物置小屋

１人向け・慰め系

ふたり一緒なら(よく分からなくなってしまいました…)

こんばんは…入らせてもらうね。
まだ帰ってない…はずないか。どこにいるのか全然分からないけど、取り敢えず探してみよう。
…見つけた。どうしたの、こんな真っ暗な部屋で膝を抱えて…。
もしかして、寂しいって思ってた？ごめん、俺のミスだ。
会いたいと思っていたのに、こっちから連絡しようとしなかった。
君が寂しがってるだろうってことはなんとなく分かっていたのに、ちゃんと話もせずこんなことになって…本当にごめんね。
寂しいって連絡するの、難しかった？大変そう、か…俺のこと、そんなふうに見えてたんだね。
俺は君のことを全然分かってなかったのに、画面越しでも伝わらなくていいことが伝わっちゃってたんだ…ちょっと悔しい。
たしかにちょっとどたばたしてたけど、それは、こうやって君に会いに行きたかったからだよ。
俺と寂しかったんだ。君とずっと離れていると心が消えちゃいそうで、早く会いたいって考えてた。
寂しそうな顔をしていたのは見てたから、ひとりじゃないって伝えたいと思ってた。
だけど、そう思ったら画面越しじゃ足りなくなっちゃって…気づいたら休みが欲しくてどたばたしてた。
独りだと寂しさだけがずっと心につもっていくけど、ふたり一緒ならきっと大丈夫だよ。
急いで帰らないといけない用事があるわけでもないし、君が嫌じゃなければしばらくここに泊めてもらってもいい？
ありがとう。それじゃあ、君が帰ってくる前に毎日ご飯を作るよ。…ふたりでゆっくり暮らせる空間、いつかちゃんと作りたいね。
いや、いつか絶対に作ってみせる。だから…そのときはもう、君に寂しい思いはさせないよ。
なんて、ちょっとかっこつけすぎかな？
どうしたの？…ありがとう。俺も君のこと、大好きだよ。
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寂しがり屋の恋人に会いに行く話を綴ってみたくてやっているとこうなりました…。