648 / 1,793
1人向け・看病系
魔法の料理(火傷した恋人)
しおりを挟む
おはよう。え、お弁当作ってくれたの!?ありがとう...!
朝早いのに、ごめん...。もう行かないといけないんだ。
帰りは駅で待ってるから、一緒に帰ろうね。
それじゃあ、行ってきます。
お疲れ様。...って、その怪我どうしたの!?
包帯ぐるぐる巻きだし、大丈夫...?
考え事してたらポットのお湯がかかったって、それ全然大丈夫じゃない...。
連絡してくれれば迎えに行ったのに...電車のなかも大変だったでしょ?この時間帯、結構混むし。
それより荷物貸して、俺が持つから。
片手使えないの不便でしょ?...そんな納得がいかないって顔しない。
どうしても何か持ちたいって言うなら...はい。手、繋いでて。嫌がっても離してあげないから。
大人しく俺の手握ってて?...ほら、早く帰ろう。
...ねえ、もしかしてその怪我って今朝したものなんじゃない?
そんなに驚いた顔をしてるってことは、やっぱりそうなんだね。
無理して朝早く起きてくれたんでしょ?君は朝に弱いのに...本当にごめん。
自分がしたくてやったことだから気にしないでって...君は本当に優しいね。
だけど、その腕じゃ色々と不便でしょ?
...ご飯なら俺が作るから、気にしないでゆっくり休んでて。
納得できないって顔してるけど、今は駄目。ちゃんと休まないと、なかなか治らなくなっちゃうから...。
そういえば、病院には行った?全治一週間か...。
それなら、毎日できるだけ一緒にいる。
...お弁当のお礼、ちゃんとしたいし。すごく美味しかった。
今まで食べたお昼ご飯のなかで、一番だったよ。
折角作ってくれたのに、朝はばたばたしてちゃんと話せなかったし...。
あっという間に完食しちゃった。
お世辞じゃないよ、本当にすごく美味しかったんだ。
食べたら、午前中の疲れが一気に吹き飛んだよ。
午後からも頑張れたのは、君のおかげ。
おまたせ。ご飯できたよ。
...そうだ、箸持てる?
スプーンとフォーク持ってこようか?
え、両利きだから大丈夫って...左手で箸は使えないんじゃなかった?
やっぱり...君のことならちゃんと覚えてるよ。
はい、一応置いておくね。なんだか少し食べづらそうだね...。
ああ、そうか。きっとこうした方が早いよね?
はい、あーん。...恥ずかしがってるところも可愛い。どう?美味しい?
よかった、ちゃんとできたかどうか心配だったから...。
ん?お弁当の好きなおかずはって...明日も作ろうって思ってる?
駄目だよ、怪我してるのに...。
明日は俺が作る。君のみたいに綺麗に盛りつけたり、魔法みたいなお弁当にはできないと思うけど...それでも、今日君が俺にしてくれたように、俺も君の為だけのお弁当を作りたいんだ。
嫌ならいいけど...本当?それじゃあ明日、楽しみにしてて。
絶対美味しく作ってみせるから...。
ねえ、手、見せて。包帯がほどけてるから結びなおしてあげる。
...これでよし。きつくない?
そんなにしょんぼりしなくても、俺は君の気持ち、しっかり受け取ったから。
だから、申し訳なさそうにしなくていいんだよ。
こんなときは、俺のこともっと頼ってほしいな。
君の怪我が治ったら、一緒に料理しよう。
...約束。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
しめがいまひとつな気もしますが、なんとかできました。
お疲れ様、大丈夫?、ありがとう...その言葉だけで、ほっこりされる方も多いのではないでしょうか。
朝早いのに、ごめん...。もう行かないといけないんだ。
帰りは駅で待ってるから、一緒に帰ろうね。
それじゃあ、行ってきます。
お疲れ様。...って、その怪我どうしたの!?
包帯ぐるぐる巻きだし、大丈夫...?
考え事してたらポットのお湯がかかったって、それ全然大丈夫じゃない...。
連絡してくれれば迎えに行ったのに...電車のなかも大変だったでしょ?この時間帯、結構混むし。
それより荷物貸して、俺が持つから。
片手使えないの不便でしょ?...そんな納得がいかないって顔しない。
どうしても何か持ちたいって言うなら...はい。手、繋いでて。嫌がっても離してあげないから。
大人しく俺の手握ってて?...ほら、早く帰ろう。
...ねえ、もしかしてその怪我って今朝したものなんじゃない?
