無聊な日常を今日もまた

幸せの素・不平等

　お金に余裕が出てきた僕はいつもなら夜は120円程のチョコパンスティックをコンビニで買っていたが今日は、わりと高級なパン屋さんでチョコパンを買った。(夜はチョコパンという貧乏による固定概念がついてしまっているのが少し嫌だった)
　やはり高級なだけあっていつもの数倍美味しく、気分も最高にしあわせだった。しかし問題は次の日にあった。次の日はもちろんいつものチョコパンに戻るのである。しかも、昨日が幸せだっただけあって今日はすこし不幸にさへ感じてしまった。そこで思ったのである。人が幸せと感じることはその裏に何かがあるからなのだな。と。これはその裏に不幸があるというわけでなく、幸せ出ない何か、もしくは誰かがいるという事だ。
　例えば結婚はとても幸せだ。(一部例外を除いて)もちろん結婚そのものが幸せだというのは分かるが、もし世界の全員が結婚していたなら幸せは当たり前になってしまう。結論としてマイナスにならない当たり前でないことと言うのが幸せなのだと思う。不平等が平等に与えられているからこその幸せなのだ。

とこんな話をしている僕の裏のどこかで幸せを唄う誰かがいるのだろう。