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第十九話
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「おお!! すごいな!」
「ええ!」
「とても洞窟とは思えん!」
洞窟へ踏み入れたその先には、宮殿のような石作りの建物が並んでいた。 オレたちはその荘厳さに圧倒されていた。
「ふん! 当然だ! われらドワーフの技巧、人間などとは比べ物にはならん」
そうドワーフの一人がいった。
「この技術欲しいな」
「ありえん! 我らが人間に力を貸すなど! 無駄だからさっさとかえれ!」
「人間たちへ鉱山を占有して、手当たり次第に掘り起こす! 金のために自然を破壊した危険なことだ!」
「そうだ! それにあんなことをしておいて......」
ドワーフたちが怒りと哀しみの入り混じった言葉をはいた。
(あんなこと?)
「さあ、お客人、そこに座られよ」
一番大きな建物の奥まで行くと、大きなテーブルの椅子に座った先ほどの女性がその手をさしだす。
「おくればせながら、私はこのドワーフたちの長代理のマリークともうす者、そちらの用件を聞かせてもらおう」
周囲の壁にドワーフたちが立ち並ぶ。 百人ほどはみな不機嫌そうにしている。
「うん、オレたちはドワーフたちに技術を教えてもらいに来た。 まあ出来れば本人たちに来て欲しいんだけど」
「それは先ほど断った。 我らは人間に力を貸すことはない。 それに今それどころではない」
とにべもない。 ドワーフたちから失笑がもれる。
「いや、まあ何か人間ともめてるのは知ってる。 でもオレたちはこの島の人間ではないんだ」
「人間は人間、かつて我らをモンスターと蔑んだときより、なにも変わらん」
(すごいかたくなだな)
「私はミリエル、サキュバスです。 この方、トラさまとクエリアさまは人間ですが、モンスターにも寛容でドワーフさんたちを差別することはいたしません」
「サキュバス......」
周りのドワーフがざわめいた。
「サキュバス? あんな清楚そうな娘が」
「なんかイメージがちがうな」
(ここでもそんなイメージなのか)
「オレたちはモンスターと島で暮らしてるんだ。 オレとクエリア以外はモンスターだ」
「そんな島聞いたことはないが......」
マリークはいぶかしげにいった。
(仕方ないか......)
「オレたちは魔王島に暮らしているんだ」
「ま、魔王島!? あんな所に人が住めるのか!」
マリークも周囲のドワーフも驚いている。
「そうです。 そこの王がこのかたトラさまです」
ミリエルはそういうと、ドワーフはどよめく。
「王...... どうも理解しがたい。 なぜモンスターの王が人間の君なのだ」
「まあ、みせたほうが早いな。 スラリーニョ! イータ!」
呼ぶと二人はテーブルの上に飛び出てきた。
「ぴー!」
「キィ!」
「モ、モンスター! それにこれは契約の印!? まさかモンスターと契約! テイムできるのか!」
「ああ、オレの力だ」
「マジックイーター、こんなレアモンスターをテイムしたのか、それにこの銀のスライムもみたことがない......」
「それはグレータースライムだよ」
「グレータースライム!? 伝え聞いたことがあるな。 かなり高位のスライムか......」
「何者だあの小僧」
「モンスターをテイムできる力といい、普通の人間ではないのか」
周囲のドワーフも驚いている。
「......驚いた。 が共に行くことはできん」
「そんなに人間が嫌いなのか。 じゃあオレとクエリアがでていけば魔王島にきてくれるか?」
「トラさま!」
「いいんだミリエル、モンスターたちが快適に住める場所さえできれば、オレたちはなあクエリア」
「そうだな。 近くの島にでも隠れ住めばいい」
「そんな......」
そんなやり取りを見てマリークは首をふる。
「......確かに人間に嫌悪感があるのは確かだが、別に排除しようと思ってるわけではない。 いまの事情がそうさせないのだ」
「事情?」
