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教師になりました編
学園長=悪魔《重要》
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おい作者、出てこい!昨日よくあれで話終わらせてくれたな!
俺はあれから苦労したんだぞ?
あれから……宿屋探してどこも満室で空き部屋がないし、馬小屋を借りれたは良いものの夜は臭いし、寒いし……あげくのはてには残高の殆んどが夕食に消えていったんだぞ!?
そして……
「おい!大人しく出てこい!」
何で俺は朝から軍隊に囲まれているんですか?
教えてもらって良いですかね?
いや、でもほら、人違いだと思うけど……
なんにしたって俺は関係ないだろ。
「空乃木 佑紅!早く出てこい!」
違ったぁぁぁぁああああ!
なんだよ!?完全に俺に関係してるじゃん!
完全に名指ししてきたじゃん!
これって逃げない方がいいかな?
「学園長がお呼びだ、来てもらうぞ?」
「俺に何のご用でしょうか?」
俺はしぶしぶドアを開ける。
開けなかったら馬小屋破壊して来そうだし行くけどさ。
「俺もよく知らんがとにかく学園長がお呼びだ」
「は、はぁ……」
よく分からないならしないで欲しい。
「まぁ、大体予想は出来るが……」
「た、例えば……?」
「拷問、脅迫、張り付け、尋問……」
「あ、もういいです……」
お父さんお母さん先立つ不幸をお許しください……。
………………。
「あの、すいませんがおトイレに……」
「ん?わかったよ。じゃあ、一緒に行くか!」
「あ、はい。」
……逃げれねぇ……。
もうどうとでもなれ!
「あなたこの学校の教師にならない?」
「は?」
あ、やべ……今まで意識抜けてたわ……。
誰だ?前にいる美人さんは……
「すみません、遠慮しときます」
「それはなぜかしら?」
今までショックで記憶がないことが一つ。
なんか怖いからが二つ目。
最後にいきなり呼び出されてムカついているからだ!
……。
「いえ、俺に教師は向いてませんから……」
なんて言えるわけないだろ!
「でも昨日は我が校の生徒がお世話になったそうで」
「ん?何の事だ?」
「パハネール・アージュさんに日本語を教えてあげたらしいですね?」
昨日の女の子のことか……。
この学校の生徒だったんだな。
「あ、はい。すいません」
「いえ、謝る必要はありませんよ。逆に感謝していますから」
はて?俺なんかしたっけ?
「あなたが昨日解いた漢字の読み……あれは実を言うとまだ解読されていない漢字だったんですよ」
「それってどういう漢字ですか?」
「万歳のことです」
「あ、それか……」
「それに漢字もお使いになれるということをお聞きしましたよ?」
「いえ、別に……」
話長いな……。そもそもさっきから話しているが、この人は誰なんだろうか……。
「あのすいません、今更なのですがあなたは誰ですか?」
「え?あ、すいません。わかっているもんだと思っていたから……」
女性は椅子から立ち上がり俺の方を見て綺麗なお辞儀をした。
「すみません。私はこの学校の学校長をしているサトウ•ドラグマと申します」
こいつか!
巨悪の根源はこいつか!?
クソが!PTAに訴えてやる!
「それで改めて伺います。我が校の教師になってもらえませんか?」
「無理です。俺、今から日払いあのバイト探さないとお金ないし、自分で言うのもなんですがそもそも俺自身役立たずなので邪魔者にしかなりませんよ?」
まぁ、異世界転移とかしてるから少しは神の祝福とか魔法の才能とかあるかも知れないけど……
「お金は日払い、もし辞めても手厚い保護をお約束します」
「お話聞かせてもらっていいですか?」
落ちました。えぇ、落ちましたとも。
「日給4万、住居や食べ物とかも全てこちら側が負担でいいかしら?」
「よろしくお願いします」
やったぜ!金が手に入っただけじゃなく衣食住までも……
俺の異世界生活、勝った…………。
「それでは空乃木先生には今から生徒達全員の前で自己紹介をしてもらいます」
「は?」
《ーピンポンパンポンー
学園長からのお知らせです。今から新しい先生いの紹介をします。生徒は直ちに魔法訓練館に集合してください。
ーピンポンパンポンー》
「はぁぁぁぁああああああああああああああああああああああああああああああああ!」
校長は俺の方を見て、
「生徒一万人の前でする自己紹介の内容を考えておいてください」
と言ってきやがった。
俺はあれから苦労したんだぞ?
