少年探偵隊とお姉さまの卑猥で怪奇なお譚

堪えろッ、いやいや我慢に我慢を重ねて溜め込んだカルピスを吐き出したいッ…少年探偵の苦悩？

「ああ―――ッ…ああッ…ああッ…ああ～～～ッ、あッ、ああんッ…あああぁぁぁんッ」
ポコポコと妖し気な泡を噴き出す青臭いプール。
その水牢の囚われ人真理愛だが、責められる前までの気高さはどこへやら、だ。
素肌を波動に嬲られ、乳首を屹立させたばかりか、白目を剥きつつ喘ぎ、手首を繋ぎ留めた鎖を激しく軋ませつつ嬌声を漏らす始末だった。
水牢のへりに立ったブレイディは、その様子を小気味よく眺め降ろす。
「あらあら、さっきまでの生意気で威勢の良かったお嬢ちゃんはどこへやら、ね。でもね、お嬢様。貴女を徹底的に狂わすのは、これからなんだからしっかりしてくれなくちゃあ困るわよぉ」
裸体を波動に揺らし、痙攣する真理愛には、これ以上の折檻に耐えられる余裕は残っていない様子だ。

さてさて、虜の身の状況が続いているのは、少年探偵寛太郎、倫之助とも同じだ。
さらに窮地、という意味ではこちらも、お姉さま以上にピンチと言えた。
「あうぅ―――ッ、駄目だ、射精しそう…でもしたくてもできないよぉ」
と寛太郎。
そのポチャリ男児と背中をすり合わせながら、倫之助も嬌声を漏らす。

「お、お姉さまを助けなくちゃぁ―――ッ…。お姉ちゃんが下賎の子供でも妊娠してしまったらぁ、少年探偵隊の名折れだよぉ～～ッ。で、でも、僕も…もう限界かもぉ…」
媚薬に加え、あまりに艶めかしい真理愛のアへ貌は健全な小学生の少年たちには刺激が強すぎた様子だ。
だが、いかように性感を刺激されようとも、敵の眼前で、かつ憧れのお姉さまの前で“発射オーライ”ともいくまい。
真っ白いブリーフ男児2人は、爪先を地面に突き立て、可愛らしい貌をくしゃくしゃにして喘ぎ悶え、快感に堪えている。
だが、ぴんぴんに突っ張った布地の先端からにじみ出る辛抱の証の恥ずかしいジュースが、限界が間近であることを如実に物語るのであった…。