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第27話 人工霊獣④ 凶報《きょうほう》
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それから三日後、目が覚めた僕は学園の保健室にいた。 貴人が僕のシーツの上で寝ている。
「神無様!!」
「毎度、毎度、無茶しやがる」
雅と灰がそう言う。
「まあ、そういう奴だしな」
麟がたい焼きを食べながら続けて言った。
あの後の事を聞いた。 僕が倒れてすぐ、鵺となった漿は光の粒子となって消えた。 ただその後、うずめの母親が意識が目覚めた、夢の中で漿が連れに来てくれた、そう言ったのだと言う。
(......それが本当の目的だったんだろう......)
僕はそう思った。
ドアをノックして水瀞理事長が杖をついて保健室にやってきた。
「皆すまなかったの......このようなことに巻き込んでしまって、まさかこのような大事とは、ワシも予想できんかった。 ましてや、本来、我が家で解決せねばならなかった事とは......」
「僕は大丈夫です。 あんな術式を使って理事長も大丈夫ですか......」
「まあ......死にはせん、寿命は縮んだがの」
と笑った。
「それで、脱獄したんですよね......漿さんは、それは無名の手引きなんですか」
僕が聞くと、
「そうだな、島根にある、あの術士専門の刑務所、咒縛監獄《じゅばくかんごく》からそう簡単に出られるわけないしな」
「そうですね、結界術に特化した学園、界咒学園《かいじゅがくえん》内にありますし、どうやって抜け出したのでしょう」
灰と雅が考え込む。
「ワシもそれが気になっての、界咒学園に連絡を取ったのじゃが、連絡が返ってこん。 いやな予感がするでの人を送っておるのじゃ......」
保健室のドアが急に開く、一人の職員が肩で息をしながら言った。
「理事長! 大変です!」
「なんじゃ騒々しい」
「校門に、咒縛監獄から来たという者が神無君に面会を求めて......」
「なんじゃと!? わかった行こう!」
僕達は校門に向かった。
校門の前に辛そうに座る女性がいた。
「神無! あれは! 救咒衆の娘じゃ!」
貴人が言う。
「そうだ! 確か海栗 棘......」
それはかつて戦った、六凶のひとり、海栗 棘だった。 彼女は苦しそうにうずくまっていた。 僕が彼女近づこうとすると、
「......土光薙 神無......それ以上近づいてはいけない......」
「でも......何か苦しそうだから......」
「私は......あなたに伝えるために来た......私はいま霊病《れいびょう》に侵されている。 咒疫《じゅえき》術だ......近づけば感染する」
「咒疫術じゃと! 早く解術士を呼ぶのじゃ!」
水瀞理事長が指示した。
「まさか......海栗とやら、咒疫とは咒縛監獄の......」
「そうだ......今、咒縛監獄はある男の手に落ちた、囚人達を率いている......その男の名は......永限囚《えいげんしゅう》の無疫 爛《むえき らん》......そいつの術だ」
「無疫 爛 五年前、術士、一般人みさかいなく殺し回ったっていう狂人じゃねーか」
灰がそう言う。
「......奴は咒疫術をかけ囚人達を支配している。 逆らえば咒疫で霊病に侵される......私のように......」
「なぜ! そうまでして、僕に......」
「......宗像に騙されていた我々を救ってくれた......それだけ......」
そう言うと棘さんは意識を失った。 その時解咒士が来て、棘さんはタンカに乗せられていった。
「厄介なことになった......まず、各五行家に連絡した上で、先生達を呼んで協議せねばなるまい。 お主達はまだ病み上がりゆえ、寮で休んでいなさい」
水瀞理事長が言う。
「僕達も......」
「ならん! 敵は危険すぎる。 ましてやお主達は怪我も治ってはおらん、後はワシらがやるでの休んでくれ」
理事長はそう言って、去っていった。
「やはり、無名の仕業でしょうか......」
雅が首をひねる。
「わからない......」
僕達は仕方なく寮の部屋に戻ると、
「久しいな」
金形代君がそこにいた。
「金形代君!」