マリークはいままであった経緯をかいつまんで話し始めた。 元々ここの島はドワーフしかいなかった。 そこに戦争などから逃れてきた人間に住むことを許し鉱物を人間がほり、ドワーフが加工品を作りながら共生していたという。
「だが最近になって......」
新しい領主ヴェスターブが、加工品の質を下げ大量生産するよう要求してきた。
「我らはドワーフの誇りとして、そのようなことはできぬ。 名前を下げることになるからな」
断られたヴェスターブは鉱物をドワーフに渡さなくなり、ヴェスターブは鉱石そのままを他に売り始めた。
「つまり仕事を奪われたのか」
「ああ、だがそれだけではない」
町での取引額を引き上げた。 食品なども値上がりし、蓄えがなくなっていった。
「ひどい......」
ミリエルは眉を潜める。
「そして、ここが嫌ならでていけばいいとぬかしよった」
「そもそも、我らの土地なのだ!」
「人間はあとからきて好き放題にする!」
ドワーフは怒りをあらわに怒号がとんだ。
「やめよ。 だが我らは鉱山を押さえられてはなんともできぬ」
「それで人間と......」
「いや......」
なんとか自制し、話しあいをしようとしていた矢先、人間たちは暴挙にでた。 ドワーフの長ギュレルに呪いをかけたのだという。
「呪い......」
「ああ、それまで我慢していたのが一気に爆発して、攻めこもうとしたが、長ギュレルさまの命でとどまった。 それがいまの状況だ」
「呪いというのは人間が仕掛けたのか」
「ああ、間違いない。 長がおかしくなったとき、ローブ姿の魔法使いが複数去っていくのを見たものがいる」
「魔法使い...... まさか!」
「この紋章を身に付けていなかったか!」
クエリアがペンダントを見せた。
「それは...... おい」
マリークは一人のドワーフを呼んだ。
「ああ、ローブの肩にその模様がついていた」
「やはり帝国か、ということはその長、目が赤くなったか」
「ああ、苦しそうにして、この上にある洞窟にこもっている」
「ヤバイな! 自我で押さえているのか、早くしないと狂ってしまう!」
「狂う、どういうことだ!?」
オレたちは移動しながら暴走の話をマリークたちにした。
「な、魔力の暴走だと!」
「ああ、早く契約しないと自我を失って暴れまわるぞ!」
「そんなのは無理だ! あの方と戦うなんて......」
ドワーフたちはしり込みしている。
「そんなこと言ってる場合か! 狂ってしまう前に止めないと殺し会いになる!」
「違う! 一方的な虐殺だ! あの方はギュレルさまはドワーフでもっとも強い! 並みの戦力では歯が立たん!」
「そんなに強いのか!」
(でもやるしかない! 最悪のときは!)
オレはミリエルをみる。 ミリエルは一瞬目をそらすが、向き合ってうなづく。
「仕方がありません......」
そう言葉を絞り出した。
上の洞窟へと急ぐと、洞窟内に咆哮のようなうなり声がきこえる。 奥へと走ると、そこには大量の黒い鎖で縛られたドワーフがいた。
「でていけ!! ここには来るな!! ぐ、ぐう!」
こちらに気づくとその赤い目で叫んだ。
「だめだ! もうあんたは持たない! 早く契約を!」
近づこうとした時、そのドワーフは体から黒い炎を立ちのぼらせた。
「ああ! ああああああああ!! ぐあああああああ!!」
ドワーフは大量の鎖を引きちぎった。
「な、あれは我らが作った魔力で編んだ鎖! あれを力で引きちぎるなんて!? 仕方ない! みないくぞ!!」
マリークが叫ぶ。 ドワーフたちがギュレルに向かって突進する。 そしてその武器で攻撃する。
「やめろ! 殺すつもりか!」
オレが叫ぶとマリークが呟く。
「そのくらいでなければ止まらん!!」
ドワーフたちは武器ごと吹き飛ばされた。
「す、素手で!! みんなドワーフたちを援護しろ!」
魔法で援護するが、ドワーフたちは紙風船のように飛ばされる。
(ドワーフは強い! 更にミリエルの物理耐性魔法とクエリアの身体強化魔法をかけた上、このかたい地面すら切り裂く武器を使ってるのに、あのギュレルが強すぎる!)