あれから……宿屋探してどこも満室で空き部屋がないし、馬小屋を借りれたは良いものの夜は臭いし、寒いし……あげくのはてには残高の殆んどが夕食に消えていったんだぞ!?
そして……
「おい!大人しく出てこい!」
何で俺は朝から軍隊に囲まれているんですか?
教えてもらって良いですかね?
いや、でもほら、人違いだと思うけど……
なんにしたって俺は関係ないだろ。
「空乃木 佑紅!早く出てこい!」
違ったぁぁぁぁああああ!
なんだよ!?完全に俺に関係してるじゃん!
完全に名指ししてきたじゃん!
これって逃げない方がいいかな?
「学園長がお呼びだ、来てもらうぞ?」
「俺に何のご用でしょうか?」
俺はしぶしぶドアを開ける。
開けなかったら馬小屋破壊して来そうだし行くけどさ。
「俺もよく知らんがとにかく学園長がお呼びだ」
「は、はぁ……」
よく分からないならしないで欲しい。
「まぁ、大体予想は出来るが……」
「た、例えば……?」
「拷問、脅迫、張り付け、尋問……」
「あ、もういいです……」
お父さんお母さん先立つ不幸をお許しください……。
………………。
「あの、すいませんがおトイレに……」
「ん?わかったよ。じゃあ、一緒に行くか!」
「あ、はい。」
……逃げれねぇ……。
もうどうとでもなれ!
「あなたこの学校の教師にならない?」
「は?」
あ、やべ……今まで意識抜けてたわ……。
誰だ?前にいる美人さんは……
「すみません、遠慮しときます」
「それはなぜかしら?」
今までショックで記憶がないことが一つ。
なんか怖いからが二つ目。
最後にいきなり呼び出されてムカついているからだ!
……。
「いえ、俺に教師は向いてませんから……」
なんて言えるわけないだろ!
「でも昨日は我が校の生徒がお世話になったそうで」
「ん?何の事だ?」
「パハネール・アージュさんに日本語を教えてあげたらしいですね?」
昨日の女の子のことか……。
この学校の生徒だったんだな。
「あ、はい。すいません」
「いえ、謝る必要はありませんよ。逆に感謝していますから」
はて?俺なんかしたっけ?
「あなたが昨日解いた漢字の読み……あれは実を言うとまだ解読されていない漢字だったんですよ」
「それってどういう漢字ですか?」
「万歳のことです」
「あ、それか……」
「それに漢字もお使いになれるということをお聞きしましたよ?」
「いえ、別に……」
話長いな……。そもそもさっきから話しているが、この人は誰なんだろうか……。
「あのすいません、今更なのですがあなたは誰ですか?」
「え?あ、すいません。わかっているもんだと思っていたから……」
女性は椅子から立ち上がり俺の方を見て綺麗なお辞儀をした。
「すみません。私はこの学校の学校長をしているサトウ•ドラグマと申します」
こいつか!
巨悪の根源はこいつか!?
クソが!PTAに訴えてやる!
「それで改めて伺います。我が校の教師になってもらえませんか?」
「無理です。俺、今から日払いあのバイト探さないとお金ないし、自分で言うのもなんですがそもそも俺自身役立たずなので邪魔者にしかなりませんよ?」
まぁ、異世界転移とかしてるから少しは神の祝福とか魔法の才能とかあるかも知れないけど……
「お金は日払い、もし辞めても手厚い保護をお約束します」
「お話聞かせてもらっていいですか?」
落ちました。えぇ、落ちましたとも。
「日給4万、住居や食べ物とかも全てこちら側が負担でいいかしら?」
「よろしくお願いします」
やったぜ!金が手に入っただけじゃなく衣食住までも……
俺の異世界生活、勝った…………。
「それでは空乃木先生には今から生徒達全員の前で自己紹介をしてもらいます」
「は?」
《ーピンポンパンポンー
学園長からのお知らせです。今から新しい先生いの紹介をします。生徒は直ちに魔法訓練館に集合してください。
ーピンポンパンポンー》
「はぁぁぁぁああああああああああああああああああああああああああああああああ!」
校長は俺の方を見て、
「生徒一万人の前でする自己紹介の内容を考えておいてください」
と言ってきやがった。
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