物置小屋

１人向け・慰め系

いつか、動くまで。(イマジナリーフレンド)

こんばんは。こんなところで何してるの？
…そっか。辛くなっちゃったか。
え、またそんなこと言われたの？君は君なりに頑張っているのに、どうして誰も見ようとしないんだろうね。
そんな状態なのに、相手を責めない君はすごい。
だけど、たまには相手を責めていいんだよ。
…まあ、君がそうしないのは知ってるけど。
人間って結構残酷だよね。いつも世界は理不尽で、苦しくなるのも頷ける。
…だけど、そんな世界を捨てるのはいつだってできるんだ。
僕に免じて、もう少しだけ生きてみない？
もう頑張らなくていい。ずっとこの部屋に閉じこもっていい。
それで君の命が守られるなら、僕はそれでいいと思ってる。
何もかもから解放されていいんだよ。
意味不明な理由で怒鳴りつけてくる人間からも、ぶつくさひそひそ言って傷つけてくる人間からも…何もかもから。
どれだけ君が必死になっても、誰も見向きもしなかった。
絶望した目と諦めた顔…君にもうそんなふうに過ごしてほしくない。
…いいよ。怒られるときは一緒にいる。
酷い言葉をかけられそうになったら君の耳をふさぐ。
…その代わり、この世界とさよならするのはもう少し待って、
もし少ししてもその気持ちが消えなかったら、多分僕は止められない。
だけど、君に自分は生きていていいんだって知ってほしい。
幸せでいてほしいんだ。
だから…君がどんな道へ進むか決めるまで隣で一緒に考えるよ。
僕は君にしか視認できないけど、それくらいのことならできるから。
…今は沢山泣いて。この場所でだけは自由でいてほしい。
君なりの答え、いつか見つけられるといいな。
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イマジナリーフレンドっぽい話にしてみました。