「仕方ない! スラリーニョ!! 取り込め!!」
「びびびーぷぷぷー」
スラリーニョが大きくなりギュレルをなかに閉じ込める。 ギュレルはもがいている。
「これで気絶させれば!!」
「だめだ! 気絶させてはならない!」
マリークが叫んだ。
(どういうことだ......)
ぐったりしたギュレルの体が大きくなり始めた。
「なんだ!?」
「も、もう終わりだ......」
マリークは両膝をついた。 ドワーフたちも呆然として動かなくなる。
「なんだ!! あれはまさか! ドラゴン!?」
大きくなったその姿はまさしく翼の生えた爬虫類、白い体を持つドラゴンだった。
「ドワーフだろ!! なんでドラゴンなんだ!」
「......あの方はファフニール...... ドワーフでもあり竜種でもある......」
マリークは呟いた。
ファフニールはスラリーニョの中でブレスを吹いている。
「ぷ、ふいー」
スラリーニョは苦しそうにしている。
「仕方ない...... ミリエルあとは頼む」
「はい! ですがこの場では!」
「いや、わーちゃんに教わった!」
ーー根源たる深淵よ、黒き影をたたえし水底に、我が敵を引きずり込めーー
「シャドウレイク」
スラリーニョの下におおきな黒い影ができた。
「スラリーニョ解放しろ!」
スラリーニョがファフニールを解放すると黒い影にファフニールが飲み込まれる。
「ダークネスフォール!!」
飛び出そうとする翼をオレの魔法がとらえる。 オレはファフニールと共に影に飛びこんだ。
「ええ!」
「とても洞窟とは思えん!」
洞窟へ踏み入れたその先には、宮殿のような石作りの建物が並んでいた。 オレたちはその荘厳さに圧倒されていた。
「ふん! 当然だ! われらドワーフの技巧、人間などとは比べ物にはならん」
そうドワーフの一人がいった。
「この技術欲しいな」
「ありえん! 我らが人間に力を貸すなど! 無駄だからさっさとかえれ!」
「人間たちへ鉱山を占有して、手当たり次第に掘り起こす! 金のために自然を破壊した危険なことだ!」
「そうだ! それにあんなことをしておいて......」
ドワーフたちが怒りと哀しみの入り混じった言葉をはいた。
(あんなこと?)
「さあ、お客人、そこに座られよ」
一番大きな建物の奥まで行くと、大きなテーブルの椅子に座った先ほどの女性がその手をさしだす。
「おくればせながら、私はこのドワーフたちの長代理のマリークともうす者、そちらの用件を聞かせてもらおう」
周囲の壁にドワーフたちが立ち並ぶ。 百人ほどはみな不機嫌そうにしている。
「うん、オレたちはドワーフたちに技術を教えてもらいに来た。 まあ出来れば本人たちに来て欲しいんだけど」
「それは先ほど断った。 我らは人間に力を貸すことはない。 それに今それどころではない」
とにべもない。 ドワーフたちから失笑がもれる。
「いや、まあ何か人間ともめてるのは知ってる。 でもオレたちはこの島の人間ではないんだ」
「人間は人間、かつて我らをモンスターと蔑んだときより、なにも変わらん」
(すごいかたくなだな)
「私はミリエル、サキュバスです。 この方、トラさまとクエリアさまは人間ですが、モンスターにも寛容でドワーフさんたちを差別することはいたしません」
「サキュバス......」
周りのドワーフがざわめいた。
「サキュバス? あんな清楚そうな娘が」
「なんかイメージがちがうな」
(ここでもそんなイメージなのか)
「オレたちはモンスターと島で暮らしてるんだ。 オレとクエリア以外はモンスターだ」
「そんな島聞いたことはないが......」
マリークはいぶかしげにいった。
(仕方ないか......)
