる。
たとえ、その心の奥底に邪心を孕んでいたとしても。
淫らな蜜に狂わされ
歌龍吟伶
恋愛
普段と変わらない日々は思わぬ形で終わりを迎える…突然の出会い、そして体も心も開かれた少女の人生録。
全体的に性的表現・性行為あり。
他所で知人限定公開していましたが、こちらに移しました。
全3話完結済みです。
大嫌いな歯科医は変態ドS眼鏡!
霧内杳/眼鏡のさきっぽ
恋愛
……歯が痛い。
でも、歯医者は嫌いで痛み止めを飲んで我慢してた。
けれど虫歯は歯医者に行かなきゃ治らない。
同僚の勧めで痛みの少ない治療をすると評判の歯科医に行ったけれど……。
そこにいたのは変態ドS眼鏡の歯科医だった!?
小さなことから〜露出〜えみ〜
サイコロ
恋愛
私の露出…
毎日更新していこうと思います
よろしくおねがいします
感想等お待ちしております
取り入れて欲しい内容なども
書いてくださいね
よりみなさんにお近く
考えやすく
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる