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追放と魔法
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目が覚めたら身体中が痛かった。
そして知らない場所にいた。 俺が国に支給された場所ではない。馬小屋のような場所。 周りは木材で囲まれていて…………
「何だよこれ…………!」
手には手錠がついていた。 首にも首輪がついている。
俺はあまりの事で慌てており状況が分かんなくなっていた。
「あの、大丈夫ですか?」
「ひゅひゃぁあ!」
だから俺が変な声を上げても仕方がないだろう。
いっときして俺は落ち着いて声のしたほうを見る。
知らない子だった。
「誰だお前?」
目の前には知らない女の子がいた。 いや、その他にもたくさんの人がいた。
「私は…………、えっと、キュリスです」
「えっと、キュリス? ここはどこなんだ?」
「ここは、奴隷商…………です」
ん?奴隷商?
俺は王宮にいたはずじゃ?
「おう、坊主起きたか!?」
俺の後ろから声が聞こえる。
振り向くとまた違う人が俺に話しかけてきた。 今度は細身のおじさんだった。
「いやぁ、王様から売りたい勇者がいるって言われた時にはビックリしたが…………。 お前さん、国から売られたんだよ」
「は? マジかよ…………」
なんか嫌な感じはしていたんだよ! あぁ、わかった、もう切り替えていこう! 俺は売られたし、ここは奴隷商。 俺は今から売られてどこに行くかもしれず、最悪炭鉱夫によるバッドエンド! でももう構わないよ…………。
「それで、俺たちってどこに売られるの?」
「あぁ、ごめんな! 俺は奴隷商の下っ端だから奴隷じゃないんだよ」
「わ、わかったよ…………」
「それで、どこに売られるかだったな! …………まぁ、まだ決まってないっていうか? 今から決めるっていうか…………」
『『『『ウヲォォォオオオオオオ!』』』』
「な、なんだ!?」
「お、始まったか?」
「何が始まったんだ?」
「奴隷オークションだよ。 運が良ければ良い所に拾われて、運が悪ければ…………まぁ、頑張って自分を売り込んで来い!」
まぁ、良く分からないが今から俺たち奴隷にとって運命を分けることがあるんだろう。
「お前は最後だからな、流石に今日のメインを頭に出すことはできない!」
「俺のことは王様から聞いてないのか?」
「ん? 勇者なんだろ?」
あぁ、これもしかして俺が総合値5だということを知らないな?
「最初はキュリスからだな」
奴隷商のおじさんの指示のもとで、どんどん奴隷が連れていかれ買われていく。
「よし、最後にお前さんだよ」
ついにこの時が来た。 来たしまった…………。 俺のオークションが始まってしまった。
「今回の目玉商品! 提供者はなんと現ハルバード王国の王様であるバゼル王から提供させていただいた、つい先日召喚された勇者だぁぁああああ!」
『『『『『うわぉぉおおおおおお!』』』』』
其処らじゅうで雄叫びが上がっている。
「それでは気になるステータスを…………オープンッ!!」
其処らじゅうにあるモニターに俺のステータスがデカデカと表示される。
「こ、これは…………?」
あぁ、やっぱりこの人たちは知らなかったのだろう…………。
俺がなぜ売られたのかを…………。
「ふ、ふざけるな!?」
どこかで大きな声で怒鳴る声が聞こえる。 まぁ、俺はふざけているつもりはないが? そもそも俺悪くなくない?
最初に叫んだ人を皮切りに俺への罵倒がどんどん酷くなっていく。 観客席から飲み物などのゴミがステージいる俺に投げられてきた。
「み、皆さん落ち着いてください!」
司会の奴隷商も止めに入ってくれたおかげで何とか収まったもののまだ俺への失望感が消えてない人たちは俺を睨みつけてくる。
「それではオークションスタートします。 えぇ―、最初の掛値は100ゴールドでしたが、ステータスがステータスなので1ゴールドからスタートします。 もし今回、買い手がつかなかった場合この奴隷は1ゴールドで奴隷商で販売いたします。」
俺のオークション(自分が景品)が始まった。 始まったが…………
やっぱり誰も手を上げないよな…………。
俺を買っていもいいという人は何処にもいなかった。
「どなたかいませんか?」
奴隷商が質問しても誰も反応しない。
「わ、わかりました! それでは今回は買い手無しということで…………。 これにてオークションは終了となります。 皆様、大変お疲れ様でした」
オークションが終わった後、奴隷商のおじさんが俺のところにやってきて「お前…………。 色々大変なんだな…………」 なんて言って帰って行った。 これが一番泣きそうになった。
◆◆◆◆
翌日、俺は牢屋を移された。 生きていくのに必要最低限しかない部屋ではあったが衛生的に汚いなんてことはなかった。 奴隷商のおじさんが俺の面倒を見るように言われているらしく、俺は奴隷商のおっさんに色々な質問をしていた。
「なぁ、ゴードンさん。 俺っていつまでここにいなきゃいけないんだ?」
「さぁ、な? 売れるまでだ」
ゴードンさんは奴隷商のおじさんのことである。 この牢屋に移動している間に聞いておいた。
「…………」
暇だ。 何か暇つぶしになる物はないのだろうか? そういえば俺、魔力を手に入れたんだよな?
俺は自分の中に小さな何かが巡っていることを意識する。
「最初は土魔法が使いたかったんだよな…………」
俺は自分にも魔法ができるとわかったとき一番最初にしたかったのは娯楽グッズの制作である。
だから土魔法でフィギアを作りたかったのだ。
「でもまずは魔方陣からだな…………なぁ、ゴードンさん、紙と何か書けるものない?」
「あるにはあるがお前さん何をするつもりだ?」
ゴードンさんは俺の見張り役でもあるのだろう俺が何かしでかそうと思ったようだ。
「ちょっと魔法で暇つぶしを…………」
「危ないことはするなよ?」
以外にもすんなりと紙とペンを貸してくれた。
「よし!」
俺は早速魔方陣を書き始める。 魔方陣は王宮の図書館で色々と覚えてきたから大体のものは覚えている。 いやぁ、こんなところで図書館に引き籠っていた恩恵が出るなんてな…………。
俺は魔方陣を書き終わり、魔方陣の上に立つ。
この世界の魔法は詠唱は要らないらしい。 なんでもイメージらしい。 図書館で書いてあったぐらいしか知らないから「らしい」としかいえない…………。
でも詠唱が必要だったら俺は魔法を唱えた後、悶え死んでいたと思う。
「集中集中…………」
時間は夕方。 魔方陣を書くのにかなりの時間が進んでしまっていたためすでに日が暮れそうとしている。
「よし!」
自分の中にある何か小さい力を感じ取って俺は粘土状の土をイメージする。
俺が乗っていた魔方陣が光だし、俺の魔力が魔方陣を通じて俺の目の前に集まっていく。
そしてついに…………
「で、できた」
俺の目の前には拳大の大きさの粘土状の土があった。 いや、俺が今生み出したものだった。
「やった! 魔法がつかぁ────」
あれ?
俺は意識を一瞬にして失ってしまい、次に起きたときは朝になっていた。
そして知らない場所にいた。 俺が国に支給された場所ではない。馬小屋のような場所。 周りは木材で囲まれていて…………
「何だよこれ…………!」
手には手錠がついていた。 首にも首輪がついている。
俺はあまりの事で慌てており状況が分かんなくなっていた。
「あの、大丈夫ですか?」
「ひゅひゃぁあ!」
だから俺が変な声を上げても仕方がないだろう。
いっときして俺は落ち着いて声のしたほうを見る。
知らない子だった。
「誰だお前?」
目の前には知らない女の子がいた。 いや、その他にもたくさんの人がいた。
「私は…………、えっと、キュリスです」
「えっと、キュリス? ここはどこなんだ?」
「ここは、奴隷商…………です」
ん?奴隷商?
俺は王宮にいたはずじゃ?
「おう、坊主起きたか!?」
俺の後ろから声が聞こえる。
振り向くとまた違う人が俺に話しかけてきた。 今度は細身のおじさんだった。
「いやぁ、王様から売りたい勇者がいるって言われた時にはビックリしたが…………。 お前さん、国から売られたんだよ」
「は? マジかよ…………」
なんか嫌な感じはしていたんだよ! あぁ、わかった、もう切り替えていこう! 俺は売られたし、ここは奴隷商。 俺は今から売られてどこに行くかもしれず、最悪炭鉱夫によるバッドエンド! でももう構わないよ…………。
「それで、俺たちってどこに売られるの?」
「あぁ、ごめんな! 俺は奴隷商の下っ端だから奴隷じゃないんだよ」
「わ、わかったよ…………」
「それで、どこに売られるかだったな! …………まぁ、まだ決まってないっていうか? 今から決めるっていうか…………」
『『『『ウヲォォォオオオオオオ!』』』』
「な、なんだ!?」
「お、始まったか?」
「何が始まったんだ?」
「奴隷オークションだよ。 運が良ければ良い所に拾われて、運が悪ければ…………まぁ、頑張って自分を売り込んで来い!」
まぁ、良く分からないが今から俺たち奴隷にとって運命を分けることがあるんだろう。
「お前は最後だからな、流石に今日のメインを頭に出すことはできない!」
「俺のことは王様から聞いてないのか?」
「ん? 勇者なんだろ?」
あぁ、これもしかして俺が総合値5だということを知らないな?
