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第7話
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「お、思ったよりも…すごいかも…」
すでに日は落ち、あたり一帯は真っ暗になってしまっている。
草木は私の背丈《せたけ》くらいまで伸びきっていて、視界もかなり悪い…。
さすがは危険地帯と言われているだけあって、この中に足を踏み入れていくのはやはり自殺行為なのかもしれない…。
けれど、そんなことは最初からわかっていた事。
もとより遊びでここに来ているつもりじゃない私は、ひるむことなくその中へと足を進めていった。
――――
それからしばらく、私は夢中で草木の中を進み続けた。
そのさなか、決して柔らかくはない枝葉に体を傷つけられたり、無数に生い茂る草に足を取られたりすることが何度もあった。
…そのたびに私の姿はボロボロになっていったけれど、なんだか今の私にはそれすらどうでもいいように思えていた。
だってあのままあの家に残っていたって、見た目こそ今と違ってきれいなままだったかもしれないけれど、心の中は今の私の見た目以上にすり減っていたことだろうから。
「(…あれ?なんだか今までと違うような場所に出たような…)」
私が幸運なのか、それとも誰かに導かれているのか、私はあたり一帯が少しだけ開けている場所に出た。
それはまるで、大きな動物が一時的な休息場にしているかのような雰囲気を醸し出していた…。
「(…まさか、見たこともないような生き物が出てくるなんてことはないよね…?)」
私は死神に会うことを期待していたけれど、死神は生き物にカウントしてもいいものなのだろうか…?
そもそも死神ってこんな休息場みたいなところを必要とするんだろうか…?
人間と同じように、縄張り争いとかがあったりするんだろうか…?
笑ってしまいそうになるくらいくだらないことを考えていた、その時だった…。
「っ!?!?!?」
…暗闇でよく見えないけれど、人間の子どもくらいの大きさで、柔らかそうな毛並みに全身を包まれた不思議な生き物が私の事を見つめているのがわかった…。
その雰囲気は完全に、自分の縄張りに足を踏み入れてきた愚かな獲物をロックオンする猛獣のそれで、私は完全に自分が狙われていることを悟った。
「………」
「………」
私とその不思議な生き物は互いに視線を合わせ、お互いに一歩も動きはしない。
向こうがものすごく動きの速い生き物だったら、次の瞬間には私は食べられているのかもしれない…。
…けれど、もとからそのつもりで足を踏み入れた私。
今の私は自分でも驚くくらい冷静で、自分の身が狙われているというのに、むしろ心の中は堂々としていて、どこかすがすがしい思いでさえいた。
「………」
「…?」
そんな風に堂々とたたずむ私の事を気に入ってくれたのか、その子は警戒心を解いた様子でゆっくりと私の方に向かってくると、そのふさふさの毛並みを私の体にこすりつけてくる。
「(…あ、あたたかい…)」
もう夜も深い時間で、肌寒さを感じずにはいられない状況にあった。
それが途端に温かい心地よさに包まれ、まるで全身を高価な毛布で包まれているような感覚だった。
けれど、驚くべきはその先にあった…。
「(き、傷が治っていってる…!?)」
ここに来るまでの道中、私の体は草木や枝葉で傷つけられていた。
だというのに、この子が触れた途端にそれらの傷が癒えていき、ついには見た目まで完全に元に戻っていた…。
その摩訶不思議《まかふしぎ》な現象を見た私は、頭の中である昔話を思い起こしていた…。
――――
はるか昔の事、私たち人間の住む場所には聖獣と呼ばれる特別な力を持つ生き物が一緒に暮らしていたらしい。
聖獣は、自らが懐《なつ》いた人間の思いや願いを感じ取ると、たちまちそれらを現実にしていき、人々の生活をより豊かなものにさせていった。
しかしある日、聖獣の力に目を付けた時の王が乱暴な形で聖獣をわがものにしようと画策した。
当然聖獣の力は強大であるため、人間でしかない王様が力でかなうはずはない。
しかしその争いのさなかで、聖獣が懐いていた一人の人間が命を落としてしまった。
その事で人間に絶望した聖獣は、自らその姿をどこかに隠してしまい、二度とその姿を人々の前に表すことはなかった、と…。
――――
「(…も、もしかして…この子がその聖獣…??)」
目の前で起きていることを説明するには、この子がその聖獣であると理解するのが手っ取り早い。
…いったいこんなところで何をしていたのか、という疑問を感じずにはいられないけれど…。
「…?」
すると、この子は私の抱いた疑問を感じ取ったのか、自分の尻尾にしまっていたらしい一枚の紙を取り出し、それを口にくわえ、私の前に差しだした。
「…こ、これって…」
それはかなり古びたイラストで、そこには1人の女性とこの子が並んで描かれていた。
右下の部分には消えかけそうな文字で『親愛なるレグルス、私はずっと彼とともに』と書かれている。
この『レグルス』というのがこの子の名前なのだろうか?
