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1人向け・慰め系
僕は僕のままがいい(クラシオンシリーズです)
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いらっしゃいませ。ようこそ、カフェクラシオンへ。
お客様、そのままでは風邪を引いてしまいますよ。こちらへどうぞ。
当店には決まったメニューがありません。何か食べたいものはありませんか?
可愛いもの、ですか。それなら、くまさんアイスというものがあります。
他のお客様考案のものなのですが、とにかく可愛いもの好きなお客様で…こういう感じになっております。
敬語を?…かしこまりました。ここに来るお客さんの中には君と同じようなことを言ってくれる人もいるんだ。
その鞄についているくまさん、可愛いね。さっきからずっと思っていたんだ。可愛いものって見ているだけで癒やされるからいいよね。
ごめん、失礼なことを言ったかな?
…実は、この場所には心が傷ついた人しか辿り着けないんだ。
だからもし、俺の言葉で不用意に傷つけていたら言ってほしい。
…そっか。たしかに君の見た目はかっこいいと思う。だけど、好きなものを堂々と好きだって言えないのは辛いよね。
かっこいい人全員がかっこいいものが好きなわけじゃないし、大人っぽい人でもブラックコーヒーが飲めない人だっている。
それは個性だと思うんだ。だから俺は、見た目がかっこいい君が可愛らしいくまさんを大切にしてもいいと思う。
周りにこうであるべき、みたいに言われるのは辛いと思うけど、好きなものを好きだと言える気持ちを忘れないで。
そのままの君が1番輝いているはずだから。
少し元気になったみたいでよかった。…勿論。またいつでも来てください。
そうだ。可愛いものが好きならこれを持って帰って。
そのくまさん、俺が作ったんだ。あんまり上手くないんだけど、それでもよければこの子とも仲良くしてほしい。
目をきらきらさせて…本当に可愛いものが好きなんだね。
アイスもどこから食べるか迷ってたでしょ?…君の個性を大切にね。ありがとうございました。
今日もお客様を送り出せてよかった。最後は笑ってくれてほっとした。
…いつかあなたに、あなたがいたこの場所に立っている俺の姿が届きますように。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
見た目とギャップがある人もいる…というのを綴りたくてやってみました。
久しぶりに書いたので、もしかすると口調などが微妙に違うかもしれません…。
お客様、そのままでは風邪を引いてしまいますよ。こちらへどうぞ。
当店には決まったメニューがありません。何か食べたいものはありませんか?
可愛いもの、ですか。それなら、くまさんアイスというものがあります。
他のお客様考案のものなのですが、とにかく可愛いもの好きなお客様で…こういう感じになっております。
敬語を?…かしこまりました。ここに来るお客さんの中には君と同じようなことを言ってくれる人もいるんだ。
その鞄についているくまさん、可愛いね。さっきからずっと思っていたんだ。可愛いものって見ているだけで癒やされるからいいよね。
ごめん、失礼なことを言ったかな?
…実は、この場所には心が傷ついた人しか辿り着けないんだ。
だからもし、俺の言葉で不用意に傷つけていたら言ってほしい。
…そっか。たしかに君の見た目はかっこいいと思う。だけど、好きなものを堂々と好きだって言えないのは辛いよね。
かっこいい人全員がかっこいいものが好きなわけじゃないし、大人っぽい人でもブラックコーヒーが飲めない人だっている。
それは個性だと思うんだ。だから俺は、見た目がかっこいい君が可愛らしいくまさんを大切にしてもいいと思う。
周りにこうであるべき、みたいに言われるのは辛いと思うけど、好きなものを好きだと言える気持ちを忘れないで。
そのままの君が1番輝いているはずだから。
少し元気になったみたいでよかった。…勿論。またいつでも来てください。
そうだ。可愛いものが好きならこれを持って帰って。
そのくまさん、俺が作ったんだ。あんまり上手くないんだけど、それでもよければこの子とも仲良くしてほしい。
目をきらきらさせて…本当に可愛いものが好きなんだね。
アイスもどこから食べるか迷ってたでしょ?…君の個性を大切にね。ありがとうございました。
今日もお客様を送り出せてよかった。最後は笑ってくれてほっとした。
…いつかあなたに、あなたがいたこの場所に立っている俺の姿が届きますように。
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見た目とギャップがある人もいる…というのを綴りたくてやってみました。
久しぶりに書いたので、もしかすると口調などが微妙に違うかもしれません…。
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