「オレたちは魔王島に暮らしているんだ」
「ま、魔王島!? あんな所に人が住めるのか!」
マリークも周囲のドワーフも驚いている。
「そうです。 そこの王がこのかたトラさまです」
ミリエルはそういうと、ドワーフはどよめく。
「王...... どうも理解しがたい。 なぜモンスターの王が人間の君なのだ」
「まあ、みせたほうが早いな。 スラリーニョ! イータ!」
呼ぶと二人はテーブルの上に飛び出てきた。
「ぴー!」
「キィ!」
「モ、モンスター! それにこれは契約の印!? まさかモンスターと契約! テイムできるのか!」
「ああ、オレの力だ」
「マジックイーター、こんなレアモンスターをテイムしたのか、それにこの銀のスライムもみたことがない......」
「それはグレータースライムだよ」
「グレータースライム!? 伝え聞いたことがあるな。 かなり高位のスライムか......」
「何者だあの小僧」
「モンスターをテイムできる力といい、普通の人間ではないのか」
周囲のドワーフも驚いている。
「......驚いた。 が共に行くことはできん」
「そんなに人間が嫌いなのか。 じゃあオレとクエリアがでていけば魔王島にきてくれるか?」
「トラさま!」
「いいんだミリエル、モンスターたちが快適に住める場所さえできれば、オレたちはなあクエリア」
「そうだな。 近くの島にでも隠れ住めばいい」
「そんな......」
そんなやり取りを見てマリークは首をふる。
「......確かに人間に嫌悪感があるのは確かだが、別に排除しようと思ってるわけではない。 いまの事情がそうさせないのだ」
「事情?」
マリークはいままであった経緯をかいつまんで話し始めた。 元々ここの島はドワーフしかいなかった。 そこに戦争などから逃れてきた人間に住むことを許し鉱物を人間がほり、ドワーフが加工品を作りながら共生していたという。
「だが最近になって......」
新しい領主ヴェスターブが、加工品の質を下げ大量生産するよう要求してきた。
「我らはドワーフの誇りとして、そのようなことはできぬ。 名前を下げることになるからな」
断られたヴェスターブは鉱物をドワーフに渡さなくなり、ヴェスターブは鉱石そのままを他に売り始めた。
「つまり仕事を奪われたのか」
「ああ、だがそれだけではない」
町での取引額を引き上げた。 食品なども値上がりし、蓄えがなくなっていった。
「ひどい......」
ミリエルは眉を潜める。
「そして、ここが嫌ならでていけばいいとぬかしよった」
「そもそも、我らの土地なのだ!」
「人間はあとからきて好き放題にする!」
ドワーフは怒りをあらわに怒号がとんだ。
「やめよ。 だが我らは鉱山を押さえられてはなんともできぬ」
「それで人間と......」
「いや......」
なんとか自制し、話しあいをしようとしていた矢先、人間たちは暴挙にでた。 ドワーフの長ギュレルに呪いをかけたのだという。
「呪い......」
「ああ、それまで我慢していたのが一気に爆発して、攻めこもうとしたが、長ギュレルさまの命でとどまった。 それがいまの状況だ」
「呪いというのは人間が仕掛けたのか」
「ああ、間違いない。 長がおかしくなったとき、ローブ姿の魔法使いが複数去っていくのを見たものがいる」
「魔法使い...... まさか!」
「この紋章を身に付けていなかったか!」
クエリアがペンダントを見せた。
「それは...... おい」
マリークは一人のドワーフを呼んだ。
「ああ、ローブの肩にその模様がついていた」
「やはり帝国か、ということはその長、目が赤くなったか」
「ああ、苦しそうにして、この上にある洞窟にこもっている」
「ヤバイな! 自我で押さえているのか、早くしないと狂ってしまう!」
「狂う、どういうことだ!?」
オレたちは移動しながら暴走の話をマリークたちにした。
「な、魔力の暴走だと!」
「ああ、早く契約しないと自我を失って暴れまわるぞ!」
「そんなのは無理だ! あの方と戦うなんて......」
ドワーフたちはしり込みしている。
「そんなこと言ってる場合か! 狂ってしまう前に止めないと殺し会いになる!」
「違う! 一方的な虐殺だ! あの方はギュレルさまはドワーフでもっとも強い! 並みの戦力では歯が立たん!」
「そんなに強いのか!」
(でもやるしかない! 最悪のときは!)