「最初はキュリスからだな」
奴隷商のおじさんの指示のもとで、どんどん奴隷が連れていかれ買われていく。
「よし、最後にお前さんだよ」
ついにこの時が来た。 来たしまった…………。 俺のオークションが始まってしまった。
「今回の目玉商品! 提供者はなんと現ハルバード王国の王様であるバゼル王から提供させていただいた、つい先日召喚された勇者だぁぁああああ!」
『『『『『うわぉぉおおおおおお!』』』』』
其処らじゅうで雄叫びが上がっている。
「それでは気になるステータスを…………オープンッ!!」
其処らじゅうにあるモニターに俺のステータスがデカデカと表示される。
「こ、これは…………?」
あぁ、やっぱりこの人たちは知らなかったのだろう…………。
俺がなぜ売られたのかを…………。
「ふ、ふざけるな!?」
どこかで大きな声で怒鳴る声が聞こえる。 まぁ、俺はふざけているつもりはないが? そもそも俺悪くなくない?
最初に叫んだ人を皮切りに俺への罵倒がどんどん酷くなっていく。 観客席から飲み物などのゴミがステージいる俺に投げられてきた。
「み、皆さん落ち着いてください!」
司会の奴隷商も止めに入ってくれたおかげで何とか収まったもののまだ俺への失望感が消えてない人たちは俺を睨みつけてくる。
「それではオークションスタートします。 えぇ―、最初の掛値は100ゴールドでしたが、ステータスがステータスなので1ゴールドからスタートします。 もし今回、買い手がつかなかった場合この奴隷は1ゴールドで奴隷商で販売いたします。」
俺のオークション(自分が景品)が始まった。 始まったが…………
やっぱり誰も手を上げないよな…………。
俺を買っていもいいという人は何処にもいなかった。
「どなたかいませんか?」
奴隷商が質問しても誰も反応しない。
「わ、わかりました! それでは今回は買い手無しということで…………。 これにてオークションは終了となります。 皆様、大変お疲れ様でした」
オークションが終わった後、奴隷商のおじさんが俺のところにやってきて「お前…………。 色々大変なんだな…………」 なんて言って帰って行った。 これが一番泣きそうになった。
◆◆◆◆
翌日、俺は牢屋を移された。 生きていくのに必要最低限しかない部屋ではあったが衛生的に汚いなんてことはなかった。 奴隷商のおじさんが俺の面倒を見るように言われているらしく、俺は奴隷商のおっさんに色々な質問をしていた。
「なぁ、ゴードンさん。 俺っていつまでここにいなきゃいけないんだ?」
「さぁ、な? 売れるまでだ」
ゴードンさんは奴隷商のおじさんのことである。 この牢屋に移動している間に聞いておいた。
「…………」
暇だ。 何か暇つぶしになる物はないのだろうか? そういえば俺、魔力を手に入れたんだよな?
俺は自分の中に小さな何かが巡っていることを意識する。
「最初は土魔法が使いたかったんだよな…………」
俺は自分にも魔法ができるとわかったとき一番最初にしたかったのは娯楽グッズの制作である。
だから土魔法でフィギアを作りたかったのだ。
「でもまずは魔方陣からだな…………なぁ、ゴードンさん、紙と何か書けるものない?」
「あるにはあるがお前さん何をするつもりだ?」
ゴードンさんは俺の見張り役でもあるのだろう俺が何かしでかそうと思ったようだ。
「ちょっと魔法で暇つぶしを…………」
「危ないことはするなよ?」
以外にもすんなりと紙とペンを貸してくれた。
「よし!」
俺は早速魔方陣を書き始める。 魔方陣は王宮の図書館で色々と覚えてきたから大体のものは覚えている。 いやぁ、こんなところで図書館に引き籠っていた恩恵が出るなんてな…………。
俺は魔方陣を書き終わり、魔方陣の上に立つ。
この世界の魔法は詠唱は要らないらしい。 なんでもイメージらしい。 図書館で書いてあったぐらいしか知らないから「らしい」としかいえない…………。
でも詠唱が必要だったら俺は魔法を唱えた後、悶え死んでいたと思う。
「集中集中…………」
時間は夕方。 魔方陣を書くのにかなりの時間が進んでしまっていたためすでに日が暮れそうとしている。
「よし!」
自分の中にある何か小さい力を感じ取って俺は粘土状の土をイメージする。
俺が乗っていた魔方陣が光だし、俺の魔力が魔方陣を通じて俺の目の前に集まっていく。
そしてついに…………
「で、できた」
俺の目の前には拳大の大きさの粘土状の土があった。 いや、俺が今生み出したものだった。
「やった! 魔法がつかぁ────」
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※この作品はアルファポリス、小説家になろうの両サイトで同時配信しております。
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