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44話 最初で最後
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44話 最初で最後
初め痛いけど、そのうち痛くなくなるってりおんくん言ってたけど…
そのうちって…いつ?
何回ヤればいいの?
俺とかずまに残された時間は…
【13H】
せめて、俺…
後悔したくないっ…
りおんくんからもらった、潤滑ゼリーを手に取って、手のひらになじませるかずま
なんか…手慣れてて…
嫌!
そう言えば、キスも体に触れるのも…なんか慣れてた…
俺は
『…かず…は、初めてじゃないの?』
思わず聞いてしまった…
『あっ…えっ…ごめんっ…』
ごめんの意味、今回はわかった。
付き合ってた女の子か…?
そんな事聞かなければよかったって思った。
でも、気になって仕方なかったから聞いてしまったけど、聞いた事に後悔した。
慣れた手つきも、キスが上手いのも…
俺が初めてじゃないから…
今更、過去に嫉妬しても仕方がないけど…
気にならないと言えば嘘になる。
たぶんわかりやすく落ち込んでる俺
『しょうくん。…好きなのは、ずっとしょうくんひとりだったよ。信じてもらえないかもしれないけど…ずっとしょうくんだけだった。…』
俺をなだめる様に話始めるかずま
『高校離れれば…女の子と付き合えば…誰かとえっちな事したら…しょうくんを忘れられるかもって、思ったけど…全然忘れられなかった。それどころか…しょうくんが恋しくなって…しょうくんならこうしたかも?なんて考えたりして、女の子と居るのにしょうくんを思ったりして、しょうくんとえっちな事したらって…俺、けっこうサイテーだった。』
『俺は…かずまが最初で最後だから…』
苦笑いのかずまは
『最初…かもしれないけど…最後じゃなくていい。しょうくんには幸せになって欲しい。普通に結婚して、普通に子供が出来て…普通の幸せを手にして欲しい…それが俺の願いだから』
そう言ったかずまは苦しそうで、寂しそうだった。
だから…
『嘘だろ!全然そんな事思ってないだろ?』って言った。
かずまは困った顔して、俺を見て
『そう言っておかないと、だめじゃん?』
『ほんとうは?』
『…………』
黙ったまま、何も言わないかずま
『ほんとうの気持ち聞きたいっ!!本当の事言ってよ!』
って、問い詰めたら…
『嫌…嫌だ!誰にも抱かせたくないし!誰も抱いて欲しくないっ!俺が死んでも俺の事しか考えられなくて、俺の事だけ考えてて欲しいっ!!』
早口で言葉をぶつける様にいったかずまは少し後悔しているみたいだったけど
俺は嬉しかった!
『うんっ!お前の事だけ考えて、歳とる!!』
激しくキスされて、求めあう…
かずまには俺だけだし
俺にはかずま…お前だけだから。
最初で最後でいいっ!!
他なんて知らなくていい!
【当たり前】や【普通】なんて…
全然幸せじゃないっ!!
かずま以外との幸せなんて考えられない!!
キスが気持ちよくて、流れて来るかずまの唾液が甘くて…
触れられるだけで気持ちいいっ…
潤滑ゼリーで濡れた指が、後孔に押し当てられて…
『ゆっくり、息して…』
って、甘く囁かれる
けれど、カラダは緊張で強張ってて…それなのに疼きが止まらない
怖いけど…期待してる…相反する感情
ゆっくりとナカに指が挿入されて…
『…うっ…ふぅっ…』
『痛い?』
心配そうに俺の顔を見ながら、ゆっくりとナカで指動かされて…
自分で弄った時ほど、違和感が無いのはなぜだろう?
『…しょうくんっ…大丈夫?…しょうくん…』
名前呼ばれる度に、違和感が消えていくようなそんな不思議な現象が起こってて、
『ナカ…随分解れてきたよ』って、ホっとしてるかずまを見ると俺まで安心する
俺のナカで動く指が、時折くちゅっと音を立て始める。
その度に、何とも言えないものが込み上げてきて…
奥の方がズキズキしだす。
『…ンンっ…あっ…ンンっ…』
『だいぶ、良くなってきた?指増やすよ?』
指増やされて、くちゅってナカ弄られると…
『っ///…あぁっ…なんか…ナカっ…へんっ…』
俺…なんか、おかしいっ!
