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⑤ 聖地
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エミーは考えていた。片思い中って
相手の立場や関係性によって
好きな気持ちを
抑えたほうがよいときもあるよね。。。
エミー自身
「好き」という思いを抑えている。
気持ちを彼に、伝えて避けられるなら
今の関係で良いのではないか。
できるだけ、気持ちを抑えて
フェードアウトさせていくには、
どうしたらよいのか。
そうそう、こんな時は趣味を見つけるとか。
なるべく、避けたい合コンで出逢い見つけちゃうとか。
四六時中、夢中になれることを探すとか。
いかん。このままでは、片思いの世界に
どっぷり沼につかりそう。
あッ。休憩時間になり、彼リュウが
どんどん観客席へ。エミーに近づいてくる。
やだ、日傘で顔を隠していたのに逃げたい。
彼と目が合う、化石となるエミー
リュウが、エミーに話しかける。
「さっきまで、雨が降っていたし、
貴女が事務所に居なかったので
今日は、会えないのかと思っていました。」
エミーは、驚き声が震える。
先日の業務連絡電話で晴れていたら、
少しだけ見学に行きます。って
会話していたのを、彼は覚えていたのです。
エミー
「ふふ。雨止みましたね。お陰で見に来れました。
髪型変わったんですね」と。
おっと、彼の髪型が変化したことまで、
気づいていることを話してしまい、エミーは焦る。
エミーは思う、すぐに帰ろう。
せっかく、彼のいる聖地に来たのに
吹き出る汗 暑いから、すぐに帰ろう。
そのままフェンス越しに、彼が話をしてくれる。
彼はフェンスに手をかけている
エミーは、彼のその手に触れたいなぁと思っていた。
彼は私に、子供達と一緒にサッカーをやろうと
誘いに来てくれたのだ。 提案にのりたいが
私の格好は、オレンジ色のワンピースにパンプス。
パンプスで、サッカーする女子はいるのかなぁ?
とか、考えてしまう。
やっぱり、彼の前で靴が脱げ転ぶのは恥ずかしいと思った。
エミーは「靴が」と断るために、
ふりふり首を横に振ってしまっていた。
彼と来るビジネスパートナーには女性もいる
人が居ないとき、年に数回
日本人や、海外から来た女子も子供達と混じって
サッカーをし、時間を共有している。
そんな時エミーは羨ましく。
とてつもなく動揺しちゃうのだ、
ただ状況を見つめている事務員それがエミー。
これは、誰もが感じるヤキモチだ。
そんな時は、いつも私も一緒に
サッカーをやりたいのにぃ。と考えていた。
サッカーは断ってしまったけど
エミーは頑張って
リュウに差し入れをしたのです。
差し入れは、凍らせたドリンク。
暑さを優先して、熱中症対策を考えてしまった。
こんな時、女子力高いかわゆい子は
きっと、手づくりお菓子を渡すよね。
でも、片思いっ子からの
手づくりは重いでしょ?
今日のために、
凍らせたドリンクもコワイかもしれないけど。
サッカー学ぶ生徒&見学している親御さんが
居る前でドリンクを渡せた、エミーの勇気を褒めて欲しい。
更に皆様にお伝えしたいことが
拗らせエミーは、リュウコーチだけに渡すことが
出来ませんでした。エミーの小心者。
リュウコーチのビジネスパートナー。
海外から来てる日本語が、
流暢なハーフのライアンコーチにも
凍らせた、スポーツドリンクを渡してしまったのです。
ライアンコーチもいるのに、
本命リュウコーチにだけ渡せないよぅ。
本命チョコ渡すのに、義理チョコ配る感じ。
私にとって、
リュウくんだけが特別な存在なのにね。
ライアンコーチとエミーが会話していると
サッカーボールを集めに、
彼リュウが離れて行ってしまった。
彼リュウを、目で追いながらライアンコーチと
話すエミー。
貴重時間なのに、
リュウコーチの傍にいるのに。
当たり前だけど英語がネィティブなライアンコーチにね、、
エミーは、褒められる
「英語できてる。上手」と言われるとさぁ。
嬉しくって、、、。顔を赤らめ照れてしまっていた。
ボールを集めたリュウコーチが戻ってくると、
ライアンコーチにエミーは
「英会話、どっかでやってる?」と聞かれ
エミーは
「発音だけは、自分で勉強してて」と答えた。
2カ国語できる二人に
本気で勉強していると言い難かった。
もう少し、英語の勉強頑張ろうと思える瞬間だったけど。
このとき、なぜか。
私も仕事中に、気軽に挨拶をしていた
サッカー教室に通う、小学生の子供達にせがまれ
リュウコーチとライアンコーチの写真を
部外者である私の携帯で、撮影したのだ。
どうしてなったんですか?この状況
撮影後、密かにエミーは、手が震えた。
彼リュウのカッコイイ写真をgetしたのだ。
よし、今日は写真を眺めながら寝よう。
エミーは、子供達との写真を撮ったことで
リュウコーチに、「じゃ~ん」と写真をみせる。
エミーは「あ。でも、写真送れないかぁ。」と
残念そうに言うと、、、。
少しだけ離れた場所に居たライアンコーチが
「交換しても、良いと思うけどね」とナイスパス。
リュウコーチ本人に代わり、同僚が返事を返した。
嬉しくって笑いながら
エミーは、個人的にメール交換しても良いの?と
リュウコーチに聞くと、
彼は携帯を持ち、私の隣に戻ってきたの。
わぁーー感激。ありがとう、子供達。
こうして、撮った写真を転送。
彼リュウに転送するためにだけど
割と自然に、
私エミーと彼リュウはメール交換出来たのです。
ライアンコーチのお陰だけどね。
私の気持ち、ライアンにバレてませんよね?
