物置小屋

１人向け・イベント系

拝啓、親友だった君へ(手紙)

拝啓

正直、今でも夢なんじゃないかって思ってる。
ずっと焦がれていた君に、好きだなんて言ってもらえるとは思っていなかったから。
まだ気分が舞い上がったままだから、いつもみたいにできないかもしれないけど大目に見てください。
俺たちはずっと親友で、それ以上関係が変わることもないんだろうと思ってた。
恋愛対象として見られたことがないと思っていたんだ。
他の男が現れても仕方ない、君は可愛いからって思ってたのに…男子と話す君を見てもやもやした。
そんなとき、俺だけ包装紙が違うチョコレートをもらってびっくりした。
バレンタインは毎年友チョコをもらっていたのに、丁寧に手紙まで添えられていて…やっぱり君が好きだって思った。
直接話して伝える勇気はないから、俺もお返しに添えるこの手紙に想いを託します。
…本当は、ずっと前から好きでした。
あの日は戸惑ってちゃんと返事ができなかったけど、俺の中で答えはもう決まってた。
これからは、ただの親友じゃなくて隣を歩いていけるパートナーにならせてほしい。
君の手紙に書いてあったように、ずっと一緒にいよう。
君とならどこまでだって歩ける気がするよ。…これからもよろしく。


やっぱりらしくない言葉になったな…。
…待たせてごめん。今ちょっといい？お返しを渡したくて待ってたんだけど…
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ふたりの関係がどうなったかは、ふたりだけの話。