ナカ…気持ちよくなってきてるっ///
初め痛いけど、そのうち痛くなくなるってりおんくん言ってたけど…
そのうちって…いつ?
何回ヤればいいの?
俺とかずまに残された時間は…
【13H】
せめて、俺…
後悔したくないっ…
りおんくんからもらった、潤滑ゼリーを手に取って、手のひらになじませるかずま
なんか…手慣れてて…
嫌!
そう言えば、キスも体に触れるのも…なんか慣れてた…
俺は
『…かず…は、初めてじゃないの?』
思わず聞いてしまった…
『あっ…えっ…ごめんっ…』
ごめんの意味、今回はわかった。
付き合ってた女の子か…?
そんな事聞かなければよかったって思った。
でも、気になって仕方なかったから聞いてしまったけど、聞いた事に後悔した。
慣れた手つきも、キスが上手いのも…
俺が初めてじゃないから…
今更、過去に嫉妬しても仕方がないけど…
気にならないと言えば嘘になる。
たぶんわかりやすく落ち込んでる俺
『しょうくん。…好きなのは、ずっとしょうくんひとりだったよ。信じてもらえないかもしれないけど…ずっとしょうくんだけだった。…』
俺をなだめる様に話始めるかずま
『高校離れれば…女の子と付き合えば…誰かとえっちな事したら…しょうくんを忘れられるかもって、思ったけど…全然忘れられなかった。それどころか…しょうくんが恋しくなって…しょうくんならこうしたかも?なんて考えたりして、女の子と居るのにしょうくんを思ったりして、しょうくんとえっちな事したらって…俺、けっこうサイテーだった。』
『俺は…かずまが最初で最後だから…』
苦笑いのかずまは
『最初…かもしれないけど…最後じゃなくていい。しょうくんには幸せになって欲しい。普通に結婚して、普通に子供が出来て…普通の幸せを手にして欲しい…それが俺の願いだから』
そう言ったかずまは苦しそうで、寂しそうだった。
だから…
『嘘だろ!全然そんな事思ってないだろ?』って言った。
かずまは困った顔して、俺を見て
『そう言っておかないと、だめじゃん?』
『ほんとうは?』
『…………』
黙ったまま、何も言わないかずま
『ほんとうの気持ち聞きたいっ!!本当の事言ってよ!』
って、問い詰めたら…
『嫌…嫌だ!誰にも抱かせたくないし!誰も抱いて欲しくないっ!俺が死んでも俺の事しか考えられなくて、俺の事だけ考えてて欲しいっ!!』
早口で言葉をぶつける様にいったかずまは少し後悔しているみたいだったけど
俺は嬉しかった!
『うんっ!お前の事だけ考えて、歳とる!!』
激しくキスされて、求めあう…
かずまには俺だけだし
俺にはかずま…お前だけだから。
最初で最後でいいっ!!
他なんて知らなくていい!
【当たり前】や【普通】なんて…
全然幸せじゃないっ!!
かずま以外との幸せなんて考えられない!!
キスが気持ちよくて、流れて来るかずまの唾液が甘くて…
触れられるだけで気持ちいいっ…
潤滑ゼリーで濡れた指が、後孔に押し当てられて…
『ゆっくり、息して…』
って、甘く囁かれる
けれど、カラダは緊張で強張ってて…それなのに疼きが止まらない
怖いけど…期待してる…相反する感情
ゆっくりとナカに指が挿入されて…
『…うっ…ふぅっ…』
『痛い?』
心配そうに俺の顔を見ながら、ゆっくりとナカで指動かされて…
自分で弄った時ほど、違和感が無いのはなぜだろう?
『…しょうくんっ…大丈夫?…しょうくん…』
名前呼ばれる度に、違和感が消えていくようなそんな不思議な現象が起こってて、
『ナカ…随分解れてきたよ』って、ホっとしてるかずまを見ると俺まで安心する
俺のナカで動く指が、時折くちゅっと音を立て始める。
その度に、何とも言えないものが込み上げてきて…
奥の方がズキズキしだす。
『…ンンっ…あっ…ンンっ…』
『だいぶ、良くなってきた?指増やすよ?』
指増やされて、くちゅってナカ弄られると…
『っ///…あぁっ…なんか…ナカっ…へんっ…』
俺…なんか、おかしいっ!
ナカ…気持ちよくなってきてるっ///
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