相手の立場や関係性によって
好きな気持ちを
抑えたほうがよいときもあるよね。。。
エミー自身
「好き」という思いを抑えている。
気持ちを彼に、伝えて避けられるなら
今の関係で良いのではないか。
できるだけ、気持ちを抑えて
フェードアウトさせていくには、
どうしたらよいのか。
そうそう、こんな時は趣味を見つけるとか。
なるべく、避けたい合コンで出逢い見つけちゃうとか。
四六時中、夢中になれることを探すとか。
いかん。このままでは、片思いの世界に
どっぷり沼につかりそう。
あッ。休憩時間になり、彼リュウが
どんどん観客席へ。エミーに近づいてくる。
やだ、日傘で顔を隠していたのに逃げたい。
彼と目が合う、化石となるエミー
リュウが、エミーに話しかける。
「さっきまで、雨が降っていたし、
貴女が事務所に居なかったので
今日は、会えないのかと思っていました。」
エミーは、驚き声が震える。
先日の業務連絡電話で晴れていたら、
少しだけ見学に行きます。って
会話していたのを、彼は覚えていたのです。
エミー
「ふふ。雨止みましたね。お陰で見に来れました。
髪型変わったんですね」と。
おっと、彼の髪型が変化したことまで、
気づいていることを話してしまい、エミーは焦る。
エミーは思う、すぐに帰ろう。
せっかく、彼のいる聖地に来たのに
吹き出る汗 暑いから、すぐに帰ろう。
そのままフェンス越しに、彼が話をしてくれる。
彼はフェンスに手をかけている
エミーは、彼のその手に触れたいなぁと思っていた。
彼は私に、子供達と一緒にサッカーをやろうと
誘いに来てくれたのだ。 提案にのりたいが
私の格好は、オレンジ色のワンピースにパンプス。
パンプスで、サッカーする女子はいるのかなぁ?
とか、考えてしまう。
やっぱり、彼の前で靴が脱げ転ぶのは恥ずかしいと思った。
エミーは「靴が」と断るために、
ふりふり首を横に振ってしまっていた。
彼と来るビジネスパートナーには女性もいる
人が居ないとき、年に数回
日本人や、海外から来た女子も子供達と混じって
サッカーをし、時間を共有している。
そんな時エミーは羨ましく。
とてつもなく動揺しちゃうのだ、
ただ状況を見つめている事務員それがエミー。
これは、誰もが感じるヤキモチだ。
そんな時は、いつも私も一緒に
サッカーをやりたいのにぃ。と考えていた。
サッカーは断ってしまったけど
エミーは頑張って
リュウに差し入れをしたのです。
差し入れは、凍らせたドリンク。
暑さを優先して、熱中症対策を考えてしまった。
こんな時、女子力高いかわゆい子は
きっと、手づくりお菓子を渡すよね。
でも、片思いっ子からの
手づくりは重いでしょ?
今日のために、
凍らせたドリンクもコワイかもしれないけど。
サッカー学ぶ生徒&見学している親御さんが
居る前でドリンクを渡せた、エミーの勇気を褒めて欲しい。
更に皆様にお伝えしたいことが
拗らせエミーは、リュウコーチだけに渡すことが
出来ませんでした。エミーの小心者。
リュウコーチのビジネスパートナー。
海外から来てる日本語が、
流暢なハーフのライアンコーチにも
凍らせた、スポーツドリンクを渡してしまったのです。
ライアンコーチもいるのに、
本命リュウコーチにだけ渡せないよぅ。
本命チョコ渡すのに、義理チョコ配る感じ。
私にとって、
リュウくんだけが特別な存在なのにね。
ライアンコーチとエミーが会話していると
サッカーボールを集めに、
彼リュウが離れて行ってしまった。
彼リュウを、目で追いながらライアンコーチと
話すエミー。
貴重時間なのに、
リュウコーチの傍にいるのに。
当たり前だけど英語がネィティブなライアンコーチにね、、
エミーは、褒められる
「英語できてる。上手」と言われるとさぁ。
嬉しくって、、、。顔を赤らめ照れてしまっていた。
ボールを集めたリュウコーチが戻ってくると、
ライアンコーチにエミーは
「英会話、どっかでやってる?」と聞かれ
エミーは
「発音だけは、自分で勉強してて」と答えた。
2カ国語できる二人に
本気で勉強していると言い難かった。
もう少し、英語の勉強頑張ろうと思える瞬間だったけど。
このとき、なぜか。
私も仕事中に、気軽に挨拶をしていた
サッカー教室に通う、小学生の子供達にせがまれ
リュウコーチとライアンコーチの写真を
部外者である私の携帯で、撮影したのだ。
どうしてなったんですか?この状況
撮影後、密かにエミーは、手が震えた。
彼リュウのカッコイイ写真をgetしたのだ。
よし、今日は写真を眺めながら寝よう。
エミーは、子供達との写真を撮ったことで
リュウコーチに、「じゃ~ん」と写真をみせる。
エミーは「あ。でも、写真送れないかぁ。」と
残念そうに言うと、、、。
少しだけ離れた場所に居たライアンコーチが
「交換しても、良いと思うけどね」とナイスパス。
リュウコーチ本人に代わり、同僚が返事を返した。
嬉しくって笑いながら
エミーは、個人的にメール交換しても良いの?と
リュウコーチに聞くと、
彼は携帯を持ち、私の隣に戻ってきたの。
わぁーー感激。ありがとう、子供達。
こうして、撮った写真を転送。
彼リュウに転送するためにだけど
割と自然に、
私エミーと彼リュウはメール交換出来たのです。
ライアンコーチのお陰だけどね。
私の気持ち、ライアンにバレてませんよね?
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