ギガンティア大陸戦記

この物語は中世ヨーロッパに似た世界でかつて繰り広げられた戦いとそこに生きた人達のはるか昔の物語である。

キルス歴一〇九一年。
それまでも何度か小競り合いのあったロマリア帝国とタスタニア王国はほんの些細ないざこざからついに戦争へ突入した。
互いに国の先端部分に位置する要塞都市を攻略出来ず一進一退の攻防が続けられ、それ以上動けない膠着状態に陥った。

そして四年後のキルス歴一〇九五年。
タスタニアと帝国にそれぞれ歴史を動かす事になる人物が登場する。

一人はティファニー・オブ・エヴァンス。
もう一人はセリア・フォン・フレーベル。

違う国に生まれて性格も全く正反対の二人が歴史の表舞台に登場して以降、国と歴史を変える存在となっていく。
心許せる優れた才能を持った盟友たちに恵まれてティファとセリアは運命に導かれるが如く激突する事となる。

・時代設定は中世で西暦千から千二百年あたりとしています。
ただしそこは物語なので、一部それ以上に進んだ医学であったり遅れた兵器が出てきたりもします。

・作中に一部差別用語を用いていますが、設定上のもので、特定の人たちを差別する意図は一切ありません。

・あくまでも人間同士の戦いを描きたかったので、魔法、聖剣、怪獣、妖精などは一切出て来ません。

・挿絵はwife labsという無料のソフトウエアを使い、自分のイメージに一番近い感じのキャラを作成しました。

この作品はノベルアッププラスと小説家になろうにも掲載させて頂いています。
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