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1人向け・慰め系
誰かと一緒に和めたら。(色々詰めました)
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...ただいま。どうしてそんなに落ちこんでいるの?
少なくとも、俺の目にはそう見える。
今の時間帯なら人もそんなにいないはずだし、君さえよければこれから少し出掛けない?
あ、その子は連れていかない方がいいですよ。
これから行く場所は、その子たちが無事では帰れないでしょうから。
...ほら、言ったでしょ?
猫さんたちはぬいぐるみに目がないだろうから、留守番してもらっていた方がいいと思ったんです。
このあたりの雑草をこうしてふってみると...ほら、その子は多分君にだっこしてほしがってる。
ここの猫さんたちは、みんな捨て猫なんだ。
帰る場所がなくて、ここで支えあって暮らしてる。
...俺にとっての癒しの場所。
仕事で嫌なことがあったときとか、眠れない日によく来てた。
今でもこうしてたまに来るけど、最近は少し減ったかな。
...俺が帰るまで、ずっと起きて待っていてくれる人がいるから。
責めている訳じゃなくて、そんなことって初めてだから嬉しいんです。
待つ方になったことはあったけど、ずっと独りだったから...あ、この時期に彼岸花は珍しい気がする。
イヌビユにシロザ、ノビルまで...!
まさかこんなところに沢山生えている場所があるなんて知らなかった...。
...って、ごめん。つい興奮してしまって...。
雑草、昔から好きなんだ。
あとは食べられるものが多いから、生きる為に必要な知識だった。
ドクダミなんかもそうだけど、体にいいものだって沢山ある。
...昔、俺を助けてくれた人が教えてくれたんだ。
食べられるものと食べられないもの、似ているものの見分け方...。
少しだけ摘んで帰ろうかな。
もしよかったら、手伝ってくれる?
雑草摘みじゃなくて、猫さんたちの手当て。
この辺りにはアロエが沢山生えているんだけど、素人にできるようなことはこれしかないのが申し訳ない。
...すみません、少し前足失礼しますね。
やっぱり擦りむいてる。本当は病院に連れて行けたら1番いいんだろうけど、俺にはそれができないから...。
よし、できた。もう真夜中だ...。
猫さんたちも寝る時間だろうし、今夜はもう帰ろう。
この場所は君以外に教えたことがない。
だから、今日みたいに何か不安に思うことがある日は俺と一緒にまた来よう。
女性がひとりで出歩くのは、危ない時間ですから。
さっき猫さんたちと遊んでいるところ、写真に撮らせてもらっちゃいました。
少しは気分転換になったみたいでよかった。
お茶にしましょう。...しまった、カモミールティーとどくだみ茶しかない。
買い足しに行くのをすっかり忘れてました。
さっき摘んだ雑草を、今から?
...シロザのサラダなら、きちんと洗ってレタスや人参と合わせればすぐ作れると思う。
飲み物はどうする?...ではカモミールティーにしましょう。
こっちの方が眠れないときに飲むにはいいはずだから。
ところで、何か不安なことがあったの?
...君が待っていてくれるから、俺は仕事を頑張れる。
迷惑だなんて思ってないよ。
お金に困っているわけでもなかったし、君といると楽しい。
勿論出ていきたくなったらいつでも出ていっていいんだけど...最近はそんな日がきたら寂しいと思うこともあります。
なんて、そんな理由で君を縛るつもりはないから心配しないで。
そうだ、猫さんと遊んだ後の手洗いはしっかりすること。
野良猫ばかりだから、一応感染症に気をつけないと...。
向こうで洗ってきてください。...それまでに仕上げておくから。
...危うく私情を挟むところだった。
本当はいけないのに、人のぬくもりに触れるというのはやっぱり怖い。
1度触れると忘れられなくなってしまうから。...あの日みたいに。
ちゃんと洗ってきたみたいですね。
完成したし食べましょう。
...やっぱり君が側にいてくれると落ち着く。
いえ、なんでもありません。それじゃあ、いただきます。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
個人的に猫が好きというのと今日が猫の日ということで、猫を絡ませたものを綴ってみました。
今回は雑草をてんこ盛りにしてしまったので説明が長いですが、ちょっとした豆知識を載せておこうと思います。
イヌビユは若芽なら美味しく食べられます。
種子が眼病に薬効があるのだとか。
シロザはアカザ科(ほうれん草と同じ)で、古代ヨーロッパで野菜として食べられていたものが雑草化したもの。
花言葉は、『結ばれた約束』です。
ノビルは生のままあぶったりゆがいたりして、味噌と食べると美味しいらしく、日本酒に合うようです。
花言葉は、『高まり』『喜び』。
彼岸花は球根に毒がありますが、水に晒すと毒を抜いて食べることができます。
花言葉は『すべてへの諦め』等暗いものが多いですが、『情熱』というものがあります。
少なくとも、俺の目にはそう見える。
今の時間帯なら人もそんなにいないはずだし、君さえよければこれから少し出掛けない?
あ、その子は連れていかない方がいいですよ。
これから行く場所は、その子たちが無事では帰れないでしょうから。
...ほら、言ったでしょ?
猫さんたちはぬいぐるみに目がないだろうから、留守番してもらっていた方がいいと思ったんです。
このあたりの雑草をこうしてふってみると...ほら、その子は多分君にだっこしてほしがってる。
ここの猫さんたちは、みんな捨て猫なんだ。
帰る場所がなくて、ここで支えあって暮らしてる。
...俺にとっての癒しの場所。
仕事で嫌なことがあったときとか、眠れない日によく来てた。
今でもこうしてたまに来るけど、最近は少し減ったかな。
...俺が帰るまで、ずっと起きて待っていてくれる人がいるから。
責めている訳じゃなくて、そんなことって初めてだから嬉しいんです。
待つ方になったことはあったけど、ずっと独りだったから...あ、この時期に彼岸花は珍しい気がする。
イヌビユにシロザ、ノビルまで...!
まさかこんなところに沢山生えている場所があるなんて知らなかった...。
...って、ごめん。つい興奮してしまって...。
雑草、昔から好きなんだ。
あとは食べられるものが多いから、生きる為に必要な知識だった。
ドクダミなんかもそうだけど、体にいいものだって沢山ある。
...昔、俺を助けてくれた人が教えてくれたんだ。
食べられるものと食べられないもの、似ているものの見分け方...。
少しだけ摘んで帰ろうかな。
もしよかったら、手伝ってくれる?
雑草摘みじゃなくて、猫さんたちの手当て。
この辺りにはアロエが沢山生えているんだけど、素人にできるようなことはこれしかないのが申し訳ない。
...すみません、少し前足失礼しますね。
やっぱり擦りむいてる。本当は病院に連れて行けたら1番いいんだろうけど、俺にはそれができないから...。
よし、できた。もう真夜中だ...。
猫さんたちも寝る時間だろうし、今夜はもう帰ろう。
この場所は君以外に教えたことがない。
だから、今日みたいに何か不安に思うことがある日は俺と一緒にまた来よう。
女性がひとりで出歩くのは、危ない時間ですから。
さっき猫さんたちと遊んでいるところ、写真に撮らせてもらっちゃいました。
少しは気分転換になったみたいでよかった。
お茶にしましょう。...しまった、カモミールティーとどくだみ茶しかない。
買い足しに行くのをすっかり忘れてました。
さっき摘んだ雑草を、今から?
...シロザのサラダなら、きちんと洗ってレタスや人参と合わせればすぐ作れると思う。
飲み物はどうする?...ではカモミールティーにしましょう。
こっちの方が眠れないときに飲むにはいいはずだから。
ところで、何か不安なことがあったの?
...君が待っていてくれるから、俺は仕事を頑張れる。
迷惑だなんて思ってないよ。
お金に困っているわけでもなかったし、君といると楽しい。
勿論出ていきたくなったらいつでも出ていっていいんだけど...最近はそんな日がきたら寂しいと思うこともあります。
なんて、そんな理由で君を縛るつもりはないから心配しないで。
そうだ、猫さんと遊んだ後の手洗いはしっかりすること。
野良猫ばかりだから、一応感染症に気をつけないと...。
向こうで洗ってきてください。...それまでに仕上げておくから。
...危うく私情を挟むところだった。
本当はいけないのに、人のぬくもりに触れるというのはやっぱり怖い。
1度触れると忘れられなくなってしまうから。...あの日みたいに。
ちゃんと洗ってきたみたいですね。
完成したし食べましょう。
...やっぱり君が側にいてくれると落ち着く。
いえ、なんでもありません。それじゃあ、いただきます。
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個人的に猫が好きというのと今日が猫の日ということで、猫を絡ませたものを綴ってみました。
今回は雑草をてんこ盛りにしてしまったので説明が長いですが、ちょっとした豆知識を載せておこうと思います。
イヌビユは若芽なら美味しく食べられます。
種子が眼病に薬効があるのだとか。
シロザはアカザ科(ほうれん草と同じ)で、古代ヨーロッパで野菜として食べられていたものが雑草化したもの。
花言葉は、『結ばれた約束』です。
ノビルは生のままあぶったりゆがいたりして、味噌と食べると美味しいらしく、日本酒に合うようです。
花言葉は、『高まり』『喜び』。
彼岸花は球根に毒がありますが、水に晒すと毒を抜いて食べることができます。
花言葉は『すべてへの諦め』等暗いものが多いですが、『情熱』というものがあります。
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