「お前どうしてここに!?」
僕達が驚いてると、
「金形代家の会合があってな、次の当主が庚 操《かのえ みさお》になった」
「偶児とか言う人じゃないの」
僕がいうと、
「あれだけの事件を起こした者の孫では体面が悪いからな、まあ俺もだが......あの家から離れられて逆によかったよ」
「あれだろ、操って、あの神無を切り刻もうとした怖い姉ちゃんだろ、大丈夫かよ」
「まあ、暗殺は嫌っていたし大丈夫だろう......それより」
「すまなかった......」
立ち上がって頭を下げた。
驚く僕と灰に、
「お前達には本当に世話になった......」
「お前が頭なんかさげんなよ、気持ち悪い......」
「そうだよ。 金形代君は人質がいたし仕方ないよ」
「鍊でいい......本当にありがとう」
「そう鍊......で妹さんは」
「錫は陰陽学園の初等部に入れた。 寮なら安心だからな」
ほほを緩めてそう言った鍊は、急に真面目な顔になった。
「何か起こっているようだな」
僕達は鵺の話と今の状況を鍊に話した。
「鵺と咒縛監獄が......ただ、あそこは界咒学園の結界内にあるから、許可無く外に出ることは出来ないはず......いやその棘と言う奴は抜け出てきているな......」
「協力者がいたのか......やはり無名かな」
「だが、結界を壊した上に監獄の看守を同時に攻撃したのか......そこまで複雑な命令を死者達に与えられるかな......」
「なら後は、無名を甦らせたとかいう奴しかいないか......」
灰がそう言った。
「一体何者なんだろう」
そう僕が呟くと、しばらく沈黙の時間が流れた。
僕達が寮の部屋にいると、部屋のとドアが開けられる。
「大変だ!神無!」
麟と貴人が慌てたように入ってくる。
「どうしたの? 麟」
「界咒学園が攻撃を受けてるらしい!」
麟がそう言った。
「助けにいかないと!」
僕が言うと、
「ああ、このままだと、危険な囚人が外に出てきちまう!」
灰も同調した。
「俺も行こう!」
鍊もそう言ってくれた。
僕達が寮の外に出ると、
「置いていかないでください!」
「僕もいくよ! 兄ちゃん達には借りがあるからね」
雅とうずめが待っていた。
僕達は学園が騒ぎになっている隙に外にでて、島根にある界咒学園へと向かった。
「神無様!!」
「毎度、毎度、無茶しやがる」
雅と灰がそう言う。
「まあ、そういう奴だしな」
麟がたい焼きを食べながら続けて言った。
あの後の事を聞いた。 僕が倒れてすぐ、鵺となった漿は光の粒子となって消えた。 ただその後、うずめの母親が意識が目覚めた、夢の中で漿が連れに来てくれた、そう言ったのだと言う。
(......それが本当の目的だったんだろう......)
僕はそう思った。
ドアをノックして水瀞理事長が杖をついて保健室にやってきた。
「皆すまなかったの......このようなことに巻き込んでしまって、まさかこのような大事とは、ワシも予想できんかった。 ましてや、本来、我が家で解決せねばならなかった事とは......」
「僕は大丈夫です。 あんな術式を使って理事長も大丈夫ですか......」
「まあ......死にはせん、寿命は縮んだがの」
と笑った。
「それで、脱獄したんですよね......漿さんは、それは無名の手引きなんですか」
僕が聞くと、
「そうだな、島根にある、あの術士専門の刑務所、咒縛監獄《じゅばくかんごく》からそう簡単に出られるわけないしな」
「そうですね、結界術に特化した学園、界咒学園《かいじゅがくえん》内にありますし、どうやって抜け出したのでしょう」
灰と雅が考え込む。
「ワシもそれが気になっての、界咒学園に連絡を取ったのじゃが、連絡が返ってこん。 いやな予感がするでの人を送っておるのじゃ......」
保健室のドアが急に開く、一人の職員が肩で息をしながら言った。
「理事長! 大変です!」
「なんじゃ騒々しい」
「校門に、咒縛監獄から来たという者が神無君に面会を求めて......」
「なんじゃと!? わかった行こう!」
僕達は校門に向かった。
校門の前に辛そうに座る女性がいた。
「神無! あれは! 救咒衆の娘じゃ!」
貴人が言う。
「そうだ! 確か海栗 棘......」
それはかつて戦った、六凶のひとり、海栗 棘だった。 彼女は苦しそうにうずくまっていた。 僕が彼女近づこうとすると、
「......土光薙 神無......それ以上近づいてはいけない......」
「でも......何か苦しそうだから......」
「私は......あなたに伝えるために来た......私はいま霊病《れいびょう》に侵されている。 咒疫《じゅえき》術だ......近づけば感染する」
「咒疫術じゃと! 早く解術士を呼ぶのじゃ!」
水瀞理事長が指示した。
「まさか......海栗とやら、咒疫とは咒縛監獄の......」
「そうだ......今、咒縛監獄はある男の手に落ちた、囚人達を率いている......その男の名は......永限囚《えいげんしゅう》の無疫 爛《むえき らん》......そいつの術だ」
「無疫 爛 五年前、術士、一般人みさかいなく殺し回ったっていう狂人じゃねーか」
灰がそう言う。
「......奴は咒疫術をかけ囚人達を支配している。 逆らえば咒疫で霊病に侵される......私のように......」
「なぜ! そうまでして、僕に......」
「......宗像に騙されていた我々を救ってくれた......それだけ......」
そう言うと棘さんは意識を失った。 その時解咒士が来て、棘さんはタンカに乗せられていった。
「厄介なことになった......まず、各五行家に連絡した上で、先生達を呼んで協議せねばなるまい。 お主達はまだ病み上がりゆえ、寮で休んでいなさい」
水瀞理事長が言う。
「僕達も......」
「ならん! 敵は危険すぎる。 ましてやお主達は怪我も治ってはおらん、後はワシらがやるでの休んでくれ」
理事長はそう言って、去っていった。
「やはり、無名の仕業でしょうか......」
雅が首をひねる。
「わからない......」
僕達は仕方なく寮の部屋に戻ると、
「久しいな」
金形代君がそこにいた。
「金形代君!」
「お前どうしてここに!?」
僕達が驚いてると、
「金形代家の会合があってな、次の当主が庚 操《かのえ みさお》になった」
「偶児とか言う人じゃないの」
僕がいうと、
「あれだけの事件を起こした者の孫では体面が悪いからな、まあ俺もだが......あの家から離れられて逆によかったよ」
「あれだろ、操って、あの神無を切り刻もうとした怖い姉ちゃんだろ、大丈夫かよ」
「まあ、暗殺は嫌っていたし大丈夫だろう......それより」
「すまなかった......」
立ち上がって頭を下げた。
驚く僕と灰に、
「お前達には本当に世話になった......」
「お前が頭なんかさげんなよ、気持ち悪い......」
「そうだよ。 金形代君は人質がいたし仕方ないよ」
「鍊でいい......本当にありがとう」
「そう鍊......で妹さんは」
「錫は陰陽学園の初等部に入れた。 寮なら安心だからな」
ほほを緩めてそう言った鍊は、急に真面目な顔になった。
「何か起こっているようだな」
僕達は鵺の話と今の状況を鍊に話した。
「鵺と咒縛監獄が......ただ、あそこは界咒学園の結界内にあるから、許可無く外に出ることは出来ないはず......いやその棘と言う奴は抜け出てきているな......」
「協力者がいたのか......やはり無名かな」
「だが、結界を壊した上に監獄の看守を同時に攻撃したのか......そこまで複雑な命令を死者達に与えられるかな......」
「なら後は、無名を甦らせたとかいう奴しかいないか......」
灰がそう言った。
「一体何者なんだろう」
そう僕が呟くと、しばらく沈黙の時間が流れた。
僕達が寮の部屋にいると、部屋のとドアが開けられる。
「大変だ!神無!」
麟と貴人が慌てたように入ってくる。
「どうしたの? 麟」
「界咒学園が攻撃を受けてるらしい!」
麟がそう言った。
「助けにいかないと!」
僕が言うと、
「ああ、このままだと、危険な囚人が外に出てきちまう!」
灰も同調した。
「俺も行こう!」
鍊もそう言ってくれた。
僕達が寮の外に出ると、
「置いていかないでください!」
「僕もいくよ! 兄ちゃん達には借りがあるからね」
雅とうずめが待っていた。
僕達は学園が騒ぎになっている隙に外にでて、島根にある界咒学園へと向かった。
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