最後に選ばれたのは、妹ではなく私でした
ある日、ミリアはドリス伯爵から婚約関係を結ばされる。しかしそこにあったのはミリアに対する愛情ではなく、ミリアの妹であるセシーナに対する愛情だった。伯爵はミリアの事をセシーナの身代わりとして婚約を企み、ミリアにはセシーナとして振舞うよう命令していた。二人の関係は後にドリスが婚約破棄を告げることで終わりを迎えることになるものの、その時セシーナの本性を知ったドリス伯爵は、ミリアを愛さなかった過去の自分の行いを後悔することとなり…。
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