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赤点

生徒×先生

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-碓氷 隼人(うすい はやと)高校2年。
俺には、とある秘密がある。

それは.....


「あ、碓氷お前後で理科準備室こいよ」

この学校で理科を教えている、藤沢 慶彦(ふじさわ よしひこ)が恋人だということ。



 ガラッ(ドアを開ける音)
「なんですか...呼び出して...」

俺が呼び出されるのは決まってテスト前。俺は、理科が出来ない。だから毎回赤点回避のために先生直々に教えてくれる。

まぁ、教えて貰ったところで俺には何も入ってきてないんだけど。
そこでだ。必ずいつも言われる事がある。

「あぁ、隼人。毎回言うが俺のテストで赤点とったらどうなるか、分かってるよね?」

これだ。俺はこの"どうなるか"がすごく気になるが、先生はサイコパスっぽいから、想像するだけで恐ろしい。
だから毎回なんとか赤点は回避している。

だが、今回は赤点の可能性がありすぎる。俺の生理的に受け付けない、物理と化学がテスト範囲にある。
範囲を見た瞬間に、「あ、これ俺死ぬわ。」と悟ったくらいだ。


「はい。じゃあ、ここ座って。ワーク24ページ解けたら見せて。」

もちろん、俺は1問も解けない。
大した難問ではないらしいが、俺にとっては難しくて禿げそうなくらいだ。

30分くらい固まっていた時、

「もしかしてさぁ、解けないの...?」

と後ろから耳に囁いてきた。
息が耳に当たって、体がビクッとしてしまう。

「ほら、これは中学の復習でしょ...N求めるだけじゃん...cm²は㎡にしないとダメ。」

わざとやってんのかってくらい、耳に息を当ててくる。
今日は時間がなくて、1度お開きになり続きを明日やることになった。


次の日の朝。
先生に教えてもらうのは最低限のことにして、昨日みたいことはされないように友達の中島に朝から付きっきりで教えて貰った。
その成果もあってか、ほんとに少しだけ解けるようになった。

その日の放課後もまた、呼び出された。

「じゃあ、昨日の続きからな。....ん?あ、やってあるじゃん.........おぉ、これ以外は合ってる。」

先生は俺の頭をわしゃわしゃ撫でた。
少し照れくさかった。

「あと少し苦手潰せば何とかなるね。
そしたら、赤点回避できるね。」

先生は、ニコッと不敵な笑みを浮かべた。気味悪い笑顔だなと思った。


それから1週間、毎日先生に教えて貰い、なんとか解けるようになった。
そして、明日はテスト当日。
今日は早めに寝て、明日に備える。



-ついにテストの日が来た。
理科だけは赤点を回避したい。
ただそれだけを思っていた.....が、
理科のテスト勉強を物理だけやっていたから、化学が全くと言っていいくらい分からない。
しかも、物理の問題が4問に大して化学は15問。
嫌な胸騒ぎがした。


予感は的中し、返却されたテストは...
27点。赤点だった。

「うわ....まじかよ....うわ...」

この後何が待っているのかと思うと、
夜も眠れなさそうだ。


帰ってきたテストの端に
「今日は家来い。」
と先生の字で書かれていた。

あ、今日は俺の命日かもしれない。
そう思った。

放課後、帰りのホームルームあとに先生に見つかる前に帰ろうとしたが、
先生はクラス担任では無いから、昇降口で待ち伏せていた。
そして、呆気なく捕まってしまった。

先生の車に乗り、家に行き直ぐに布団に押し倒された。

「隼人....、お前、赤点とった、な?お前のことだから物理だけやって、化学と他のとこやってないんだろ。」

先生はきっと、エスパーなんだと思った。俺のことは全てお見通しというわけで、反抗するのを諦めた。
きっといまからめちゃくちゃに犯されるんじゃないかとか思っている。

「もしかしてさぁ...いまから犯されるんじゃないかとか思ってる?」

あ、やっぱり先生はエスパーだと俺は確信した。顔は笑っているが、目の奥が死んでいる。ほんとに赤点とった俺に怒っていると伝わってきた。
その時、先生の携帯がなった。

「あ、ごめん隼人。急用。ちょっと行ってくるからさぁ.....






俺が帰ってくるまで、これ、付けてて。あ、あと何回イったか数えとけよ。
答えられたら、気持ちいことしてやるよ。」

と、リモコン式のローターを俺の中に入れてきた。
リモコンは先生が持って行ってしまった。

「じゃあ、いい子で待ってろよ。」

俺の口にキスをして、先生行ってしまった。その時、ローターが激しく小刻みに震えだし、俺の前立腺に当たって来た。

「ん!っ....あ、ぁぁ...これ、ダメっ....んぁぁっ....」



-何回イっただろうか。
頭がぼーっとしてくる。気持ちよすぎて腰がうねってしまう。
ちょっと時間が経つとローターの振動の強さが変わる。それがまた気持ちよかった。

「ただいま.....ん..いい感じにとろけてるね.....」

先生はすごく満足そうで、ローターを止めてくれるのだと思ったら、いちばん強い設定にしてイクまで止めてくれなかった。


「はい。おしまい。で?何回?」

「わ、わかんない....」

そう答えると、先生は

「そっか。じゃあ、シャワー浴びておいで。そしたら送っていくから。」

と言った。

「....してくれないの...?」

と聞くと、

「だって、数言えたらって俺は言ったよ?数えてない隼人が悪いんでしょ?」

と返してきた。
そして、そのあと付け足すように、

「じゃあ次のテストで50点取れたら、おかしくなるまで突いてやるよ。」

と言って、別の部屋へ行ってしまった。







生徒×先生 END
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