「あなたは、レグルスって言うの?」
私は彼の目を見て、レグルスという名を口にしてみた。
すると、彼は自身の尻尾をゆっさゆっさとふり、あからさまに上機嫌になった様子を私に見せてくれた。
そして私はもう一度、イラストの方に視線を移してみる。
「…この人、私に似てるような…」
レグルスとともに描かれているその女の子は、年齢や見た目、雰囲気が私に似ているように感じられた。
…そういえば、さきほど私がここに来た時、レグルスは誰かを探しているような様子だった。
そして私の姿を見るや否や、こうして私になついてくれたような態度を見せていた。
それじゃあ、もしかしたらこの子は…。
「…???」
これが、私とレグルスの出会いだった。
すでに日は落ち、あたり一帯は真っ暗になってしまっている。
草木は私の背丈《せたけ》くらいまで伸びきっていて、視界もかなり悪い…。
さすがは危険地帯と言われているだけあって、この中に足を踏み入れていくのはやはり自殺行為なのかもしれない…。
けれど、そんなことは最初からわかっていた事。
もとより遊びでここに来ているつもりじゃない私は、ひるむことなくその中へと足を進めていった。
――――
それからしばらく、私は夢中で草木の中を進み続けた。
そのさなか、決して柔らかくはない枝葉に体を傷つけられたり、無数に生い茂る草に足を取られたりすることが何度もあった。
…そのたびに私の姿はボロボロになっていったけれど、なんだか今の私にはそれすらどうでもいいように思えていた。
だってあのままあの家に残っていたって、見た目こそ今と違ってきれいなままだったかもしれないけれど、心の中は今の私の見た目以上にすり減っていたことだろうから。
「(…あれ?なんだか今までと違うような場所に出たような…)」
私が幸運なのか、それとも誰かに導かれているのか、私はあたり一帯が少しだけ開けている場所に出た。
それはまるで、大きな動物が一時的な休息場にしているかのような雰囲気を醸し出していた…。
「(…まさか、見たこともないような生き物が出てくるなんてことはないよね…?)」
私は死神に会うことを期待していたけれど、死神は生き物にカウントしてもいいものなのだろうか…?
そもそも死神ってこんな休息場みたいなところを必要とするんだろうか…?
人間と同じように、縄張り争いとかがあったりするんだろうか…?
笑ってしまいそうになるくらいくだらないことを考えていた、その時だった…。
「っ!?!?!?」
…暗闇でよく見えないけれど、人間の子どもくらいの大きさで、柔らかそうな毛並みに全身を包まれた不思議な生き物が私の事を見つめているのがわかった…。
その雰囲気は完全に、自分の縄張りに足を踏み入れてきた愚かな獲物をロックオンする猛獣のそれで、私は完全に自分が狙われていることを悟った。
「………」
「………」
私とその不思議な生き物は互いに視線を合わせ、お互いに一歩も動きはしない。
向こうがものすごく動きの速い生き物だったら、次の瞬間には私は食べられているのかもしれない…。
…けれど、もとからそのつもりで足を踏み入れた私。
今の私は自分でも驚くくらい冷静で、自分の身が狙われているというのに、むしろ心の中は堂々としていて、どこかすがすがしい思いでさえいた。
「………」
「…?」
そんな風に堂々とたたずむ私の事を気に入ってくれたのか、その子は警戒心を解いた様子でゆっくりと私の方に向かってくると、そのふさふさの毛並みを私の体にこすりつけてくる。
「(…あ、あたたかい…)」
もう夜も深い時間で、肌寒さを感じずにはいられない状況にあった。
それが途端に温かい心地よさに包まれ、まるで全身を高価な毛布で包まれているような感覚だった。
けれど、驚くべきはその先にあった…。
「(き、傷が治っていってる…!?)」
ここに来るまでの道中、私の体は草木や枝葉で傷つけられていた。
だというのに、この子が触れた途端にそれらの傷が癒えていき、ついには見た目まで完全に元に戻っていた…。
その摩訶不思議《まかふしぎ》な現象を見た私は、頭の中である昔話を思い起こしていた…。
――――
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聖獣は、自らが懐《なつ》いた人間の思いや願いを感じ取ると、たちまちそれらを現実にしていき、人々の生活をより豊かなものにさせていった。
しかしある日、聖獣の力に目を付けた時の王が乱暴な形で聖獣をわがものにしようと画策した。
当然聖獣の力は強大であるため、人間でしかない王様が力でかなうはずはない。
しかしその争いのさなかで、聖獣が懐いていた一人の人間が命を落としてしまった。
その事で人間に絶望した聖獣は、自らその姿をどこかに隠してしまい、二度とその姿を人々の前に表すことはなかった、と…。
――――
「(…も、もしかして…この子がその聖獣…??)」
目の前で起きていることを説明するには、この子がその聖獣であると理解するのが手っ取り早い。
…いったいこんなところで何をしていたのか、という疑問を感じずにはいられないけれど…。
「…?」
すると、この子は私の抱いた疑問を感じ取ったのか、自分の尻尾にしまっていたらしい一枚の紙を取り出し、それを口にくわえ、私の前に差しだした。
「…こ、これって…」
それはかなり古びたイラストで、そこには1人の女性とこの子が並んで描かれていた。
右下の部分には消えかけそうな文字で『親愛なるレグルス、私はずっと彼とともに』と書かれている。
この『レグルス』というのがこの子の名前なのだろうか?
「あなたは、レグルスって言うの?」
私は彼の目を見て、レグルスという名を口にしてみた。
すると、彼は自身の尻尾をゆっさゆっさとふり、あからさまに上機嫌になった様子を私に見せてくれた。
そして私はもう一度、イラストの方に視線を移してみる。
「…この人、私に似てるような…」
レグルスとともに描かれているその女の子は、年齢や見た目、雰囲気が私に似ているように感じられた。
…そういえば、さきほど私がここに来た時、レグルスは誰かを探しているような様子だった。
そして私の姿を見るや否や、こうして私になついてくれたような態度を見せていた。
それじゃあ、もしかしたらこの子は…。
「…???」
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