物置小屋

１人向け・看病系

心配事(怪我)

お疲れ様でした。…これでよし。
そろそろあいつが来るはずだが、一体どこに…あ、いた。
…！あのままじゃ…。
なんとか間に合ったみたいだな。平気か？
雨で滑りやすくなってるんだから気をつけないと…負い、なに立とうとしてる？
少し掴まっててください。…いいから黙ってろ。


スニーカー脱がすぞ。足、痛むんだろ？
見てればそれくらい分かる。
手当てするから座っておとなしくしてろ。…痛むか？
濡れてるのなんて気にするな。おまえが濡れてないならそれでいいんだよ。
これくらいじゃ風邪ひかないし、今はおまえの手当てが先た。
しばらくそれで冷やしてろ。夕飯なら俺が作るから、余計なことは考えなくていい。
けど、いつでも見てるわけじゃないから怪我しないように気をつけろ。
今回はたまたま近くにいたから支えられたけど、次もそうできるとは限らないからな。
…泣くほど痛かったのか？別に怒ってない。敬語？そういえば、外で若干使ったな。
たしかに普段おまえに敬語を使うことなんて滅多にないが、あの場では仕方なかった。
…知り合いがいたからな。おまえ以外には敬語でしか話さないから、不自然にならないようにしただけだ。
本当の俺を知っているのはおまえだけでいい。
まあ、また転ばないかは心配だが。
そう落ちこむなって。怪我がそこまでひどくなさそうでよかった。
けど、歩道橋から落ちそうになったのを見た瞬間、心臓止まるかと思った。
だから、転ばないようにだけ気をつけてくれればそれでいい。
…湿布貼るぞ。これでいい。
テーピングがきつかったら言ってくれ。夕飯もできたしさっさと食べるぞ。
……はあ？いきなりそういう事言うの、反則だろ。
まあ、俺もおまえのこと、好きだけど。
…なんでもない。いいから食べるぞ。
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ぼんやりしたものになってしまいましたが、綴ってみました。