オレはミリエルをみる。 ミリエルは一瞬目をそらすが、向き合ってうなづく。
「仕方がありません......」
そう言葉を絞り出した。
上の洞窟へと急ぐと、洞窟内に咆哮のようなうなり声がきこえる。 奥へと走ると、そこには大量の黒い鎖で縛られたドワーフがいた。
「でていけ!! ここには来るな!! ぐ、ぐう!」
こちらに気づくとその赤い目で叫んだ。
「だめだ! もうあんたは持たない! 早く契約を!」
近づこうとした時、そのドワーフは体から黒い炎を立ちのぼらせた。
「ああ! ああああああああ!! ぐあああああああ!!」
ドワーフは大量の鎖を引きちぎった。
「な、あれは我らが作った魔力で編んだ鎖! あれを力で引きちぎるなんて!? 仕方ない! みないくぞ!!」
マリークが叫ぶ。 ドワーフたちがギュレルに向かって突進する。 そしてその武器で攻撃する。
「やめろ! 殺すつもりか!」
オレが叫ぶとマリークが呟く。
「そのくらいでなければ止まらん!!」
ドワーフたちは武器ごと吹き飛ばされた。
「す、素手で!! みんなドワーフたちを援護しろ!」
魔法で援護するが、ドワーフたちは紙風船のように飛ばされる。
(ドワーフは強い! 更にミリエルの物理耐性魔法とクエリアの身体強化魔法をかけた上、このかたい地面すら切り裂く武器を使ってるのに、あのギュレルが強すぎる!)
「仕方ない! スラリーニョ!! 取り込め!!」
「びびびーぷぷぷー」
スラリーニョが大きくなりギュレルをなかに閉じ込める。 ギュレルはもがいている。
「これで気絶させれば!!」
「だめだ! 気絶させてはならない!」
マリークが叫んだ。
(どういうことだ......)
ぐったりしたギュレルの体が大きくなり始めた。
「なんだ!?」
「も、もう終わりだ......」
マリークは両膝をついた。 ドワーフたちも呆然として動かなくなる。
「なんだ!! あれはまさか! ドラゴン!?」
大きくなったその姿はまさしく翼の生えた爬虫類、白い体を持つドラゴンだった。
「ドワーフだろ!! なんでドラゴンなんだ!」
「......あの方はファフニール...... ドワーフでもあり竜種でもある......」
マリークは呟いた。
ファフニールはスラリーニョの中でブレスを吹いている。
「ぷ、ふいー」
スラリーニョは苦しそうにしている。
「仕方ない...... ミリエルあとは頼む」
「はい! ですがこの場では!」
「いや、わーちゃんに教わった!」
ーー根源たる深淵よ、黒き影をたたえし水底に、我が敵を引きずり込めーー
「シャドウレイク」
スラリーニョの下におおきな黒い影ができた。
「スラリーニョ解放しろ!」
スラリーニョがファフニールを解放すると黒い影にファフニールが飲み込まれる。
「ダークネスフォール!!」
飛び出そうとする翼をオレの魔法がとらえる。 オレはファフニールと共に影に飛びこんだ。
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