物置小屋

１人向け・other

本物、ただひとつ(イマジナリーフレンド)

…もう疲れたでしょ？今はゆっくり休んで。
ここには僕しかいないし、多分誰も来ないよ。
気が楽になるまで一緒に話でもしようか。
頑張ってるよ。君はちゃんと頑張ってる。
誰がどう解釈したとしても、僕はそう思ってるよ。
君を罵ったり無視したりする人は、きっと君を見ていないんだろうね。
君自身も分からなくなってきているんじゃない？
無理に笑顔を作って、相手が求める答えを出して…本当の心に蓋をして、出し方が分からなくなってきているんじゃないかなって思ったんだ。
せめて僕には、辛いときは辛いって言ってほしい。
苦しみは一緒に背負うし、君の心に触れたいって思う。
僕は君にしか見えないけど、それでもちゃんとここにいるよ。
…疲れたよね。辛くなっちゃうよね。
もういいんだよ。無理に頑張らなくていい。
部屋の鍵をかけて、誰も入れないようにしちゃおう。
そうすればこれ以上傷つかなくてすむでしょ？
あの人たちが文句を言いそうなことは終わっているんだし、あとは君の自由だよ。
文句なんて誰にも言わせない。…どうしたの？
そうだよね。あれだけひどいことをされたら泣きたくもなる。
…こうしてたら落ち着くんだっけ。分かった。君が望むならしばらくこのまま抱きしめてるよ。
大丈夫だよ。君の努力はちゃんと僕が見てるから。
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漠然とした内容になりましたが綴ってみました。