物置小屋

１人向け・慰め系

Could you believe me?（慰め系・限界寸前の恋人へ）

こんばんは...いないの？って、あれ？鍵が空いてる...。
やっと見つけた。電気も全部消して、真っ暗な中何を...ちょっと待って、なんだか疲れた顔してるけど...っ、どうしたの、ふらふらだよ!?
どうしたの、その傷...なんでもなくはないでしょ、取り敢えず僕の家においで。


はい、手当て終わり。何があったの？
...泣きたくなっちゃった？
色々頑張ったから、だよね。
君は誰かに理解されようと...誰かを理解しようと必死だった。
『普通』が一番難しいのに、いつだってそれを求められて...。
どうして君の周りは、君を理解しようとしないんだろうね。
こんなにも素敵な人、君以外知らないよ。
たしかに、君の感覚は人とはずれているのかもしれない。
...けど、それって駄目なことなのかな。
僕はそうは思わない。君の発想はとても意外性な方向にとんでる場合もたしかにあるけど、僕はそれが嫌だと思ったことは一度もない。
寧ろ君のその言葉に救われたことの方が多いんだよ。
僕は君を裏切ったりしない。他の人たちみたいに君を物のように扱ったりしない。
頑張れなんて無責任な言葉だけ吐き捨てて一人になんかしない。
だから...僕のことだけでいいから、信じてくれないかな？
どんなことに巻きこまれているのかはきっと話せないんだろうし、限界がきてる中必死で生きてる今の君を止めることはできないのかもしれない。
それでも、僕がいるってことは忘れないで。
僕はいつだって君の側にいて、君の味方でいるから。
君の恋人として、一つだけお願いがあるんだ。
...どうかもっと、僕を頼ってほしい。
我儘言って、困らせて。甘えてほしいんだ。
やり方が分からない？...それなら、これから僕がじっくり教えてあげる。
取り敢えず、君がやりたいことを教えて？
僕はもっと君の気持ちを知りたい。
...もっと君に近づいて、寄り添っていたいから。
僕相手には、我慢せずに言いたいこと言っていいんだよ。
君が眠るまで隣にいてほしい？...いいよ、今日はこのままぎゅってしたまま寝ちゃおうか。
おやすみ。...明日は君が笑顔になれる一日になりますように。
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理想の欠片だらけです。
『頑張れ』という言葉が、基本的に苦手です。
場合によりますが、その人の今までの努力を否定するような言い方だなって思います。
私の周りは私に『普通』を求めてきます。
私という個は認められず、最終的に道具として使われてポイ、なんて展開が多いです。
生きているうちに、誰かに愛されたいなって思います。
相手に別の心があればすぐに察して考えてしまうから、私を連れ出してくれるような王子様はいないんだろうけれど...憧れることくらいは、赦されますか？