そんなに驚いた顔をしてるってことは、やっぱりそうなんだね。
無理して朝早く起きてくれたんでしょ?君は朝に弱いのに...本当にごめん。
自分がしたくてやったことだから気にしないでって...君は本当に優しいね。
だけど、その腕じゃ色々と不便でしょ?
...ご飯なら俺が作るから、気にしないでゆっくり休んでて。
納得できないって顔してるけど、今は駄目。ちゃんと休まないと、なかなか治らなくなっちゃうから...。
そういえば、病院には行った?全治一週間か...。
それなら、毎日できるだけ一緒にいる。
...お弁当のお礼、ちゃんとしたいし。すごく美味しかった。
今まで食べたお昼ご飯のなかで、一番だったよ。
折角作ってくれたのに、朝はばたばたしてちゃんと話せなかったし...。
あっという間に完食しちゃった。
お世辞じゃないよ、本当にすごく美味しかったんだ。
食べたら、午前中の疲れが一気に吹き飛んだよ。
午後からも頑張れたのは、君のおかげ。
おまたせ。ご飯できたよ。
...そうだ、箸持てる?
スプーンとフォーク持ってこようか?
え、両利きだから大丈夫って...左手で箸は使えないんじゃなかった?
やっぱり...君のことならちゃんと覚えてるよ。
はい、一応置いておくね。なんだか少し食べづらそうだね...。
ああ、そうか。きっとこうした方が早いよね?
はい、あーん。...恥ずかしがってるところも可愛い。どう?美味しい?
よかった、ちゃんとできたかどうか心配だったから...。
ん?お弁当の好きなおかずはって...明日も作ろうって思ってる?
駄目だよ、怪我してるのに...。
明日は俺が作る。君のみたいに綺麗に盛りつけたり、魔法みたいなお弁当にはできないと思うけど...それでも、今日君が俺にしてくれたように、俺も君の為だけのお弁当を作りたいんだ。
嫌ならいいけど...本当?それじゃあ明日、楽しみにしてて。
絶対美味しく作ってみせるから...。
ねえ、手、見せて。包帯がほどけてるから結びなおしてあげる。
...これでよし。きつくない?
そんなにしょんぼりしなくても、俺は君の気持ち、しっかり受け取ったから。
だから、申し訳なさそうにしなくていいんだよ。
こんなときは、俺のこともっと頼ってほしいな。
君の怪我が治ったら、一緒に料理しよう。
...約束。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
しめがいまひとつな気もしますが、なんとかできました。
お疲れ様、大丈夫?、ありがとう...その言葉だけで、ほっこりされる方も多いのではないでしょうか。
0
お気に入りに追加
21
あなたにおすすめの小説
校長室のソファの染みを知っていますか?
フルーツパフェ
大衆娯楽
校長室ならば必ず置かれている黒いソファ。
しかしそれが何のために置かれているのか、考えたことはあるだろうか。
座面にこびりついた幾つもの染みが、その真実を物語る
寝室から喘ぎ声が聞こえてきて震える私・・・ベッドの上で激しく絡む浮気女に復讐したい
白崎アイド
大衆娯楽
カチャッ。
私は静かに玄関のドアを開けて、足音を立てずに夫が寝ている寝室に向かって入っていく。
「あの人、私が
隣の人妻としているいけないこと
ヘロディア
恋愛
主人公は、隣人である人妻と浮気している。単なる隣人に過ぎなかったのが、いつからか惹かれ、見事に関係を築いてしまったのだ。
そして、人妻と付き合うスリル、その妖艶な容姿を自分のものにした優越感を得て、彼が自惚れるには十分だった。
しかし、そんな日々もいつかは終わる。ある日、ホテルで彼女と二人きりで行為を進める中、主人公は彼女の着物にGPSを発見する。
彼女の夫がしかけたものと思われ…
小学生最後の夏休みに近所に住む2つ上のお姉さんとお風呂に入った話
矢木羽研
青春
「……もしよかったら先輩もご一緒に、どうですか?」
「あら、いいのかしら」
夕食を作りに来てくれた近所のお姉さんを冗談のつもりでお風呂に誘ったら……?
微笑ましくも甘酸っぱい、ひと夏の思い出。
※性的なシーンはありませんが裸体描写があるのでR15にしています。
※小説家になろうでも同内容で投稿しています。
※2022年8月の「第5回ほっこり・じんわり大賞」にエントリーしていました。
隣の席の女の子がエッチだったのでおっぱい揉んでみたら発情されました
ねんごろ
恋愛
隣の女の子がエッチすぎて、思わず授業中に胸を揉んでしまったら……
という、とんでもないお話を書きました。
ぜひ読んでください。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる